【解説・和訳】 thank u, next / アリアナ・グランデ

 
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Ariana Grande(アリアナ・グランデ)“thank u, next” を解説・和訳しました。

『ありがとう。次』と、元カレたちへの感謝と決別が歌われているポップ・ソングで、リリース後24時間で史上最多となる再生回数を記録したビデオにも注目が集まったアリアナ・グランデ初のナンバーワン・ソング。

これまでアリアナが付き合ってきた元カレたち(ピート・デヴィッドソン、ビッグ・ショーン、リッキー・アルヴァレス、マック・ミラー)に向けられたこの曲のソングライターはアリアナ・グランデ本人、(彼女のデビュー当時からの)ソングライター兼プロデューサーのトミー・ブラウン、パニック・アット・ザ・ディスコの “High Hopes” なども手がけているテイラー・パークスなど、計8名。

ビデオは、アマンダ・ブラウンの同名小説が原作になっている映画「キューティ・ブロンド」(2001年)とリンジー・ローハン主演の学園コメディ映画「ミーン・ガールズ」(2004年)がモチーフになっているそうで、アリアナ曰く『イマドキ女子たちが強い影響を受けてきた映画』に出演していた女優がカメオ出演していることや、タレントのクリス・ジェンナー(カニエ・ウエストの妻のキム・カーダシアン、トラヴィス・スコットの子供を出産していて今年結婚予定のカイリー・ジェンナーなど6人の母親)がアリアナの母親役として出演していることでも話題になっています。

そのビデオに出演している女優のジェニファー・クーリッジはこの曲について、『アリアナの本当の魅力が詰まっている。「恋愛して痛い思いをしたらそこから学んで前進するの。引きずる必要なんてない。」っていうメッセージを若い女の子たちに感じてもらえると思う。』と語っており、曲と共にアリアナの人間性についても称賛しています。


【和訳】
≪ビデオの冒頭の台詞≫
Twitterで「アリアナ妊娠」って見て
同時期に妊婦になりたくて私も妊娠したの
でもただの噂だった…

アリアナ・グランデが
前髪上げた僕がセクシーだって
当然だろ

アリアナが婚約破棄したでしょ
私にプロポーズしてくれる人を見つけて
婚約破棄してやったの

彼女ってレズになって
オーブリーって女と付き合ってるって!?

彼女のいびきを録音して逆再生すると
ファンタジアの声に似てるって

アリアナが言ってるじゃない?
「マジ、ぶっ飛んだ」って
だから自分の顔を叩いてみたの
もう最高だった!

[Verse 1]
Thought I’d end up with Sean
最終的に一緒になるのはショーンだと思ってた

But he wasn’t a match
でも彼とは縁がなかった

Wrote some songs about Ricky
リッキーについて何曲か書いたわ

Now I listen and laugh
今聴いたら笑っちゃう

Even almost got married
結婚しそうにもなった

And for Pete, I’m so thankful
ピート、あなたには本当に感謝してる

Wish I could say, “Thank you” to Malcolm
マルコムに「ありがとう」って言えたらいいのに
(※マルコムは亡くなったマック・ミラーの本名)

‘Cause he was an angel
だって彼は天使だったから

[Pre-Hook 1]
One taught me love
一人は私に愛を教えてくれた

One taught me patience
一人は私に忍耐を教えてくれた

And one taught me pain
そして一人は私に痛みを教えてくれた

Now, I’m so amazing
今の私は最高なの

Say I’ve loved and I’ve lost
愛して そして失った

But that’s not what I see
でも喪失感はないの

So, look what I got
だって見て 私の手元に残ったものを

Look what you taught me
見て あなたが私に教えてくれたことを

And for that, I say
だから言わせて

[Hook]
Thank you, next (Next)
ありがとう、次

Thank you, next (Next)
ありがとう、次

Thank you, next
ありがとう、次

I’m so fuckin’ grateful for my ex
元カレたちにはホントにすごく感謝してるの

Thank you, next (Next)
ありがとう、次

Thank you, next (Next)
ありがとう、次

Thank you, next (Next)
ありがとう、次

I’m so fuckin’
ホントにすごく

[Verse 2]
Spend more time with my friends
友達と過ごす時間が増えたの

I ain’t worried ‘bout nothin’
何も心配してない

Plus, I met someone else
それに、他のある人と出会ったの

We havin’ better discussions
私たちはちゃんと話ができるの

I know they say I move on too fast
乗り換えが早すぎって言われるのは分かってる

But this one gon’ last
でもこの人とはずっと続くの

‘Cause her name is Ari
だって彼女の名前はAri(※自分自身)

And I’m so good with that (So good with that)
彼女とはうまくいってるの

[Pre-Hook 2]
She taught me love (Love)
彼女が私に愛を教えてくれた

She taught me patience (Patience)
彼女が私に忍耐を教えてくれた

How she handles pain (Pain)
彼女の痛みの扱い方

That shit’s amazing (Yeah, she’s amazing)
最高なのよ

I’ve loved and I’ve lost (Yeah, yeah)
愛して そして失った

But that’s not what I see (Yeah, yeah)
でも喪失感はないの

‘Cause look what I’ve found (Yeah, yeah)
だって見て 私が見つけたものを

Ain’t no need for searching
もう探し求める必要はないの

And for that, I say
だから言わせて

[Hook]

