【解説】 Tell Her About It / ビリー・ジョエル

 
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1983年の今日(9月24日)、1位を獲得した Billy Joel (ビリー・ジョエル)の “Tell Her About It” (邦題:あの娘にアタック)について解説しました。

かつて過ちを犯した男から、これから恋をしようとしている男へのアドバイス形式になっている曲で、モータウン・サウンドへのオマージュになっているドゥーワップ。

同じプロデューサー(フィル・ラモーン)が手がけたマイケル・センベロの “Maniac” に代わって1位を獲得したこの曲は、離婚直後かつ新しい恋人(後に結婚&離婚)と出会ったばかりのビリー自身が書いた曲で、恐らく離婚を経験した自分から、また新しい恋をしようとしている自分へのセルフメッセージだと思われます。

ビリー本人はこの曲について、ずっと話していられる初めての女性(”Uptown Girl” のビデオにも出演している新しい恋人のクリスティ・ブリンクリー)がいて、ある時突然、彼女が自分のソウル・メイトだと気が付いたという体験がこの曲のベースになっていると語っています。

フックでは、

彼女に言ってやれよ
感じてることの全てを
君が本気だと納得してくれるように
彼女に言ってやれよ
途方もない夢も
彼女が必要だってことや
どんなに大事かってことも

とパワフルに歌い上げられています。

ちなみに、ビデオは「もしビリーが1963年のエド・サリヴァン・ショーに出演したら」という設定になっており、エド・サリヴァン役の俳優(ウィル・ジョーダン)がトッポ・ジージョ(ネズミのキャラクター)に続いて「B.J.」を紹介、ライブでパフォーマンスするという内容になっています。

【リンク】
当時(1983/09/24)のチャート
ビリー・ジョエルのヒット曲

 
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