1985年の今日(12月28日)、最高位2位を記録した Eddie Murphy(エディ・マーフィ)の “Party All The Time” について解説しました。
パーティ好きの彼女への不満を歌っている曲で、コメディアンで俳優のエディ・マーフィがシンガーとしてのポテンシャルも示したシンセ・ポップ。
ソングライターとプロデューサーはM.C.ハマーの “Can’t Touch This” の元ネタとなった “Super Freak” のヒットで知られるリック・ジェームスで、ヴォーカルのサポート、ビデオ出演も含め全面的にエディをバックアップしています。
一部ではコカインを想起させるとして「最悪の曲リスト」に入れられていますが、当時、映画やTVで人気絶頂のエディ・マーフィが歌っているということもあってMTVではヘビロテで放送されていました。
僕は君にシャンパンだってバラだって買ってあげる
ダイアモンドの指輪だって
でも君は一晩中遊び歩いて
僕にどうしろって言うの
僕の彼女はいつもパーティばっかり
という歌詞は、名声とお金が手に入ってもそれだけで幸せになれるというわけではないというエディの当時の心境を歌ったものかもしれません。
ちなみに、映画俳優のヒット曲としては、ウィル・スミスの “Gettin’ Jiggy Wit It”(1998年、最高位1位)と “Wild Wild West”(1999年、最高位1位)、ブルース・ウィリスの “Respect Yourself”(1987年、最高位5位)などがあります。
また、エディはマイケル・ジャクソンの “Remember The Time” のビデオに出演するなど、音楽業界とのつながりは深いものがあるようです。
【リンク】
当時(1985/12/28)のチャート
コメント
自分はこの曲で彼を知ったので、逆に映画が楽しみになりましたね。
そういうパターンも結構ありますよね。
私もウィル・スミスは曲で先に知りました。
エディ・マーフィが曲出してるなんて初めて知りました
私もこの曲が出たときは「えっ、あのエディ・マーフィ?」と思ったのをよく覚えています。
結構多才なんですよね。