【解説】Toxic / Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)

 
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2004年の今日(3月27日)、最高位9位を記録した Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)の “Toxic” について解説しました。

ちょっと危険な恋愛にハマる女性について歌った曲で、バングラ(元はインドあたりの民謡、UK産のクラブミュージック)・ビートが特徴的なフォークトロニカ(弦楽器が多用されたエレクトロ・ダンス・ポップ)。 

ブリトニーはこの曲について、『男に病みつきになる女の子について歌ったアップビートな曲で、いままで(の曲)と全然違うところが大好き。(主人公の)女の子は欲しいもののためなら何でもするの。で、(手に入れたら)また次の獲物を手に入れるの。』と語っています。

ビデオは韓国人のジョセフ・カーンが監督で、本人曰く『フライト・アテンダントに変装したシークレット・エージェント(ブリトニー)が乗客を誘惑するというばかばかしい内容』になっていますが、運悪くリリースがスーパーボウルでのジャネット・ジャクソンの「おっぱいポロリ事件」と被ってしまったことからMTVなどではそちらに話題をさらわれています。

その影響もあってか(デジタルとラジオでは1位を獲得したものの)最高位9位止まりでしたが、グラミーでは最優秀ダンス・レコーディング賞を獲得、ブリトニーは初のグラミー受賞となっています。

フック(サビ)では、

あなたの唇の味 たまんない
あなたの毒に犯される
毒の味はパラダイス
もう夢中よ
あなたの毒のとりこ

と歌われており、米人気ドラマ「glee/グリー」でも取り上げられましたが(gleeバージョンのこの曲は最高位16位を記録)、そのシーンでジェーン・リンチ演じるスー先生は『これはブリトニー・スピアーズのセックス・テロだ!』と叫んでいます。

ちなみに、もともとこの曲はカイリー・ミノーグ(またはジャネット・ジャクソン)のために書かれたものだということもあって、イギリスではこの曲とカイリーの “Red Blooded Woman” の争い(ブリトニーは1位獲得、カイリーは5位止まり)が話題になりました。

【リンク】
当時(2004/03/27)のチャート
ブリトニー・スピアーズのヒット曲

 
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コメント

  1. はろ より:

    ブリトニーの中で一番セクシーで綺麗に撮れているのではないかしら…。ティラーの曲撮っている監督ですよね?もちろん、曲も良いですね。

  2. ヒット好き より:

    この曲はブリトニーの中でも一番人気があり有名な曲の1つですね。ビデオも特徴的です。
    全米じゃ9位どまりとは…これより上の曲を見てみると、もう少し上の順位にいけたような。

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