【解説・和訳】 No Tears Left To Cry / アリアナ・グランデ

 
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2018年の今日(5月5日)、初登場で最高位3位を記録した Ariana Grande(アリアナ・グランデ)の “No Tears Left To Cry” を解説・和訳しました。

自身のコンサート会場で発生した爆弾テロによって受けたショックから立ち直る「克服ソング」で、「もう流す涙は残っていない」と歌われているダンス・ポップ。

アリアナがマックス・マーチンらと共に書いたこの曲は、自分の苦悩を話して抑圧感情を取り除こうとするカタルシス的な曲で、ビデオでは「どっちが上でどっちが下かもわからない」という不安な気持ちが表現されています。

また、『人を愛して、生きて、前に進むの。だからみんな一緒に上を向こう』という励ましのメッセージも込められており、テロ被害者への追悼という側面も持った曲になっています。

【リンク】
当時(2018/05/05)のチャート
アリアナ・グランデのヒット曲

【和訳】
[Intro]
Right now, I’m in a state of mind
I wanna be in like all the time
Ain’t got no tears left to cry
So I’m pickin’ it up, pickin’ it up
I’m lovin’, I’m livin’, I’m pickin’ it up
I’m pickin’ it up, pickin’ it up
I’m lovin’, I’m livin’, I’m pickin’ it up (Oh, yeah)

今の私の気分を教えてあげる
いつもこんな気分だったらいいのに
もう流す涙なんて残っていない
だから元気を出さなきゃ
愛して、生きて、元気を出すの
元気を出すの…

[Refrain]
I’m pickin’ it up (Yeah), pickin’ it up (Yeah)
Lovin’, I’m livin’, so we turnin’ up
Yeah, we turnin’ it up

元気を出すの…
愛して、生きて、一緒に上を向こう
一緒に上を向こう

[Verse 1]
Ain’t got no tears in my body
I ran out, but boy, I like it, I like it, I like it
Don’t matter how, what, where, who tries it
We out here vibin’, we vibin’, we vibin’

私の中には一滴も涙なんて残っていない
全部流したの いい感じ、いい感じ…
誰がいつ何を仕掛けてこようとしたって構わない
私たち 楽しむのよ 盛り上がるの みんなで楽しむの

[Pre-Hook]
Comin’ out, even when it’s rainin’ down
Can’t stop now, can’t stop so shut your mouth
Shut your mouth, and if you don’t know
Then now you know it, babe
Know it, babe, yeah

さあ、行くわよ 雨が降っていても
もう止められない
止められないの だから何も言わないで
黙っていてちょうだい
これでよくわかったでしょ

[Hook]
Right now, I’m in a state of mind
I wanna be in like all the time
Ain’t got no tears left to cry
So I’m pickin’ it up, pickin’ it up (Oh yeah)
I’m lovin’, I’m livin’, I’m pickin’ it up
Oh, I just want you to come with me
We’re on another mentality
Ain’t got no tears left to cry (To cry)
So I’m pickin’ it up, pickin’ it up (Oh yeah)
I’m lovin’, I’m livin’, I’m pickin’ it up

今の私の気分を教えてあげる
いつもこんな気分だったらいいのに
もう流す涙なんて残っていない
だから元気を出さなきゃ
愛して、生きて、元気を出すの
元気を出すの…
あなたにも私と一緒に来て欲しいの
私たちは違うメンタリティーを持ってるの
もう流す涙なんて残っていない
だから元気を出さなきゃ
愛して、生きて、元気を出すの
元気を出すの…

[Refrain]

[Verse 2]
They point out the colors in you, I see ‘em too
And, boy, I like ‘em, I like ‘em, I like ‘em
We’re way too fly to partake in all this hate
We out here vibin’, we vibin’, we vibin’

みんなあなたの中の「色」を指摘する
私にだってそれは見えてる
そして私はそれが好き…
私たちはそんなヘイトに関わっていられないの
私たちは楽しんでるの…

[Pre-Hook]

[Hook]

[Pre-Hook]

[Hook]


【ビルボード Hot 100 トップ10解説より】
2018/09/01付
5ランクアップで3度目のトップ10復帰。
ペアレント・アルバム “Sweetener”(アルバムチャート初登場1位)のリリースによりストリーミングが47%アップ(32位→16位)したこの曲、VMAsではビデオ・オブ・ザ・イヤーは逃したものの(受賞はカミラ・カベロの “Havana”)、ベスト・ポップ・ビデオに選ばれています。