[Post-Hook]
Thank you, next
ありがとう、次

Thank you, next
ありがとう、次

Thank you, next
ありがとう、次

I’m so fucking
ホントにすごく

[Bridge]
One day I’ll walk down the aisle
いつの日か 私もバージンロードを歩くの

Holding hands with my mama
ママの手を握りながら

I’ll be thanking my dad
そしてパパに感謝するの

‘Cause she grew from the drama
だってママもドラマから成長したんだから

Only wanna do it once, real bad
私は(結婚は)一度しかしたくない

Gon’ make that shit last
絶対に添い遂げる

God forbid something happens
予想外のことが起こっても

Least this song is a smash (Song is a smash)
少なくともこの曲はヒットする

[Pre-Hook 3]
I’ve got so much love (Love)
たくさんの愛をもらってきたわ

Got so much patience (Patience)
忍耐強くもなった

I’ve learned from the pain (Pain)
痛みから学んだの

I turned out amazing (Turned out amazing)
そして最高の自分になった

Say I’ve loved and I’ve lost (Yeah, yeah)
愛して そして失った

But that’s not what I see (Yeah, yeah)
でも 喪失感はないの

‘Cause look what I’ve found (Yeah, yeah)
だって見て 私が見つけたものを

Ain’t no need for searching
もう探し求める必要はないの

And for that, I say
だから言わせて

≪ビデオの台詞≫
彼はとってもキュートだったの
本当にキュートだった
それにすごく大きかった

私も一度しか付き合ったことないのよ
前歯の大きい男
私は気に入ってたの
だって彼の歯に何か詰まってるところを見なくてよかったから
今まで付き合ったことある?
一本も歯がない男と

ないわ

[Pre-Hook 3]

[Hook]

[Post-Hook]


【ビルボード Hot 100 トップ10解説より】
2019/03/09付
3ランクダウンでトップ5から2度目の陥落。
元カレに感謝しつつも未練はないという気持ちを『ありがとう、次』というキャッチーなタイトルで一言で表現しているこの曲、長年にわたり「ベストヒットUSA」で司会を務められている小林克也さんは『人を食ったような曲』とコメントされています。

2019/03/02付
ワンランクダウンでトップ3から2度目の陥落。
アリアナのヒット曲ランキングでは1位になっているこの曲、トップ10滞在週でも “Problem”、”Bang Bang” と並び自己タイ記録となる16週となっています。

2019/02/23付
4ランクアップでトップ3復帰。
アリアナはビートルズ以来2組目&ビルボード史上3度目となるトップ3独占。(過去2回はともにビートルズ。1964/04/04付が史上初でトップ5独占、2回目は1964/04/25付)アリアナにとって初の1位獲得となったこの曲ですが、彼女のヒット曲ランキングでも “Problem”(2014年、最高位2位)を抜いて1位となっています。

2019/02/16付
ワンランクダウン。
2/8にリリースされ、早くもストリーミング数は「記録的」になっているというアルバム “thank u, next”。アルバム内の全曲がチャートインすることは確実で全曲トップ40入りするかもとも噂されていますが、その中でこの曲がどの程度再上昇するか(”7 rings”、次のシングルでビデオがリリースされた “break up with your girlfriend, i’m bored” と共に上位独占できるか)にも注目が集まっています。

2019/02/09付
2ランクダウンでトップ5から陥落。
再生回数が3億回に到達しようとしているこの曲のビデオ、その中でアリアナが乗っている車のナンバーが “7 RINGS” となっており、既にこの時点で「次」のシングルが予告されていた(?)として、ちょっとしたトリビアになっています。

2019/02/02付
ワンランクアップ。
再上昇ながら勢いは “7 rings” にバトンタッチしていて衰えているこの曲。ただ、アリアナの5枚目のアルバム “thank u, next” の発売が来月8日に迫っており、そのタイミングでもう一度息を吹き返すかもしれません。

2019/01/26付
2ランクダウンでトップ3から陥落。
映画「キューティ・ブロンド」から着想を得たというこの曲のビデオ。先日、撮影の様子がメイキングとして3本に分けて公開されていますが、そのビデオの中で(同映画に出演していた&この曲のビデオにもカメオ出演している)女優のジェニファー・クーリッジはこの曲について『アリアナの本当の魅力が詰まっている。若い女の子たちに感じてもらえると思うの。恋愛して痛い思いをしたらそこから学んで前進するの。引きずる必要なんてないっていうメッセージを。(中略)私の若い頃にはこういう強い女性のアンセムはなかったわ。』と語っています。

2019/01/19付
ワンランクダウン。
再生回数が順調に伸びて2億5,000万回を超えたこの曲のビデオ、先日(1月3日)、未公開部分を含む撮影時のNGシーンを収めたビデオが公開されていますが、それをお知らせするアリアナのツイートは彼女としてはやや少なめの5.7万いいね止まり(ちなみに、ハートマーク1個のツイートだと10万超)。リベンジで(?)翌日もツイートしていますが、それでも反応はイマイチでビデオの再生回数のほうも350万程度となっています。

