2010年の今日(6月19日)、1位を獲得した Katy Perry(ケイティ・ペリー) feat. Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)の “California Gurls” を解説・和訳しました。
ニューヨークがカッコよくフィーチャーされた ジェイ・Z&アリシア・キーズの “Empire State Of Mind” へのアンサーソングで、カリフォルニアの良さを歌った曲。
ラップの部分は、ケイティが “West Coast Artists”というサイトを見てスヌープ・ドッグにやってもらうことに決めたそうです。
1965年に同名の曲をヒットさせたBeach Boys(ビーチ・ボーイズ)のブライアン・ウィルソンは、「ケイティの声が好き、はっきりしてエネルギーに満ちている、メロディも癖になる、スヌープがラップで僕らの(“I wish they all could be California girls”という)歌詞を引用しているところなんか最高!」と絶賛しています。
ちなみに、”California Gurls”というスペルは、最近メンバーの一人が亡くなった Big Star(ビッグ・スター)というバンドの”September Gurls”という曲をまねたもので、Big Starの大ファンだったケイティのマネージャーがリクエストしたため “Gurls” に変更したそうです。
【リンク】
当時(2006/06/19)のチャート
ケイティ・ペリーのヒット曲
スヌープ・ドッグのヒット曲
【和訳】
愛しい人たちに挨拶をして
旅に出かけよう
[Verse 1]
いいところを知ってるの
草が青々としていて
暖かくて、ウォータースライダー(Wet and Wild)があって
水の中に何かがあるに違いないわ
”ジン&ジュース”をすすりながら
ヤシの木の下に寝そべるの
男の子たちは必死で
のぞき見しようと近づいてくるの
私たちを
[Pre-Hook]
世界中を旅することはできるけど
だけどゴールデンコーストよりステキなところはないわ
一度私たちとパーティしたら
恋に落ちちゃうわよ
[Hook]
カリフォルニアの女の子
忘れられないわよ
デイジー・デュークス(注:デニムのショートパンツ)に上はビキニ
日焼けした肌
あなたのポプシクル(注:アメリカやカナダで有名なアイスのブランド)を
溶かしちゃうくらいホットなの
カリフォルニアの女の子
紛れもなく
元気でフレッシュで激しくて
確実よ
西海岸の代表として
さあ手を挙げて
[Verse 2]
ビーチでSEX
ヒールは砂まみれ
私たちはフリーク(注:ティーンエイジャーの俗語で「魅力的な人」)
ジープの中で
スヌープ・ドッグの曲が流れてるわ
[Pre-Hook]
[Hook]
[Rap Verse] … Snoop Dogg
日焼けの具合
ばっちりで準備いい?
ちゃんと焼けるように
服をまくり上げて
ワイルドなワイルドなウエストコースト
オレが一番好きな女の子たちがいる
つまり、その子たち
彼女がその子
キスして
さわって
抱きしめて
女の子たちはフリーク
彼女はジープを運転する
浜辺に男
オレはOK
遊びたいわけじゃない
その誘惑が好きなだけ
LAが好きなように
ベニスビーチ、パームスプリング
夏がすべてさ
カモン、ボーイズ
ケツ出して出てこいよ
ビキニ、タンキニ(注:タンクトップ・ビキニ)、マティーニ(注:カクテル)
またに挟んで ノー ウィニーズ(注:ウィンナー、弱虫)
ケイティ、マイ・レディ(Yeah)
ここを見てるんだろ?(uh huh)
オレはキミ次第
だってキミはカリフォルニアの象徴だから(ohhh yeah)
[Pre-Hook]
[Hook]
(カリフォルニア、カリフォルニア)
全ての女の子がカリフォルニア・ガールだったらいいのに
ほんとにそう思う、
全員がカリフォルニアの女の子だったらいいのに