ビルボード Hot 100(2015/07/18付) トップ10解説

 
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2015/07/18付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ) feat. Charlie Puth – See You Again
史上16曲目となる12週目の1位。
マジック!の “Rude” 以来となる、主要3チャート(デジタル、ストリーミング、ラジオ)の全てで1位から陥落している状態でのナンバーワンで、13週目はかなり厳しいようです。
Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ) – ヒット曲ベスト10


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
OMI(オーミ)- Cheerleader
1位獲得に王手。
この曲のヒットで一躍有名人になったオーミ、志は高いようで『”Cheerleader” は単なる始まりに過ぎなかったと振り返られるようになりたい』と語っています。


3位右上矢印 (先週7位、最高位3位)
Silento(サイレント) – Watch Me
2位とは大差ながらジャンプアップでトップ3入り。
17歳のラッパー、サイレントのこの曲、T-ウェインの “Nasty Freestyle”、ボビー・シュマーダの “Hot Boy”、そしてバウアーの “Harlem Shake” と同じで、ビデオのダンスが話題でヴァイラル化(ウィルスのように口コミで拡散すること)しており、早くも「ネクスト・ネクスト」(次の次の1位候補)と言われています。


4位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) feat. Kendrick Lamar – Bad Blood
5週続けた2位から2ランクダウン。
“Blank Space” のビデオが最速で10億回の再生を記録したテイラー、この曲がポップ・ラジオのチャートで3週目の1位を獲得したことと合わせてファンに感謝のツイートをしています。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20


5位右下矢印 (先週4位、最高位2位)
Fetty Wap(フェティ・ワップ) – Trap Queen
今週もワンランクダウン。
エド・シーランとライブで共演したローリング・ストーンズのミック・ジャガーが、『エドは “Trap Queen” を(一緒に)やりたかったみたいだけど、リハーサルしてなかったから…』と発言したことでもちょっとした話題になっています。


6位右矢印 (先週6位、最高位6位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Can’t Feel My Face
変わらず6位。
前作の “Earned It” と同様の官能的な曲にも思えますが、歌詞の「彼女」を「ドラッグ」に置き換えると本当の意味がわかるような気がします。ちなみにタイトルは(気持ち良すぎて)「自分の顔が感じられない」=「自分が今どんな顔になっているかわからない」ということのようです。


7位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
WALK THE MOON(ウォーク・ザ・ムーン) – Shut Up And Dance
2ランクダウンでトップ5から陥落。
ヴァース1の歌詞、『僕らは夜の犠牲者』というのは「夜に犯す失敗」のことで、そのあとの『化学的に、肉体的に、クリプトナイト(※スーパーマンを弱らせる放射性物質)』は、酔っぱらって記憶をなくしたりケガしたりして、身体が弱っていくということのようです。

8位アップ (先週17位、最高位8位)
Skrillex & Diplo(スクリレックス&ディプロ) with Justin Bieber – Where Are U Now
ビデオのリリース効果で先週の17位からトップ10入り。
スクリレックス&ディプロは初、ジャスティン・ビーバーは6曲目となるトップ10。「君は今どこにいるの?君が必要なんだ」と歌われているこの曲は、ジャスティンの元カノ、セレーナ・ゴメスのことではないかと話題になっています。


9位右上矢印 (先週10位、最高位8位)
David Guetta(デビッド・ゲッタ) feat. Nicki Minaj, Bebe Rexha & Afrojack- Hey Mama
再上昇でワンランクアップ。
ニッキー・ミナージュのパートに『このインタビューとはさようなら』という歌詞が出てきますが、これはゲスト出演しているのに自分の曲がオンエアされなかったり、たった4分のビデオも観ないでビデオのことを質問されたりしたラジオ番組での出来事の「うっぷん」だと思われます。

10位アップ (先週14位、最高位10位)
Rachel Platten(レイチェル・プラッテン) – Fight Song
レイチェル・プラッテンは初のトップ10。
自分を励まし高揚させる応援歌で、『落ち込んだあと立ち上がって再び自分の人生を取り戻そう、私の奥にはまだ燃える炎が残っている』と歌われています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

(関連記事、コメント欄はこの下)

 
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コメント

  1. はろ より:

    わーい。レイチェルがトップ10に入り良かったです。こういう応援歌いいですね。ウィークエンドの曲も好きです。

  2. レイ(彼女募集中) より:

    Cheerleaderの来週1位は確実ですね
    それよりも、Major LazerのLean Onが下がったことに驚きました。

  3. 名無し より:

    Uptown Funk!は落ちましたね。