ビルボード Hot 100(2019/02/16付) トップ10解説

 
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2019/02/16付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – 7 rings
今週もセールスとストリーミングの2冠で3週目の1位。
2/10(日本時間では2/11)に開催されたグラミー賞でアルバム “Sweetener” が最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を獲得(自身、グラミー初受賞)したものの、予定されていたパフォーマンスは授賞式を取り仕切るプロデューサーに『自己表現や創造性を制限されたから』という理由で辞退、さらに授賞式の出席までキャンセルしたアリアナ。エンターテイメント産業専門の業界紙「バラエティ」は、(アリアナは)この曲をフルでパフォーマンスしたかったものの3曲メドレーを要求されたようだ、と報じています。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト10(更新)

2位右上矢印 (先週8位、最高位2位)
Marshmello(マシュメロ) feat. Bastille(バスティル) – Happier
6ランクアップで最高位更新。
急上昇の要因は世界的に最も有名なゲームの一つ、「フォートナイト」内で開催されたヴァーチャル・コンサートでのパフォーマンス効果(この曲は添付ビデオの7:29から)。リアルのコンサート・チケットもゲットできるようになっていた画期的な企画もあったようで、マシュメロは『俺たちは今日、歴史を作った』とツイートしています。

3位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
ワンランクダウン。
2/9に人気TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演したホールジー。絵を描きながら歌った “Eastside” とピアノだけで歌い上げたこの曲のパフォーマンスが好評だったようで、中でもケリー・クラークソンはTwitterで『キラー・パフォーマンス』『ここ最近、私が見た中でベスト・パフォーマンス』と絶賛しており、そのツイートを見たホールジーは『泣きそう』と返信しています。


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
ワンランクダウンでトップ3から陥落。
グラミーではレッド・ホット・チリ・ペッパーズと共演で(ちょっと前の曲という印象の)”rockstar” など3曲をパフォーマンスしたポスト・マローン。ビルボードの評価では全パフォーマンス中最下位とされており、スワエ・リーとのコラボでこの曲のパフォーマンスを望んでいたファンにとっては、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞を含む4部門でノミネートされていたものの無冠に終わったことも含めて残念な結果となっています。


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
変わらずでトップ5をキープ。
先週のスーパーボウルのハーフタイムショーに続いて2週連続となるビッグ・ステージでのパフォーマンスが期待されていましたが、グラミーでは披露されることはなかったこの曲(※アース・ウィンド&ファイアーのフィリップ・ベイリーらと共にアルバム内の別の曲がパフォーマンスされています)、トップ10滞在はビルボード史上10曲目となる27週、そしてHOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではファレル・ウィリアムスの “Happy”(2014年、最高位1位)と並んで33位に上昇しています。
【解説・和訳】 SICKO MODE / トラヴィス・スコット


6位右上矢印 (先週7位、最高位4位)
Panic! At The Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ) – High Hopes
再上昇でワンランクアップ。
ホット・ロックのチャートでは15週目の1位。そして今週もラジオを制してこれで12週目の1位となっています。
【解説・和訳】 High Hopes / パニック・アット・ザ・ディスコ


7位右下矢印 (先週6位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – thank u, next
ワンランクダウン。
2/8にリリースされ、早くもストリーミング数は「記録的」になっているというアルバム “thank u, next”。アルバム内の全曲がチャートインすることは確実で全曲トップ40入りするかもとも噂されていますが、その中でこの曲がどの程度再上昇するか(”7 rings”、次のシングルでビデオがリリースされた “break up with your girlfriend, i’m bored” と共に上位独占できるか)にも注目が集まっています。
【解説・和訳】 thank u, next / アリアナ・グランデ


8位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
J. Cole(J・コール) – MIDDLE CHILD
4ランクダウンでトップ5から陥落。
実際には「真ん中の子」ではなく兄が一人だけというJ・コールのこの曲、ヴァース1では『このロレックスはドレイクからもらったものだ』、ヴァース2では『ジェイ・Zとランチに行く』などラップされており、この二人との交友関係をアピールすることによって(ドレイクとジェイ・Zとは不仲とされる)カニエ・ウェストを軽く攻撃をしているのではないかと言われています。


9位右矢印 (先週9位、最高位8位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Wow.
9位変わらず。
2017年にトップ10滞在はわずか6週ながら年間ではトップ10入りした自身の “Congratulations” と最高位は並んでいるこの曲、トップ10滞在も並ぶ可能性はありますが、決定的な違いはビデオ。”Congratulations” は(リリースが2年前ですが)10億回に到達しようとしている一方、この曲は伸び率もイマイチで、これまでわずか3,700万回程度となっています。

10位右矢印 (先週10位、最高位1位)
Maroon 5(マルーン5) feat. Cardi B(カーディ・B) – Girls Like You
ハーフタイムショー効果で今週もトップ10をキープ。
これでトップ10滞在はエド・シーランの “Shape Of You”(2017年、最高位1位)と並び、ビルボード史上2曲目で1位タイとなる33週。しかしながら新記録(=来週のトップ10キープ)は難しいと思われます。
【解説・和訳】 Girls Like You / マルーン5 feat. カーディ・B
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト20

トップ10圏外では、21サヴェージの “A Lot” が26位→12位、ビリー・アイリッシュの “bury a friend” が74位→14位、カリードの “Better” が23位→18位などとなっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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