【解説】Joy To The World / Three Dog Night(スリー・ドッグ・ナイト)

 
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1971年の今日(4月17日)、1位を獲得した Three Dog Night(スリー・ドッグ・ナイト) の “Joy To The World” について解説しました。

バンドのメンバー曰く、『子供の曲。そして馬鹿げた曲。』で、この年の年間ナンバーワン。

3人いるヴォーカリストのうち、ダニーとコリーはこの曲を拒絶したそうですが、チャックはバンドが一つになるためには馬鹿げた曲も必要と感じたそうです。

ヴァース1は(今はもういない)いつも酔っ払っていた友達の話、
ヴァース2は僕が王様だったらという話、
ヴァース3は愛だの恋だのと言ってるヤツの話
という構成になっており、フック(サビ)では、

世界に喜びを
男の子も女の子もみんな
深く青い海の魚たちにも喜びを
君と僕にも喜びを

と歌われています。

ベトナム戦争の最中という時代背景を考えると、「馬鹿げた曲」=「平和を訴える曲」ということなのかもしれません。

ちなみに、この曲のソングライターはホイト・アクストンで、エルビス・プレスリーの “Heartbeak Hotel” の共作者メイ・アクストンの息子。(親子そろって1位獲得曲のソングライターになったのは史上初)

【リンク】
当時(1971/04/17)のチャート
スリー・ドッグ・ナイトのヒット曲

 
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