ビルボード Hot 100(2016/02/06付) トップ10解説

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2016/02/06付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Sorry
3週目の1位。
リリース前のプレビュー・ビデオにはミシェル・オバマ大統領夫人が出演していたこの曲、リリース後にはオバマ大統領がこの曲を歌うパロディ・ビデオ(編集で歌っているように見せているだけ)が出回っています。
【解説・和訳】Sorry / Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Love Yourself
10週目のトップ10で最高位更新。
ジャスティンはこれでザ・ウィークエンドが “Can’t Feel My Face” と “The Hills” で達成して以来となる、史上18組目(Hot100では17組目、2曲ともメインアクトだと11組目)の1位2位独占アーティストとなっています。また、1位とは僅差で、ビルボードは来週この曲が自身の曲に代わってトップに立つ可能性を示唆しています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


3位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Adele(アデル) – Hello
一歩後退。
リリース初週のセールスとストリーミング数など様々な新記録を作ってきたこの曲、今度はYouTubeでの再生回数が史上最速で10億回に達し、また新たな記録が加わっています。
【解説・和訳】Hello / Adele(アデル)


4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
Twenty One Pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ) – Stressed Out
チャートポイントは順調に伸びているものの4位変わらず。
『もっといい歌詞を歌える声があったらよかったのに』と歌われているこの曲、「もっといい歌詞」とはプリフックの『俺の名前はブラリー・フェイス(ぼんやり顔:この曲が収録されているアルバム名) 君がどう思うか気になるんだ』という、ちゃっかり自分たちのアルバムをアピールしている歌詞のことかもしれません。


5位右上矢印 (先週6位、最高位5位)
Alessia Cara(アレッシア・カラ) – Here
最高位更新でトップ5入り。
女性ソロアーティストのデビューソングがトップ5入りしたのはトーヴ・ローの “Habit (Stay High)”(最高位3位)以来、1年3ヶ月ぶりとなっています。


6位右上矢印 (先週8位、最高位4位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – Stitches
再上昇で2ランクアップ。
トップ10はこれで17週目。UKチャートでは同じく17週目にして1位を獲得。アイドルの曲やティーン向けの曲はどちらかというとアメリカよりイギリスのほうが受けがいいようです。


7位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
Selena Gomez(セレーナ・ゴメス) – Same Old Love
2ランクダウン。
インスタグラムのフォロワー数が6千万人を超えたセレーナ(テイラー・スウィフトに次いで世界第2位)、『私がした人生の選択すべてを愛してる。今では私の音楽を通して振り返ることができるから。』と語っており、この曲も彼女の人生の1ページになっているようです。

8位アップ (先週11位、最高位8位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. ROZES(ローゼス) – Roses
チェインスモーカーズとローゼスは共に初のトップ10。
恋人のことを生まれつき心の底から愛しているという熱烈なラブソングながら、ローゼスのセンシティブなヴォーカルが印象的なR&BっぽいEDM。


9位右下矢印 (先週7位、最高位2位)
Drake(ドレイク) – Hotline Bling
2ランクダウン。
トップ10の滞在週が通算で90週(ジャ・ルールと並び史上66位)となったドレイクのこの曲、ビルボードでの順位をスコア化して算出したオールタイム・チャートではエミネム feat. リアーナの “Love The Way You Lie” などと並び91位まで上昇してトップ100入りしています。


10位右下矢印 (先週8位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – What Do You Mean?
何とかトップ10をキープ。
これで21週連続のトップ10でトップ10デビューした曲としての最長記録(タイ)を達成。また、オールタイム・チャートではドレイクの “Hotline Bling” と同じくトップ100入りを果たしています。
【解説・和訳】What Do You Mean / Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)

トップ10圏外では、フロー・ライダーの “My House” が23位→12位、G・イージー&ベベ・レクサの “Me, Myself & I” が19位→16位、セレーナ・ゴメスの “Hands To Myself” が37位→21位、などとなっています。

以上、最新のチャートでした。

(関連記事、コメント欄はこの下)

 
0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. ヒット好き より:

    確か前レディーガガのアルバムが
    かなり安い値段で売ったことにより、チャートが荒れた時があって、それから
    チャートに載るアルバムの値段規制があったはずですね。

    リアーナのアルバムも無料なんですか?

  2. 通りすがりの名無し より:

    マイリーサイラスが無料でアルバム出してチャートイン出来なかったことはありましたね。
    今回もチャートイン出来ないのではないでしょうか。

  3. ヒット好き より:

    来週リアーナきますかね〜

    • 来週は無理だと思います。
      再来週にアルバムが1位デビューできるかどうかではないでしょうか?(無料だと扱いはどうだったか…)

  4. ヒット好き より:

    結構予想外れてましたねw
    にしてもジャスティン凄すぎです。
    アデルも様々な記録を作っていますが、ジャスティンもいろいろと記録してますね。