ビルボード Hot 100(2016/06/11付) トップ10解説

 
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2016/06/11付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Drake(ドレイク) feat. WizKid(ウィズキッド) & Kyla(カイラ) – One Dance
ラジオチャートを制してこれで3週目の1位。
“Do You Mind?” がフックに使われ、この曲のフィーチャード・アーティストとなっているカイラ、所属会社から『世界的なスターが君の曲をサンプリングしたい、そして君に会いたいと言ってきてるんだけど』という連絡を受け、それがドレイクと知らされたときはエイプリル・フールと思ったそうです。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Desiigner(デザイナー) – Panda
変わらず2位。
先週は米人気番組「ウェンディ・ウィリアムス・ショー」に出演したデザイナー、この曲をエネルギッシュにパフォーマンスして好評を得ています。
【解説・和訳】Panda / デザイナー


3位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク) – Can’t Stop The Feeling!
こちらも変わらず3位をキープ。
早くもソング・オブ・サマーという声も聞こえてきているこの曲、ただ、音楽認識アプリ「シャザム」の予想では12番目の候補となっています。


4位右上矢印 (先週5位、最高位4位)
Fifth Harmony(フィフス・ハーモニー) feat. Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン) – Work From Home
ワンランクアップで最高位更新。
ダニエル・ベディングフィールドの “Gotta Get Thru This” のサンプリングでは?ということでも話題になっているこの曲、先週のBBMA(ビルボード音楽賞)でのパフォーマンス効果による上昇だそうです。


5位右上矢印 (先週6位、最高位5位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Daya(デイア) – Don’t Let Me Down
こちらもワンランクアップで最高位更新。
8月開催のサマーソニック2016で来日が決まったチェインスモーカーズ、この曲を含めてヴォーカルは全て「レンタル」ということもあってか、彼らの日本公式サイトには『どのようなパフォーマンスで日本の観客を魅了してくれるか、今から期待が高まっています』と記載されています。


6位右下矢印 (先週4位、最高位2位)
Lukas Graham(ルーカス・グラハム) – 7 Years
2ランクダウンでトップ5から陥落。
感動で涙する観客もいたというBBMA(ビルボード音楽賞)でのパフォーマンス効果でデジタルは7%アップしたもののラジオでは失速しているこの曲、USA Today紙では『リラックスできて、尚且つソウルフル。これらの歌はヒップポップとフォークソングの要素を自然とブレンドしており、その歌詞も共感できることばかりである』と評されています。


7位右矢印 (先週7位、最高位4位)
Mike Posner(マイク・ポスナー) – I Took A Pill In Ibiza
変わらず7位。
マイク・ポスナーが書いたジャスティン・ビーバーの “Boyfriend” やマルーン5の “Sugar” (いずれも最高位2位)を上回るヒットが期待されたこの曲、1位獲得は逃しましたが、自身の曲としては “Cooler Than Me” の最高位(6位)は既に更新、トップ10滞在週も今週で11週となり自己最長タイとなっています。


8位アップ (先週14位、最高位8位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – Dangerous Woman
10週ぶりにトップ10復帰。
大きく再上昇した要因は同名アルバムのリリース(アルバムチャートで2位)効果とBBMA(ビルボード音楽賞)でのパフォーマンス効果。ムーディで優しくなだめるようなバラードですが、バッド・ボーイの下心を刺激してアドレナリンを上昇させる曲と言われています。


9位右上矢印 (先週10位、最高位9位)
Rihanna(リアーナ) – Needed Me
ワンランクアップで最高位更新。
リバーブ(残響音)とエコー(反射音)がかかったサウンドが特徴的なエレクトロR&Bですが、インディーズのようなアングラっぽさも感じられる曲。


10位右下矢印 (先週8位、最高位1位)
Rihanna(リアーナ) feat. Drake(ドレイク) – Work
2ランクダウン。
リアーナは “Live Your Life” と並び自己2位タイとなる18週目のトップ10。またドレイクはあと1週で “Hotline Bling” と並んで自己最長のトップ10滞在となります。
【解説・和訳】Work / リアーナ feat. ドレイク

トップ10圏外では、DNCEの “Cake By The Ocean” が17位→14位、ニック・ジョナス feat. トーヴ・ローの “Close” が24位→15位、ピンクの “Just Like Fire” が26位→16位と、BBMA(ビルボード音楽賞)のパフォーマーたちが軒並み順位を上げています。

以上、米国祝日(メモリアル・デイ)でいつもより1日遅れの最新のチャートでした。

 
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コメント

  1. はろ より:

    リアーナは、Needed Meの方が好みです。映像もかっこいいのですが、何故露出したがるのでしょうか?

    • レディ・ガガやマイリー・サイラスもそうですが、ドラッグやってる人は脱ぎたがる傾向にあるような…
      ただ、リアーナに関しては露出よりもバイオレンスのほうが気になります。