2015/12/05付 ビルボード Hot 100 トップ10解説
1位 (先週1位、最高位1位)
Adele(アデル) – Hello
1週間でのアルバムセールスも史上最高を記録して4週目の1位。
同名異曲で1984年にNo.1ヒットを放っているライネル・リッチーから『ハロー、君が探しているのは僕かい?』(自身の “Hello” の歌詞を引用)というツイートを受けたアデル、『ハローつながりのライオネルと私は絶対一緒に何かやるべきだから共演を提案したの。多分、実現すると思うわ。』とコメントしています。
【解説・和訳】Hello / Adele(アデル)
2位 (先週3位、最高位2位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Sorry
今週もワンランクアップで最高位復帰。
日曜日に開催されたAmerican Music Awards(以下、AMA)ではスクリレックス&ディプロとの共演でコラボレーション・オブ・ザ・イヤーを受賞したジャスティン、雨の演出でびしょ濡れになりながらこの曲をパフォーマンスしています。
3位 (先週2位、最高位2位)
Drake(ドレイク) – Hotline Bling
ワンランクダウン。
キーシャ・コール、サム・スミス&ディスクロージャー、チャーリー・プース、アレッシア・カラ、ジャスティン・ビーバーなど多くのアーティストのリミックス・バージョンが存在するこの曲、今度はアデルがオフィシャル・リミックス版をリリースするようです。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Love Yourself
ジャスティン・ビーバーは9曲目となるトップ10。
エド・シーランとの共作。ジャスティン自身はアルバム “Purpose” の中で最も気に入っている曲だそうですが、『そんなに自分の見た目が気に入っているなら 自分を好きになれば』、『僕の友達が嫌いと言ってたけど問題があるのは君だよ』と攻撃的な歌詞になっています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト10(更新)
5位 (先週6位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – What Do You Mean?
アルバムのリリース効果で再上昇。
ジャスティンはリードアクトとしてはビートルズ以来となるトップ5に3曲がランクイン。
AMAでのパフォーマンスはこの曲から、”Where Are U Now”、”Sorry” のメドレーで3曲を披露。ビルボードが選ぶベスト&ワーストパフォーマンスでは2位になっています。(1位はアリアナ・グランデの “Focus”、最下位はジェニファー・ロペスの “Waiting For Tonight”)
【解説・和訳】What Do You Mean / Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)
6位 (先週4位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – The Hills
2ランクダウンでトップ5から陥落。
AMAではFAVORITE MALE ARTIST(SOUL/R&B)に選ばれてプリンスから賞を受け取ったザ・ウィークエンド、炎が燃え盛る演出の中でこの曲をパフォーマンスしていますが、声が上ずっていて評判はあまりよくなかったようです。
【解説・和訳】The Hills / The Weeknd(ザ・ウィークエンド)
7位 (先週5位、最高位4位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – Stitches
こちらも2ランクダウン。
AMAではレッド・カーペット・ショーとして屋外でこの曲をパフォーマンスしたショーン・メンデス、観客は十数人だったようです。
8位 (先週7位、最高位4位)
Fetty Wap(フェティ・ワップ) feat. Remy Boyz(レミー・ボーイズ) – 679
ワンランクダウン。
AMAではNEW ARTIST OF THE YEARとFAVORITE ARTIST(RAP/HIP-HOP)の2部門にノミネートされており、自分への投票をツイッターで呼びかけていたフォロワー40万人のフェティ・ワップ、同34万人のサム・ハントと同2,000万人のニッキー・ミナージュに敗れ、2部門とも受賞は逃しています。
9位 (先週8位、最高位5位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – Wildest Dreams
同じくワンランクダウン。
AMAではパフォーマンスはなかったものの、”Blank Space” で SONG OF THE YEAR、”1989″ でFAVORITE ALBUM(POP/ROCK)の2冠に輝いています。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20
Alessia Cara(アレッシア・カラ) – Here
アレッシア・カラは初のトップ10。
クラブで『両手を高く上げて!』と言われるのがうんざりというロードの “Team” を想起させるアンチ・パーティ・ソングで、『自分に問いかけるの。私ここで何やってんだろう?って』と歌われています。
アレッシア・カラのランクインでまたカナダ人率が高くなったトップ10ですが、圏外でトップ10入りしそうなのはセレーナ・ゴメスの “Same Old Love”(14位→13位)、ミッシー・エリオット ft. ファレル・ウィリアムスの “WTF”(91位→22位)となっています。
また、今週HOT100に17曲がランクインして記録となったジャスティン・ビーバーですが、来週はAMAのパフォーマンス効果で更なる躍進が予想されています。
以上、最新のチャートでした。
(関連記事、コメント欄はこの下)
コメント
ジョーン応援したくなっちゃいました。頑張ってほしい!
ウィークエンドは緊張していたのですかね?
ショーンはちょっとかわいそうでした。
ウィークエンドはライブがあまり得意じゃないような…
Uptown Funk、Where U Nowも再び大幅ランクアップですね。
嬉しいです。
今週は久々にチャートに大きな変化がありましたね。
Where Are U Nowは来週さらにランクアップするかも。
ジャスティンすごすぎですね・・・。
ドレイクもすごかったのに、それを軽く超えるとは。
メーガン&エルのトップ10落ち、そしてファレルの大幅なランクアップは以外でした。
アデルはイン・シンクの240万を抜いたということですよね?素晴らしいです
ジャスティン、やっぱりすごいですね。ファンの力を感じます。
メーガンはAMAのパフォーマンス効果で再上昇するかも。
アデルはイン・シンク抜きました。