Major Lazer(メジャー・レイザー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) & MØ(ムー)の “Cold Water” を和訳しました。
『僕は君のために冷たい水の中にだって飛び込むさ』と歌われているこの曲は、楽曲的にはアコースティック・ギターを織り交ぜたミッド・テンポのエレクトリック・バラードで、UKチャートでは初登場1位(ドレイクの “One Dance” の歴代1位タイとなる16週連続1位を阻止)、2016/08/13付のビルボードHOT100では初登場1位は逃したものの2位デビューを果たしています。
メインのソングライターはジャスティン・ビーバーの “Love Yourself” と同じベニー・ブランコとエド・シーラン。
メジャー・レイザーのメンバーでプロデューサーでもあるディプロによると、『全く計画していなかった』のにジャスティンの「催促ツイート」がきっかけで急遽仕上げることになった曲だそうで、リリースは「ハプニング」だったようです。
@diplo when are we bringing this new music?
— Justin Bieber (@justinbieber) 2016年5月16日
Let me just whip up this artwork quick because this song is 🔥🔥🔥🔥🔥 @justinbieber X @MAJORLAZER wow https://t.co/htCsuTX9H0
— dip (@diplo) 2016年5月17日
@diplo @MAJORLAZER it's happening
— Justin Bieber (@justinbieber) 2016年5月17日
また、”Lean On” に続いてメジャー・レイザーとの共演となったムーの起用については、『(ジャスティン以外にも)別のヴォーカルを入れるのも面白いと思った』と語っており、『彼女の言葉のチョイスは同じようなフレーズを多用しているアメリカのソングライターたちとは違って凄く外国的』というのが彼女を重用している理由になっているようです。
歌詞の内容としては、ラブソングのようにも思えますが多分そうではなく、かつて “The A Team”(薬物乱用法に記載されている「クラスA」の薬物の事)という社会問題を扱ったこともあるエド・シーランがソングライターということもあり、「ドラッグ中毒から一緒に抜け出そう」というメッセージが込められている曲だと思います。
【リンク】
メジャー・レイザーのヒット曲
ジャスティン・ビーバーのヒット曲
【和訳】
[Verse 1]
誰だって時にはハイになる そうだろ
気分が落ち込んだとき
(ドラッグの)他に何ができる?
でも 大きく息を吸って 手放すんだ
自ら(ドラッグに)溺れるべきじゃないんだ
[Pre-Hook]
気持ちが落ち込んでる(溺れてる)って感じるなら
僕は君のために凄く冷たい水の中にだって飛び込むさ
時が僕らを違う場所に連れて行っても
君と一緒に耐える
分かってくれるといいけど
[Hook]
僕は見捨てないよ
今夜は僕が君の命綱になる
僕は見捨てないよ
今夜は僕が君の命綱になる
[Verse 2]
みんな時には喪失感に苛まれるって言うんだろ?
みんなそうやって学んで 成長していく
ずっと君のそばに居たいんだ
一人で戦うべきじゃないんだ
[Pre-Hook]
[Hook]
[Bridge] … MØ
カモン、カモン
揺れるボート(不安定な人生)から私を助けて
沈みたくないの
私は一人ぽっち
誰かに連れて帰って欲しい
心が落ち着くところに
あなたに見放されたくないの
[Hook]
僕は見捨てないよ
僕は見捨てないよ