2019/01/12付
ワンランクダウンでトップの座から2度目の陥落。
“thank u, next” は友人のシンガーソングライター、ヴィクトリア・モネとよく使うフレーズだということを明かしたアリアナ・グランデ。最近では珍しくタイトルの “You” が “U” と表記されていますが、これはトップ10入りした曲としてはナッシュ ft. オリビア・オブライエンの “I Hate U I Love U”(2016年、最高位10位)、1位獲得曲としてはT-ペイン ft. ヤング・ジョックの ”Buy U A Drank”(2007年)以来となっています。

2019/01/05付
主要3チャート無冠ながら7週目の1位。
2019年の最初の週を制し、『なんて美しい今年のスタートかしら』とツイートしたアリアナ。この曲のソングライターについては自身の他、5人の名前がクレジットされていますが、本人曰く『(デビュー以来のソングライター兼プロデューサーの)トミー・ブラウンの新曲よ』と語っています。

2018/12/29付
今週もストリーミングを制して6週目の1位。
歌詞に実名を出すことを元カレ全員から承諾を得たというアリアナのこの曲、彼女のヒット曲ランキングでは “Side To Side”(2016年、最高位4位)を抜いて3位に上昇。また、ビデオの再生回数は早くも2億回を突破しています。

2018/12/22付
今週もストリーミングを制して5週目の1位。
1位復帰の原動力になったこの曲のビデオ、インスパイアされたという映画「キューティ・ブロンド」からはジェニファー・クーリッジ、同じく映画「ミーン・ガールズ」からはジョナサン・ベネットとステファニー・ドラモンドがカメオ出演していますが、他にもキム・カーダシアン(カニエ・ウエストの妻)の母親でタレントのクリス・ジェンナーが、(出演を嫌がったというアリアナの実の母親の代わって)母親役で出演しています。

2018/12/15付
再上昇で通算4週目の1位。
ビデオのリリース効果でストリーミング数が爆発的に増加。週間ストリーミング数としてはテイラー・スウィフトの “Look What You Made Me Do” を抜いて女性では歴代1位、オールタイムでもドレイクの “In My Feelings”(1位、2位、6位) と “God’s Plan”(4位)、バウアーの “Harlem Shake”(3位、5位)に次いで歴代7位となっています。また、セールス(146%アップ、5位→2位)とラジオ(44%アップ、23位→11位)も伸び率1位となっており、さらに(先週開催された)”Billboard Woman In Music” でのパフォーマンスも効果も期待できるため、来週も1位は安泰だと思われます。

2018/12/08付
ワンランクダウンで4週連続1位はならず。
今週もストリーミングを制し、ラジオでも伸び率1位ながら、ビデオのリリースが一歩遅かったのが響いて「一旦」1位から陥落。そのビデオはリンジー・ローハン主演の学園コメディ映画「ミーン・ガールズ」(2004年)がモチーフとなっており、再生回数はリリース後24時間で4,700万回を記録(BTSの “IDOL” が今年記録したばかりの4,500万回を抜く新記録)、来週は1位復帰すると思われます。

2018/12/01付
ストリーミングを制して3週目の1位。
タイトルに “Thank” が付く曲としてはダイドの “Thank You”(2001年、最高位3位)以来のトップ10ヒット、そしてマライア・キャリー with ジョー&98°の “Thank God I Found You”(2000年、最高位1位)以来の1位獲得となった「感謝」の気持ちが歌われているこの曲、先週は感謝祭(Thanksgiving:11月の第4木曜日)にちなんだ企画(ラジオ番組やアプリのプレイリストなど)で取り上げられていたようです。今週はラジオこそ45%アップながらセールス47%減、ストリーミング31%減で2位とは僅差となっていますが、近々(今週中?)ビデオがリリースされる予定になっており、来週も1位をキープできるかどうかはそのタイミング次第かもしれません。

2018/11/24付
セールス、ストリーミングの2冠で2週目の1位。
「自分の意思を持ったアーティストでガッツがあり、素晴らしい曲を作る。若い女性のお手本」という理由でビルボードのウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたアリアナ・グランデのこの曲、失恋ソングは失恋ソングでもテイラー・スウィフトやアデルのそれとは対照的で、ディスることもなければ怨念もこもっておらず(ただ、この方が商業的でウケはいいかも?)、過去の恋人を実名で歌い感謝を伝えるというアリアナの人間性と寛大な心が垣間見える曲になっています。

2018/11/17付
アリアナ・グランデは11曲目のトップ10で、初の1位獲得。
セールスとストリーミングを制し、女性ではアデルの “Hello” 以来3年ぶり、ビルボード史上32曲目の初登場1位となった「ありがとう。次」というこの曲、交際1ヶ月で婚約し、お互いの名前のタトゥーまで入れたもののスピード破局したピート・デヴィッドソンをはじめ、これまで付き合ってきた元恋人たち(ビッグ・ショーン、リッキー・アルヴァレス、マック・ミラー)に向けられたもので、感謝と許し、そして決別が歌われています。

 
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