1985年の今日(10月12日)、1位を獲得した Ready For The World(レディ・フォー・ザ・ワールド)の “Oh Sheila” について解説しました。
ヴォーカルはプリンス風、そして彼のプロテジェ(弟子)のシーラ・Eを思わせるタイトルが話題になった曲で、プリンスが確立したミネアポリス・サウンドのファンク。
ヴォーカルのメルヴィン・ライリーはこの曲のタイトルについて『ほとんど “Oh Lisa” で決まりかけてたけど、”Oh Sheila” のほうがサウンド的にベストだった』と語っており、シーラ・Eとの関係を完全否定していますが、明らかに「狙った」感じがします。
フック(サビ)では、
オー、シーラ
君を愛したい 朝までずっと
オー、シーラ
わかってるよね 俺が君の唯一の男になりたいってことを
と歌われており、バックビートはプリンスの “Lady Cab Driver” にインスパイアされているようです。
「プリンス・ファミリーではない」と言う彼ら、だったら「コピーバンド」ということになるのかもしれません。