【解説】 It’s Gonna Be Me / イン・シンク

 
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2000年の今日(7月29日)1位を獲得した ‘NSYNC(イン・シンク)の “It’s Gonna Be Me” について解説しました。

前の恋愛で傷ついて次に進めない女性に「(次は)僕しかいない」とアピールする曲で、5月のテーマソングになっているティーン・ポップ。

今世紀最大のヒット・メーカーと言っても過言ではないマックス・マーチン(他)が書いたこの曲は、タイトルの “Me” の部分(特に曲の最後の部分)が “May”(5月)に近い発音で歌われていることから、毎年4月下旬になると “It’s Gonna Be May”(5月になるぞ)というフレーズがネット上に拡散されることでも知られており、特定の時期に売り上げやビデオの再生回数が伸びるマライア・キャリーの “All I Want For Christmas Is You”(クリスマスの時期)、マイケル・ジャクソンの “Thriller”(ハロウィンの時期)と同じく「季節もの」となっています。

ちなみに “May” に近い発音で歌われていることについて、グループの「センター」でメイン・ヴォーカルのジャスティン・ティンバーレイクは、マックス・マーチンにテネシー出身らしい「なまり」で “May” と発音するように頼まれたと明かしています。

フックでは、

僕がしてあげられるささやかなことじゃ
君は満足しないかもしれないけど
君はもう失恋なんかしたくないんだよね
僕は今までの人とは違うんだ
君が誰かを愛する時が来たら
いいかい
それは僕だ

と歌われており、良く言えば「頼もしい」、悪く言えば「根拠のない」アピールになっています。

また、前作の “Bye Bye Bye” がBGMで流れているオモチャ屋で商品としてフィギュアになったグループのメンバーが、客の女の子に(買ってもらおうと)懸命に注意を引こうとしているビデオも話題になりましたが、意外にも再生回数はまだ1億回にも達していません。

【リンク】
当時(2000/07/29)のチャート
イン・シンクのヒット曲

 
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