ビルボード Hot 100(2018/12/29付) トップ10解説

 
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2018/12/29付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – thank u, next
今週もストリーミングを制して6週目の1位。
歌詞に実名を出すことを元カレ全員から承諾を得たというアリアナのこの曲、彼女のヒット曲ランキングでは “Side To Side”(2016年、最高位4位)を抜いて3位に上昇。また、ビデオの再生回数は早くも2億回を突破しています。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト10


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
引き続きセールスを制したものの1位とは僅差で2位変わらず。
ホールジーのアンニュイな(けだるい)感じの独特なヴォーカルが歌詞とマッチして、よりエモーショナルで切ない雰囲気を醸し出しているこの失恋ソング、ようやく再生回数が5,000万回に達したビデオのラストシーンは、スウェーデンで今年の5月、元恋人のジー・イージーが目の前で(クラブでの暴行&コカイン所持の容疑で)逮捕されたときの様子が再現されているのでは?と言われています。


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
変わらずトップ3をキープ。
ローリングストーン誌の最新号の表紙を飾り、インタビューでは(今年、既に自分の子を出産した)モデルのカイリー・ジェンナーと『もうすぐ結婚する』と語ったトラヴィス・スコット。来年はアトランタで2月3日に開催されるスーパーボールのハーフタイム・ショーに(メインであるマルーン5のゲストとして)出演することが決まったそうで、この曲をパフィーマンスすると思われます。
【解説・和訳】 SICKO MODE / トラヴィス・スコット


4位右上矢印 (先週7位、最高位4位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
3ランクアップで最高位更新。
先日公開されたアニメ映画「スパイダーマン」効果でセールスとストリーミングの伸び率1位となったこの曲、ビデオはポスト・マローンとスワエ・リーの出演はなく、映画の映像を使ったリリック・ビデオのような作りになっており、再生回数は急増して1億回を突破、1億3,000万回に達しています。


5位右下矢印 (先週4位、最高位3位)
Marshmello(マシュメロ) feat. Bastille(バスティル) – Happier
ワンランクダウンながらトップ5はキープ。
来年3月の単独来日公演が決まっているマシュメロ。後日、追加で発表されることになっている出演者はバスティルではないかと噂されていますが、いずれにしてもこの曲をプレイしてくれることは間違いないようです。


6位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
Panic! At The Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ) – High Hopes
ワンランクダウンでトップ5から陥落。
“Had to have high, high hopes for a living”(生きるためには高い志を持たなければならなかった)というキャッチーなフレーズが強烈な印象を与えるこの曲、ただ、ヴァースでも『ストレンジャー・クルセイダーズ(※世界を制するものたちの意味)はワナビー(※他の誰かになりたいと思う人)ではない』というような歌詞がちりばめられており、「成功の秘訣」が歌われています。


7位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
Mariah Carey(マライア・キャリー) – All I Want For Christmas Is You
ストリーミング24%増ながらワンランクダウン。
オルゴールの音で始まり、マライアのアカペラが終わるとアップビートにチェンジしてスレイベル(そりの鈴)などを使ったクリスマスらしいサウンドになるこの曲、この構成や音作りは宗教的にも非宗教的にも極端に偏ることなく、そのおかげで楽しい雰囲気になると評されています。


8位右上矢印 (先週9位、最高位2位)
Kodak Black(コダック・ブラック) feat. Travis Scott(トラヴィス・スコット) & Offset(オフセット) – ZEZE
ワンランクアップ。
トップ10はこれで10週目。”Sunflower” ほどではないもののアニメ映画「スパイダーマン」効果と、今週アルバム・チャート初登場1位でこの曲も収録されているコダック・ブラックの “Dying to Live” のリリース効果が再上昇の要因となっています。


9位右下矢印 (先週8位、最高位4位)
Lil Baby(リル・ベイビー) & Gunna(ガンナ) – Drip Too Hard
ワンランクダウン。
特別な要因は見当たらないもののトップ10から陥落しそうでしないこの曲、トップ10初登場の週に最高位4位を記録した以降、8位以下はこれで10週目。ちなみに、この記録(最高位にかかわらず8位以下のトップ10滞在10週以上)はマルーン5 ft. ケンドリック・ラマーの “Don’t Wanna Know” 以来、ビルボード史上13曲目となっています。

10位アップ (先週13位、最高位10位)
Andy Williams(アンディ・ウィリアムス) – It’s The Most Wonderful Time Of The Year
アンディ・ウィリアムスは7曲目のトップ10。
クリスマスの定番ソングで、1963年のリリースから55年の歳月を経てトップ10入り。2012年に亡くなっているアンディ・ウィリアムス自身も47年ぶりのトップ10で、ブックエンド・ヒット(トップ10ヒットの間隔)の記録としてはドビー・グレイが保持していた30年を大幅に更新する新記録となっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

来週は都合により、1月3日の更新となる予定です。
それでは皆様、よいクリスマスとお正月をお過ごしください。

 
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