【解説】 Wild, Wild West / エスケイプ・クラブ

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

1988年の今日(11月12日)、1位を獲得した Escape Club(エスケイプ・クラブ)の “Wild, Wild West” について解説しました。

これから90年代に向かっていく今を西部開拓時代に例えているような曲で、西部劇を思わせる銃声と未来を思わせるレーザー・サウンドが印象的なポップロック。

本国では一度もチャートインしたことがないのにアメリカで1位を獲得した唯一のイギリス人アーティスト(バンド)となったエスケイプ・クラブのこの曲、ソングライターは彼ら自身ということになっていますが、エルビス・コステロの “Pump It Up” そっくりということと、鏡を使って撮影されている胴体がない手足が奇妙に動くビデオが話題になりました。


フックでは、

彼女は超イジワル
でも気にしない
彼女の目とワイルドな髪が好き
僕らが一番好きなビートに乗って踊ろう
90年代に向かって
西部開拓時代を生きる

と歌われていますが、「ワイルドな髪」とはこの頃に流行っていた女性パンクロッカーのヘアスタイルのことのようです。

また、”Big Boom” や “Safe Sex” など核戦争、AIDSなどを想起させるフレーズが散りばめられているのもこの曲の特徴の一つと言えるかもしれません。

【リンク】
当時(1988/11/12)のチャート
エスケイプ・クラブのヒット曲

 
0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す