【解説】Don’t Cha / プッシーキャット・ドールズ

 
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2005年の今日(8月20日)、最高位2位を記録した The Pussycat Dolls(プッシーキャット・ドールズ) feat. Busta Rhymes(バスタ・ライムス)の “Don’t Cha” について解説しました。

彼女がいる男をあざけるようなダンス・ポップで、アメリカだけで300万枚(世界で600万枚)のセールスを記録したのにもかかわらず1位を獲得できなかった不運な曲。

(1位を阻止したのは、セールスは168万枚ながら14週1位を獲得したマライア・キャリーの “We Belong Together”)

もともとはアウトキャストのバックヴォーカルだったトーライ・アラマズという女性が書いた曲ですが、本人曰く『レーベルのエゴとえこひいきに巻き込まれた』そうで、バスタ・ライムスとシーロー・グリーンによって別の曲にされてしまったようです。

また、この曲のシンガーとして最初はシュガーベイブスとパリス・ヒルトンにオファーを出したものの断られ、また、プッシーキャット・ドールズのゲスト・リードヴォーカルとしてグウェン・ステファニーを招待するも実現せず、という紆余曲折もあったそうです。

ソングライターは前述のバスタ・ライムスとシーロー・グリーンですが、”Baby Got Back”(ニッキー・ミナージュが “Anaconda” でサンプリングした曲)のNo.1ヒットで知られるサー・ミックス・ア・ロットの “Swass” をサンプリングしていたということで、結局3人の名前がクレジットされるということになっています。

フック(サビ)では、

あなたの彼女が
私みたいにホットだったらって思うでしょ?
私みたいにフリークだったらって思うでしょ?
思わない? そう思わない?
あなたの彼女が
私みたいに新鮮だったらって思うでしょ?
私みたいに楽しかったらって思うでしょ?
思わない? そう思わない?

と歌われていますが、後にソロとなるリード・シンガーのニコール・シャージンガーだからこその歌詞と言えるかもしれません。

【リンク】
当時(2005/08/20)のチャート
プッシーキャット・ドールズのヒット曲

 
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