ビルボード Hot 100(2019/09/14付) トップ10解説

 
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2019/09/14付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Lizzo(リゾ) – Truth Hurts
今週もセールスを制して2週目の1位。
女性ファッション雑誌 “ELLE”(エル)の10月号の表紙を飾ったリゾ。この曲では『DNA検査で私は100%ビッチだって分かった』と歌われていますが、この1位を獲得した「女性のエンパワーメント・アンセム」によってリゾは100%スターだということが証明されたと評されています。
【解説・和訳】 Truth Hurts / Lizzo(リゾ)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) & Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Señorita
ラジオを制して2位をキープ。
先週は地元のトロントで北米ツアーを締めくくったショーン・メンデス。そのトロントでのコンサートでは「予告なしに登場したカミラ・カベロとともにこの曲を熱唱し、自身のトレーナーのプロポーズをサポートした」と報じられています。
【解説・和訳】 Senorita / ショーン・メンデス&カミラ・カベロ


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ) – bad guy
変わらず3位をキープ。
来年のグラミーではサム・スミス以来(女性アーティストではエイミー・ワインハウス以来)となる主要4部門すべてにノミネートされると見られているビリー・アイリッシュ。最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞のどちらか(もしくは両方)の受賞が期待されるこの曲は、トップ3の滞在週がビルボード史上22曲目(14位タイ)の16週となっています。また、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではブラック・アイド・ピーズの “Boom Boom Pow”(2009年、最高位1位)と並び67位→56位に上昇しています。
【解説・和訳】 bad guy / ビリー・アイリッシュ


4位右上矢印 (先週6位、最高位4位)
Lil Tecca(リル・テッカ) – Ran$om
今週もストリーミングを制して最高位更新。
早くもワンヒット・ワンダー(一発屋)という声も聞こえてきているリル・テッカのこの曲、昨年、”Lucid Dreams” を一発ヒットランキングの4位に送り込んだジュース・ワールドとコラボしたバージョンは、ストリーミング・ポイントのうち約30%程度を稼いでいるようで、好調の下支えになっています。


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) feat. Billy Ray Cyrus(ビリー・レイ・サイラス) – Old Town Road
5位変わらず。
ビリー・レイ・サイラスが担当するヴァースの歌詞に「マリファナ」という言葉があったため、変えてもらったというリル・ナズ・Xのこの曲、トップ5はビルボード史上10曲目(7位タイ)の23週目となっています。また、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー ft. ジャスティン・ビーバーの “Despacito”(2017年、最高位1位)など3曲を抜いて8位→5位に上昇しています。
【解説・和訳】 Old Town Road / リル・ナズ・X ft. ビリー・レイ・サイラス


6位右上矢印 (先週7位、最高位6位)
Chris Brown(クリス・ブラウン) feat. Drake(ドレイク) – No Guidance
ワンランクアップで最高位復帰。
トップ5入りしていない曲としてはマルーン5 ft. ケンドリック・ラマーの “Don’t Wanna Know”(2017年、最高位6位)以来、ビルボード史上21曲目のトップ10滞在11週目となったこの曲、ドレイクのヒット曲ランキングでは “Started From The Bottom”(2013年、最高位6位)を抜いて11位に上昇しています。
Chris Brown(クリス・ブラウン) – ヒット曲ベスト20
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)

7位アップ (先週-位、最高位7位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Circles
ポスト・マローンは8曲目のトップ10。
色あせた愛を嘆き、むなしく走り去るという曲。フックでは『季節は変わる。そして俺たちの愛は冷めていく。状況は悪くなる、お互いに手放せないから。逃げ出しても、俺たちは同じところをグルグル走っているだけ』と歌われています。


8位右上矢印 (先週9位、最高位2位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) & Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – I Don’t Care
ワンランクアップ。
1位と10位を除きトップ10内ではすべての順位に滞在しているこの曲、1位獲得の可能性は消えていますが、10位に滞在すればポスト・マローンの “Wow.” 以来、1位以外のトップ10のすべての順位に滞在したビルボード史上13曲目となります。(エド・シーランは “Thinking Out Loud” に続いて2曲目)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – ヒット曲ベスト10
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


9位右下矢印 (先週8位、最高位3位)
Khalid(カリード) – Talk
ワンランクダウン。
トップ10滞在はこれで19週目。ワンワード・アーティストによるワンワード・タイトルの曲としては、TLCの “Waterfalls”(1995年、最高位1位)、アッシャーの “Burn”(2004年、最高位1位)、アデルの “Hello”(2015年、最高位1位)の18週を抜いて単独3位となっています。(ちなみに、1位はロードの “Royals” で23週、2位はTLCの “Creep” で20週。)


10位アップ (先週12位、最高位3位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. Young Thug(ヤング・サグ) – Goodbyes
2ランクアップでトップ10復帰。
フィーチャーされていたカミラ・カベロの “Havana”(2018年、最高位1位)同様、あまり存在感が示せていないヤング・サグ。ただ、ヴァース3で『君はバービー、ライフドール(※ダッチワイフ、大人のおもちゃ)、それはニッキー・ミナージュ』と、自分をバービー人形とオーバーラップさせているニッキー・ミナージュをネタにしてラップしている部分はこの曲のハイライトの一つだと思います。(ちなみに、ヤング・サグとニッキーは何度か共演している仲。また、ニッキーはこの歌詞にすぐさまインスタで反応しています。)

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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