ビルボード Hot 100(2015/10/24付) トップ10解説

 
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2015/10/24付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – The Hills
自己最長となる4週目の1位。
エミネムとニッキー・ミナージュをそれぞれフィーチャーした2曲のリミックス・バージョンがリリースされたことも好調の要因。先週は公開バラエティ番組のサタディ・ナイト・ライブでニッキー・ミナージュと共演、この曲をパフォーマンスしています。


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Drake(ドレイク) – Hotline Bling
デジタルチャートを制して2位まで上昇。
“The Hills” はチャートポイントを3%落としているのに対してこちらは15%アップ。今週オフィシャル・ビデオがリリースされるという噂もあり、来週の1位は「射程圏内」。


3位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – What Do You Mean?
ポップ・ソングのチャートでは1位獲得ながらワンランクダウン。
自身初のNo.1ソングとなったこの曲、ビルボード Hot100 の順位をもとにスコア化したジャスティン・ビーバーのヒット曲ランキングでは “As Long As You Love Me”、”Boyfriend” を抜いて1位になっています。
【解説・和訳】What Do You Mean / Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト10(更新)


4位右上矢印 (先週7位、最高位3位)
Silento(サイレント) – Watch Me
ストリーミングが27%増えて3ランクアップ。
再上昇の要因は子供のアメフト・チームによるパフォーマンス効果で、ストリーミングのチャートではこれで10週目の1位。ちなみに同チャートでの最長記録はイギー・アゼリアの “Fancy” とマイリー・サイラスの “Wrecking Ball” の13週。


5位右矢印 (先週5位、最高位5位)
Fetty Wap(フェティ・ワップ) feat. Remy Boyz(レミー・ボーイズ) – 679
変わらずトップ5をキープ。
表記上は “featuring Remy Boyz” となっているこの曲ですが、先日リリースされたアルバムのバージョンではP・ダイスのヴァースはカットされて “featuring Monty” となっており、何かあったのでは?と噂されています。


6位右下矢印 (先週4位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Can’t Feel My Face
2ランクダウンもトップ10はこれで16週目。
今年のトップ10滞在週ランキングではサイレントの “Watch Me”、オーミの “Cheerleader” と並んで8位タイ。 ちなみに、前作の “Earned It (Fifty Shades Of Grey)” は18週。
【解説・和訳】Can’t Feel My Face / The Weeknd(ザ・ウィークエンド)


7位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
R. City(ロック・シティ) feat. Adam Levine(アダム・レヴィーン) – Locked Away
ワンランクダウン。
評論家には高評価ながら伸び悩んでいるこの曲、起爆剤とばかりに、このタイミングでリル・ウェインのラップが加わったリミックス・バージョンがリリースされています。


8位右上矢印 (先週9位、最高位8位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – Stitches
ワンランクアップで最高位更新。
『曲作りで大切なのは生な感情をどれだけ曲に取り込めるかってこと。そういう意味ではこの曲は成功していると思う』と語っている17歳のショーン・メンデス、失恋での傷心は体験済みのようです。


9位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – Wildest Dreams
一歩後退。
一部では白人至上主義、植民地主義という批判も出ているこの曲のビデオ、監督した韓国人のジョゼフ・カーンはそんな趣旨はないと反論、「1950年代の女優のロマンスを描いたラブ・ストリー」と説明しています。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20(更新)


10位右矢印 (先週10位、最高位5位)
Selena Gomez(セレーナ・ゴメス) feat. A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー) – Good For You
何とかトップ10をキープしてこれで10週目。
体の免疫系が健康な組織を破壊する「ループス」という難病を発症して化学療法を受けていたというセレーナ。ビルボードのインタビューで、ゴシップ報道については『何も知らないくせに。このろくでなし』、友人のテイラー・スウィフトに対しては『元気をくれた』と語っています。

トップ10圏外ではマックルモア&ライアン・ルイスの “Downtown” が15位→14位、アイハートメンフィスの “Hit The Quan” が17位→15位、ドレイク&フューチャーの “Jumpman” が21位→16位となっています。

以上、最新のチャートでした。

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コメント

  1. はろ より:

    見ました!ニッキーとの相性なかなか良いですね。ちょっと胸の谷間が気になりました。

  2. 名無し より:

    Drake最近かなり好調ですね