2018/07/28付
変わらず8位をキープ。
SNSの影響もあり、拡散に有利(便利)な短いタイトルが多い中、ロングタイトルになっているこの曲、20文字(スペース含む)以上でトップ10入りした曲としてはマライア・キャリーの “All I Want For Christmas Is You”(2017/12/30付、最高位9位)以来の長さとなっています。(その前はサム・スミスの “Too Good at Goodbyes”)

2018/07/21付
7ランクアップでトップ10復帰。
先日、マンチェスターでの爆破テロの被害者の象徴となっているミツバチのタトゥに続き、今度は9.11のテロで命を落とした消防士で、フィアンセのピート・デイビッドソンの父親に敬意を表して、彼の消防士のバッジNo.「8418」のタトゥを入れたアリアナ・グランデのこの曲、テロ被害者への追悼曲というイメージが確立されたような気がします。

2018/07/07付
値下げ効果でワンランクアップ。
この曲も収録される4作目のアルバムの日本発売が8月17日に決まったアリアナ・グランデ。通常版、DVD付きのデラックス版、グッズ付きのスペシャル版の3つのバージョンが出る予定だそうで、『みなさんの癒しになりますように』という願いを込めてタイトルは “Sweetener” にしたそうです。

2018/06/30付
変わらずトップ10をキープ。
ゼッドとのコラボ曲、”Break Free” と並び、8週目(自己4位タイ)となるトップ10。iTunesではこのタイミングで値下げされており、来週はその効果が期待できます。

2018/06/23付
再上昇でトップ10復帰。
人気コメディアン、ピート・デイビッドソンと婚約したアリアナ・グランデ。この曲のビデオ(ラストシーン)にも登場するマンチェスターでの爆破テロの被害者の象徴となっているミツバチのタトゥを耳の後ろに入れたことでもちょっとした話題になっています。

2018/06/09付
ワンランクダウンながらトップ10はキープ。
人気コメディアン、ピート・デイビッドソンと付き合っていることが発覚したアリアナのこの曲、彼女のヒット曲ランキングでは “Love Me Harder” を抜き5位に上昇しています。

2018/06/02付
2ランクダウン。
アリアナ・グランデにとってはカタルシス(自分の苦悩を話して抑圧感情を取り除こうとする精神療法)的な存在になっているこの曲、先週のBBMAsでは前々日に発生したサンタ・フェ高校での銃乱射事件の被害者を意識してか、黒のミニドレスと黒のニー・ハイ・ブーツ、そして髪には黒のリボンという黒ずくめの衣装でパフォーマンスされており、ビルボードはこの日の全14パフォーマンス中2位という評価をしています。(ちなみに1位はジャネット・ジャクソンの “Nasty”、”If”、”Throb” のメドレー)

2018/05/26付
3ランクアップ。
YouTubeにアップされている全てのビデオの中で、この1週間での再生回数が “This Is America” に次いで2位となっているこの曲、そのビデオのラストではマンチェスターでの爆破テロの被害者の象徴となっているミツバチが飛び去って行くシーンが描かれています。

2018/05/19付
変わらずトップ10をキープ。
自身のコンサート会場で発生したテロ事件の影響を受けているというこの曲のビデオ、当時の不安な気持ちをどっちが上でどっちが下かもわからいという映像で表現したそうです。ただ、曲では『もう流す涙なんて残っていない。人を愛して、生きて、前に進むの。だからみんなも一緒に行こう』と歌われています。

2018/05/12付
7ランクダウンながらトップ10はキープ。
ノミネートはされていないものの、5月20日(日)に開催される Billboard Music Awards(BBMAs)ではオープニング・アクトを務めることになっているアリアナ・グランデ。先週は米人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演し、この曲をテレビ初披露しています。

2018/05/05付
アリアナ・グランデは9曲目のトップ10。
昨年5月、自身のコンサート会場で22人が死亡した爆弾テロによって受けたショックから立ち直る「克服ソング」で、アリアナがマックス・マーチンらと共に書いた曲。『もう流す涙は残っていない。だから(前の状態を)取り戻すの。愛して、生きて、取り戻すの』と歌われています。 

 
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