【解説】 Harlem Shuffle / ローリング・ストーンズ

 
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1986年の今日(5月3日)、最高位5位を記録した Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)の “Harlem Shuffle” について解説しました。

ボブ&アールの同名曲のカヴァーで、表向きにはハーレム・シャッフル(ダンスの名前)を踊ろうという、楽曲的にはシンプルなポップ・ロック。

50年代~60年代にかけてハーレム(ニューヨークにあるアフリカ系アメリカ人の中心地)のボールルーム(舞踏室、ダンスフロア)で踊られていた「ハーレム・シャッフル」というダンスがタイトルになっているこの曲は、キース・リチャーズによると『長年、ミック(・ジャガー)には黙ってアルバムに入れようとしていたけど、結局、彼向けの曲だと思ったのでデモテープを渡した。(一緒にレコーディングした)』そうで、オリジナル(最高位44位)を上回るヒットとなっています。

冒頭(ヴァース1)では、

左に動かすんだ
自分自身で
右に動かすんだ
一晩中持たせるんだったら
今度はゆっくり
魂を込めて
早く動かしちゃダメだ
長持ちさせろ

と歌われており、ここまでなら素直に「一晩中ゆっくりダンスを楽しもう」と解釈できるかもしれませんが、

こするんだ サルみたいに
すごくクールにやるんだ
リンボー(ダンスのポール)をスライドする(こする、すり抜ける)ように
(股間の高さまで)かがんでくれないか?(※)

(※英詞は “How low can you go?” 。スラングで「オーラル・セックスをする」の意味)

と続くと、フックの

イエー、イエー、イエー、ハーレム・シャッフルをしよう
(Do the Harlem shuffle)

は、「一人でオーガズムが得られる行為」であることは容易に想像がつくと思います。また、キースが言う「ミック向け」というのもダブル・ミーニングで、この頃ソロ活動をしていたミック・ジャガーをディスっているのかもしれません。

ちなみに、この曲と似たタイトルで、2013年に5週1位を獲得して年間4位の大ヒットとなったバウアーの “Harlem Shake” も「そういう意味」だと思います。

【リンク】
当時(1986/05/03)のチャート
ローリング・ストーンズのヒット曲

 
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