ビルボード Hot 100(2015/06/13付) トップ10解説

 
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2015/06/13付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ) feat. Charlie Puth – See You Again
返り咲きで7週目の1位。
ウィズ・カリファとわずか1年ちょっとで離婚し、激しい親権争いをしたモデルのアンバー・ローズも心が和らいだという曲。
Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ) – ヒット曲ベスト10

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2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) feat. Kendrick Lamar – Bad Blood
1週でトップの座から陥落。
ケイティ・ペリー自身が自分のことだと認識している曲。ブリッジ部分に出てくる『そんなふうに生きるのならゴーストと生きることになるわよ』という歌詞も、ケイティのアルバム “Prism” に収録されている “Ghost” を意識したもののようです。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20(更新)


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Fetty Wap(フェティ・ワップ) – Trap Queen
変わらずトップ3をキープ。
この曲のレコーディングの時はナーバスというより凄く心配だったと語っているフェティ、ただ、ヴォーカルがちょっと上擦った感じになっていることとは関係ないようです。


4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
WALK THE MOON(ウォーク・ザ・ムーン) – Shut Up And Dance
ホット・ロックのチャートでは10週目の1位も4位変わらず。
ナイトクラブで恋人からダンスに誘われたことがきっかけで出来たというこの曲ですが、バンドのフロントマンのニコラスは『個人的な経験というより、日常のある瞬間(を曲にしたもの)なんだ』と語っています。


5位右上矢印 (先週6位、最高位1位)
Mark Ronson(マーク・ロンソン) feat. Bruno Mars – Uptown Funk!
再上昇でトップ5復帰。
これで5位以内は25週目で、リアン・ライムスの “How Do I Live” と並びビルボード史上1位タイとなっています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10


6位右下矢印 (先週5位、最高位3位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Earned It (Fifty Shades Of Grey)
15週目のトップ10。
“Uptown Funk!” の次の1位候補と言われていたこの曲、”Earned It”(獲得)とはならず、結局3位止まりでしたが個人的には大健闘だと思います。


7位右矢印 (先週7位、最高位6位)
Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ) – Want You Want Me
セールスが好調も7位変わらず。
イギリスでは今週12万7千ダウンロードを記録して初登場1位になっています。


8位右矢印 (先週8位、最高位8位)
David Guetta(デビッド・ゲッタ) feat. Nicki Minaj, Bebe Rexha & Afrojack- Hey Mama
こちらも変わらず。
フランスのDJ(デビッド・ゲッタ)、トリニダード・トバゴの女性ラッパー(ニッキー・ミナージュ)、アルバニアの女性レコーディング・アーティスト(ベベ・レクサ)、そしてオランダのDJ(アフロジャック)のグローバルな共演作。イントロとポスト・フック(サビのあと)の部分にはアラン・ローマックスの1947年のヒット “Rosie” がサンプリングされています。


9位右矢印 (先週7位、最高位2位)
Maroon 5(マルーン5) – Sugar
今週もトップ10をキープしてこれで20週目。
これはマルーン5としては “Payphone” の19週を抜き、”One More Night”、”Moves Like Jagger” の21週に次ぐ記録。
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト10


10位右矢印 (先週10位、最高位9位)
T-Wayne(T-ウェイン) – Nasty Freestyle
何とか踏みとどまって10位をキープ。
オシリと胸では6:4でオシリ派が多いとされているアメリカ男性ですが、T-ウェインもオシリ派のようで『馬みたいなオシリの女しかいらない』とラップしています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

(関連記事、コメント欄はこの下)

 
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コメント

  1. レイ より:

    今週はトップ10圏外の曲に注目したいと思う
    まずは、先週12位からワンランクアップした
    Andy GrammerのHoney,I’m Good から。この曲は相変わらずiTunesで好調を維持しており、トップ10に入った後も順調に順位を上げていくと思う。
    今週一番注目したいのは、先週27位から一気に16位までアップしたOmiのCheerleader。
    この勢いが続けば、トップ10もそう遠くと感じた。また、この曲はリミックスを担当した
    Felix Jaehnのエディットがとても効いていると思う。昨年Mr.ProbzのWavesや、Lilly WoodとコラボしたPrayer In CをヒットさせたRobin Schulzに似た感じのDJで、今年のブレイクが予想される。去年大ヒットしたDJ SnakeのTurn Down For Whatがチャートでトップ5入りした後は、一曲もダンスソングがトップ5にランクインしていないので、個人的にはこの曲に期待したい。
    今週、初登場20位にランクインしたThe WeekndのThe Hillsは、iTunesで順位が下がり始めているので、一発屋にはならないでほしい。
    6月はなんといってもPaul McCartneyの誕生月でもあり、テレビで音楽情報が放送されることが多くなると思う。Paul以外にも、昨年大ブレイクしたIggy Azaleaや、今をときめく世界の歌姫Ariana Grandeも誕生日を迎え、今月は大きな順位変動が頻繁に起こると予想される。

  2. はろ より:

    いつも思うのですが、サンプリングって探すの大変ですよね。それも仕事なんでしょうけど。MCハマーの「U Can’t Touch This」がサンプリングだと知った衝撃は忘れられません。