2006年の今日(9月23日)、最高位3位を記録した The Pussycat Dolls (プッシーキャット・ドールズ) feat. Snoop Dogg (スヌープ・ドッグ)の “Buttons” について解説しました。
脱がされたい願望がテーマになっている曲で、中東風のサウンドが特徴的なダンス・ポップ。
クリス・ブラウンの “Run It!” やシアラの “Goodies” などのソングライターとしても有名なショーン・ギャレットとリード・ヴォーカルのニコール・シャージンガー(他)が書いたこの曲は、紳士であろうとする男性に「物足りない」女性が主人公になっています。
フックでは、
私は「ボタンを外して」(服を脱がして)って言ってるの
でもあなたはカッコつけてばかり
私にしてくれることをアピールしてるけど
そんなことどうでもいいの
と歌われていますが、最後のヴァースではスヌープ・ドッグが
それで君たちは欲しかったものが得られて
俺は必要なものが得られた訳だけど
どういうことかって言うと
俺のモノがプッシーキャットに入ったってことさ
君たち6人に対する俺のビッグ・ドッグの働きはどうだった?
アシュレイ、ニコール、カーミット、ジェシカ、キンバリー、メロディー
聞かせてくれよ
とラップしており、どうやら主人公の女性の願望は達成されたようです。
ちなみに、スヌープ・ドッグは2005年のRadio Music Awardsで彼女たちの “Santa Baby” のパフォーマンスにサンタクロース姿で登場して共演したことがきっかけで、レーベル側の依頼を受けてこの曲に加わることになったそうです。
また、この曲のビデオはMTV Video Music Awardsでベスト・ダンス・ビデオを受賞しています。