ビルボード Hot 100(2015/09/19付) トップ10解説

 
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2015/09/19付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位アップ (先週-位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – What Do You Mean?
史上23曲目となる初登場1位。
“Where Are U Now” に続くフォー・ワード・クエスチョン(4単語の質問)で、ジャスティンは7曲目のトップ10で初の1位。ブリージーなヴォーカルとトロピカルでハウスっぽい雰囲気が特徴的で、気まぐれに変わる女心に困惑させられる様子が歌われています。
【解説・和訳】What Do You Mean / Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト10


2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Can’t Feel My Face
VMAでのパフォーマンス効果でポイントは大幅上昇も2度目の1位陥落。
ウィークエンドはこの曲が1位を獲得したことについて、『まさかここまでのヒットになるとは考えたこともなかった。これまでの努力が報われた。』と語っています。
【解説・和訳】Can’t Feel My Face / The Weeknd(ザ・ウィークエンド)


3位右上矢印 (先週4位、最高位3位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – The Hills
ワンランクアップで最高位更新。
同一アーティストがトップ3に2曲ランクインするのは、昨年のテイラー・スウィフト(”Blank Space” が1位、”Shake It Off” が3位)以来。男性のリード・アクトとしてはT.I.(”Live Your Life” が1位、”Whatever You Like” が2位)以来7年ぶり。


4位右下矢印 (先週3位、最高位3位)
Silento(サイレント) – Watch Me
“The Hills” と入れ替わりでトップ3から陥落。
9月から高校2年生になったサイレント、この曲で踊っているホイップとネイ・ネイを含めてダンスを習ったことはないそうです。


5位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
OMI(オーミ)- Cheerleader
3ランクダウン。
原曲は彼女がいた8年前に書いたというオーミ、『ハミングでフックの部分ができて、あとはジグソー・パズルのピースを埋めるみたいに簡単にできた』と語っています。


6位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
Major Lazer(メジャー・レイザー) & DJ Snake(DJスネーク) feat. MØ(ムー) – Lean On
今週もワンランクダウン。
フックの “We need someone to lean on”(私たちは頼れる誰かが必要)というフレーズはビル・ウィザースの名曲 “Lean On Me”(1972年に1位獲得、クラブ・ヌーヴォーのカヴァーでも1987年に1位獲得)の引用だそうです。
【解説・和訳】Major Lazer(メジャー・レイザー) – Lean On


7位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
Selena Gomez(セレーナ・ゴメス) feat. A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー) – Good For You
セレーナは自己最高位更新できず一歩後退。
全体的に官能的な歌詞になっているこの曲、フックでは『このドレスを床に脱ぎ散らかすの それもあなた好みでしょ』、ブリッジでは『そこ(オーガズム)に連れて行ってあげる』と歌われています。


8位右下矢印 (先週7位、最高位7位)
Fetty Wap(フェティ・ワップ) feat. Remy Boyz(レミー・ボーイズ) – 679
こちらもワンランクダウン。
VMAでは “Artist To Watch” 賞を獲得したフェティ、確かに注目すべきアーティストであるものの、この曲のビデオに関してはラッパーが必ず一度はやるお決まりの内容なので…という声もあるようです。


9位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
R. City(ロック・シティ) feat. Adam Levine(アダム・レヴィーン) – Locked Away
次の1位候補と見られていたものの一歩後退。
胸を打つ歌詞、アダムの魅力的な高音ヴォーカルとそれを引き立てるロック・シティのヴァース、アダムも言っているように『全てが完璧』だと思います。


10位アップ (先週13位、最高位8位)
Skrillex & Diplo(スクリレックス&ディプロ) with Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Where Are U Now
VMA効果で8週間ぶりにトップ10復帰。
この曲のビデオについて、スクリレックスとディプロは『僕らはファンのおかげで有名になれた。今の自分たちがあるのはみんなのおかげ。ジャスティンも辛い時期にこの曲を書いて同じことを感じた。このビデオにはファンへの感謝が込められている』と語っています。

以上、最新のチャートでした。

(関連記事、コメント欄はこの下)

 
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コメント

  1. はろ より:

    サイレントてすごいですね。高校生で世界的にヒットするとは。どういうきっかけでデビュー出来たのかなぁ。