ビルボード Hot 100（2015/08/29付） トップ10解説

ビルボード Hot 100（2015/08/29付）トップ10解説

2015/8/18（9年前）

2015/08/29付ビルボード Hot 100 トップ10解説

ビルボードの集計ミスにより順位が一部変わっているので修正しました。
（ビデオが間違いで本文のほうが正しい順位です。）

1位

(先週2位、最高位1位)
OMI（オーミ）- Cheerleader
チャートポイントは1%ダウンながら返り咲きで5週目の1位。
オーミは先週放送の米人気公開オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にゲストで出演、オープニングでこの曲をパフォーマンスしていますが、声が上ずっていて個人的にはイマイチという印象でした。

2位 (先週1位、最高位1位)
The Weeknd（ザ・ウィークエンド） – Can’t Feel My Face
チャートポイントが5%ダウンして1週で1位から陥落。
ドラッグを想起させるこの曲についてウィークエンド本人は、『女性との情事は感覚の麻痺を伴うけども、それが楽しくてやめられないという曲』と説明しているようです。
【解説・和訳】Can’t Feel My Face / The Weeknd（ザ・ウィークエンド）

3位 (先週4位、最高位3位)
Silento（サイレント） – Watch Me
トップ3に復帰。
大ヒット上映中の映画『ミニオンズ』のキャラクターが “Watch Me” と可愛く歌うビデオが話題になっていることも好調の一因かもしれません。

4位 (先週5位、最高位4位)
Major Lazer（メジャー・レイザー） & DJ Snake（DJスネーク） feat. MØ（ムー） – Lean On
ワンランクアップで最高位更新。
この曲ではサイレンのようなヴォーカルと言われているムー、最大限に注意を引くことができるという意味だそうです。
【解説・和訳】Major Lazer（メジャー・レイザー） – Lean On

5位 (先週11位、最高位5位)
The Weeknd（ザ・ウィークエンド） – The Hills
ジャンプアップで4週ぶりにトップ10復帰。
もともと “Mood Music” というタイトルで今年3月にお披露目されていた曲で、その名のとおりのムード・ミュージック。常に誰かに監視されているというヒルズ（複合施設）での生活の居心地の悪さが歌われており、シャローン・ストーン主演映画「硝子の塔」を想起させる曲。

6位 (先週7位、最高位6位)
Rachel Platten（レイチェル・プラッテン） – Fight Song
ワンランクアップで最高位更新。
日曜日に開催された “Teen Choice Awards” でこの曲をパフォーマンスしたレイチェル、いろんなファイターたちのために歌ったそうです。

7位 (先週9位、最高位2位)
Fetty Wap（フェティ・ワップ） – Trap Queen
これで23週目のトップ10。
テイラー・スウィフトとこの曲で共演したものの彼女の電話番号はゲットできなかったというフェティ、23週トップ10滞在はビルボード史上30曲目で、1位になれなかった曲としてはエド・シーランの “Thinking Out Loud” 以来10曲目となっています。

8位 (先週10位、最高位7位)
Fetty Wap（フェティ・ワップ） feat. Monty（モンティ） – My Way
再上昇で2ランクアップ。
オフィシャル・ビデオはまだないもののライブでのパフォーマンスを含む地道なプロモーションが奏功しているようです。

9位 (先週6位、最高位1位)
Taylor Swift（テイラー・スウィフト） feat. Kendrick Lamar – Bad Blood
3ランクダウンもトップ10はなんとかキープ。
サプライズに満ちていると言われている “1989ツアー” で先週はフィフス・ハーモニーと共演したテイラー、彼女のヒット曲ランキングでは “I Knew You Were Trouble.” を抜いてこの曲が3位まで上昇しています。
Taylor Swift（テイラー・スウィフト） – ヒット曲ベスト20（更新）