1986年の今日(4月19日)、1位を獲得した Prince(プリンス) の “Kiss” について解説しました。
ヴォーカルが全編ファルセット(裏声)のファンク・ロックで、グラミーの最優秀R&Bヴォーカルパフォーマンス(デュオ/グループ)受賞曲。
クレジットはされていないものの、元レヴォリューションのウェンディがフィーチャーされており、彼女が弾くギターのコードカッティングはこの曲の特徴にもなっています。
ビデオでは、耳元で『卑猥なことは言わないで、ベイビー』と囁くプリンスに対して、迷惑そうな表情を浮かべていたのも印象的です。
また、映画「プリティ・ウーマン」でジュリア・ロバーツがバスタブの中で歌っていたように、
リッチである必要はない
僕の女になるためには
クールである必要はない
僕の世界を支配するためには
特別なサインなんかなくても 僕は上手くやれる
僕はただ 君との特別な時間と キスが欲しいだけなんだ
というフック(サビ)はつい口ずさみたくなるフレーズだと思います。
ちなみに、この日の2位にランクインしているバングルスの “Manic Monday” もプリンスが書いた曲。
【リンク】
当時(1986/04/19)のチャート
プリンスの全ヒット曲
【解説・和訳】Cream / Prince(プリンス)