【解説】Tipsy / J-Kwon(ジェイ・クウォン)

 
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2004年の今日(4月17日)、最高位2位を記録した J-Kwon(ジェイ・クウォン)の “Tipsy” について解説しました。

未成年者の飲酒と女遊びがテーマになっている曲で、キャッチーなフックとドラムビートが特徴的なヒップホップ。

10代の飲酒は良くないけど
俺にはニセのIDがある

というリーガルマインド(法を順守する感覚)に欠けるイントロのセリフから始まるこの曲ですが、自称「神」のカニエ・ウェストは『みんなはチープで知的じゃないっていうかもしれないけど、俺にとってはナンバーワンだ』と絶賛しています。

タイトルの “Tipsy” というのは「ほろ酔い」というような意味で、

ダンスフロアはみんな酔っ払い
女たちは俺とやりたくてケツを振っている
俺はツアーもしてねえのに
彼女はグルーピー(親密な関係を求めてツアーに同行する追っかけ)みたいだ

 :
ここのビッチはみんなほろ酔い
(クラブではみんなほろ酔い) … クリーン・バージョン

と歌われています。

ちなみに、各ヴァースの冒頭は、曲の歌い出しなどによく使われる「ワン、ツー、スリー、フォー」という掛け声のアレンジで、

“One, Here comes the two to the three to the four”
「ワン、ツーが来て、スリーとフォーと」
みたいなニュアンス
(ヴァース2では”Two, Here comes the three…”)

という歌詞になっていますが、これはもともとThe D.O.C. の “It’s Funky Enough” という曲がオリジナルだそうです。

【リンク】
当時(2004/04/07)のチャート

 
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