ビルボード Hot 100(2016/04/23付) トップ10解説

 
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2016/04/23付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Rihanna(リアーナ) feat. Drake(ドレイク) – Work
8週目の1位。
リアーナは前人未到の300週目のトップ10。1位も通算59週目でビートルズと並びビルボード史上3位タイ(HOT100以降では2位タイ)となっています。また、非アメリカ人による1位はこれで40週となり記録を更新しています。
【解説・和訳】Work / リアーナ feat. ドレイク


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Lukas Graham(ルーカス・グラハム) – 7 Years
僅差で2位変わらず。
この曲が収録されているアルバム “Lukas Graham” がiTunesで先行販売の状態(数曲しか聴けない状態)からアップデートされたことがマイナス要因となり1位獲得ならず。アルバムの売り上げは曲数で割ったものがシングルのポイントとして換算されるそうですが、アルバム内の(聴ける)曲数が増えたことにより割り当てられていたポイントが減ってしまったということのようです。ちなみに、そのアルバムのほうは初登場3位となっています。


3位右矢印 (先週3位、最高位3位)
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー) – No
変わらずでトップ3をキープ。
インシンクやブリトニー・スピアーズが2000年頃に歌っていたような曲をイメージした曲だそうで、クラブで男に誘われても「ノー」と言い続ける「男なんかいらない」ソング。


4位右矢印 (先週4位、最高位1位)
ZAYN(ゼイン) – PILLOWTALK
こちらも変わらずで10週目のトップ10。
この曲が収録されているアルバム “Mind Of Mine” が1位になったことについてゼインは、『すべてのファンとレコード会社、マネージメント、僕のチームに感謝します。ソロアーティストとしてこんなすごいことを達成できるなんて思ってもいませんでした。今自分を誇りに思います。」と語っています。
【解説・和訳】PILLOWTALK / ZAYN(ゼイン)


5位アップ (先週14位、最高位5位)
Desiigner(デザイナー) – Panda
デザイナーは初のトップ10。
ストリーミングが好調で急上昇。白のBMW X6 に黒のスモークを貼っている姿がパンダに見えるところからつけたタイトルだそうで、本人は『俺のマインドワーク(感性)はクレイジーだろ。クレイジーっていうのは頭がおかしいってことじゃなくて優れたアーティストってことだ』とラッパーらしく語っています。


6位右下矢印 (先週5位、最高位1位)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Love Yourself
「ミート&グリート」をやめると宣言したものの「大富豪の娘は別」だったことからイギリスのデイリー・メール誌では「(彼の人気や信頼は)メルトダウンしている」と報じられているジャスティン。ただこの曲については特にエアプレイが好調ということもあって、デビューからの連続トップ10滞在が史上1位タイとなる21週目となっています。
【解説・和訳】Love Yourself / ジャスティン・ビーバー
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


7位右下矢印 (先週6位、最高位4位)
Flo Rida(フロー・ライダー) – My House
ワンランクダウン。
ビルボードでの順位をスコア化して算出したフロー・ライダーのヒット曲ランキングでは “Wild Ones” を抜いて5位まで上昇しています。
Flo Rida(フロー・ライダー) – ヒット曲ベスト10(更新)


8位右上矢印 (先週9位、最高位8位)
Mike Posner(マイク・ポスナー) – I Took A Pill In Ibiza
今週もワンランクアップで最高位更新。
『レッドカーペットではいつも仲間外れ(あまり注目されない)』と語っているマイク・ポスナー、この曲でも表現されている孤独感みたいなものを感じるためか、”MTV Movie Awards” では変装して登場(添付の画像が本人かどうかは未確認)、注目を集めています。


9位右上矢印 (先週10位、最高位9位)
Fifth Harmony(フィフス・ハーモニー) feat. Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン) – Work From Home
こちらもワンランクアップで最高位更新。
この曲でフィーチャーされているタイ・ダラー・サインについて、フィフス・ハーモニーのダイナ・ジェーン・ハンセンは『私たちとコラボすることに同意してくれてすごく幸せ。特に “Paranoid” 以降の彼は凄く好き。この曲にパーフェクトにフィットしているし、変化をもたらしてくれた。』と語っています。


10位右下矢印 (先週8位、最高位7位)
G-Eazy(G・イージー) × BeBe Rexha(ベベ・レクサ) – Me, Myself & I
2ランクダウン。
人との関わりを持たず孤独な状態を表現したタイトルのこの曲、これでトップ10は10週目ですが来週はお別れかもしれません。

トップ10圏外では、ドレイク feat. ザ・スローンの “Pop Style” が16位で初登場、同じくドレイク feat. ウィズキッド & カイラの “One Dance” が初登場21位などとなっています。

以上、最新のチャートでした。

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