ビルボード Hot 100(2019/01/05付) トップ10解説

 
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2019/01/05付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – thank u, next
主要3チャート無冠ながら7週目の1位。
2019年の最初の週を制し、『なんて美しい今年のスタートかしら』とツイートしたアリアナ。この曲のソングライターについては自身の他、5人の名前がクレジットされていますが、本人曰く『(デビュー以来のソングライター兼プロデューサーの)トミー・ブラウンの新曲よ』と語っています。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – ヒット曲ベスト10


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
6週連続セールスを制して最高位をキープ。
1位とは先週よりもさらに僅差となり、『まだ希望が叶ったわけじゃないけど、(1位になれたら)ソロ・アーティストとしては初めて。信じられない』とツイートしたホールジー。大晦日には “New Year’s Rockin’ Eve” でこの曲をパフォーマンスしており、その効果もあって来週は1位獲得できるかもしれません。


3位右上矢印 (先週7位、最高位3位)
Mariah Carey(マライア・キャリー) – All I Want For Christmas Is You
ストリーミングを制して4ランクアップでトップ3入り。
Spotifyでは1日の再生回数の記録を更新し、ホリデー・シーズンがテーマになっている曲としてはデビッド・セビル&ザ・チップマンクスの “The Chipmunk Song”(1958年、最高位1位)以来、約60年ぶり2曲目のトップ3入りとなったこの曲ですが、共同ソングライター兼共同プロデューサーのウォルター・アファナシェフは最近のインタビューで『マライアは僕と共作したということに触れたことはない。手柄は独り占め。あれから25年、彼女からの連絡は一度もない。』と語っており、マライアほどロイヤリティ(印税)を受け取っていないことを示唆しています。

※トップ3を女性アーティストが独占するのは2014/11/29のチャートでテイラー・スウィフトの “Blank Space” と “Shake It Off” が1位と3位、メーガン・トレイナーの “All About That Bass” が2位になって以来、約4年ぶり。


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
ワンランクダウンでトップ3から陥落。
ドレイクの弟分的存在ながら、カイリー・ジェンナーと結婚すればカニエ・ウェストの義弟となるトラヴィス・スコットのこの曲、あと5位と10位に滞在すればジャスティン・ティンバーの “Love Yourself”(2016年、最高位1位)以来、ビルボード史上5曲目のトップ10すべての順位を経験した曲となります。
【解説・和訳】 SICKO MODE / トラヴィス・スコット


5位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
こちらもワンランクダウンで最高位から陥落。
「ドリーム・ポップ」、「ドリーミー・バラード」と呼ばれる所以(ゆえん)ともなっているフック部分が印象的なこの曲、クレジット上ではスワエ・リーより先に記載されているものの、ポスト・マローンの印象がやや薄い曲となっています。


6位右矢印 (先週6位、最高位5位)
Panic! At The Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ) – High Hopes
6位変わらず。
最近ではビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ラインの “Meant To Be”、マルーン5 ft. カーディ・Bの “Girls Like You” レベルの強さでラジオを6週制しているこの曲、一方、(ビデオはこの1週間で1,000万回以上再生されてトータルでは1億回を超えたものの)ストリーミングでは50位圏外で、上位の壁を破れない主因となっています。(ちなみにセールスの最高位は3位で今週4位)


7位右下矢印 (先週5位、最高位3位)
Marshmello(マシュメロ) feat. Bastille(バスティル) – Happier
2ランクダウンでトップ5から陥落。
相変わらず精力的にプロモーション活動を続けているマシュメロ。12/20には人気音楽オーディション番組 “The Voice” にバスティルと共に出演し、この曲をパフォーマンスしていますが、(パフォーマンス過多で?)その効果はあまりなかったと思われます。(今週のチャートの集計対象期間は12/21~12/27。ラジオは12/24~12/30)

8位アップ (先週13位、最高位7位)
Bobby Helms(ボビー・ヘルムズ) – Jingle Bell Rock
約61年ぶりのトップ10復帰。
誰もが一度は耳にしたことがあるロックなクリスマス・ソング。同一曲のトップ10復帰の期間としてはもちろんビルボード史上最長となっています。

9位アップ (先週11位、最高位9位)
Brenda Lee(ブレンダ・リー) – Rockin’ Around The Christmas Tree
ブレンダ・リーは13曲目のトップ10。
こちらも1958年にリリースされているクリスマスの定番ソング。女性アーティストのトップ10復帰の期間としてはビルボード史上最長となっています。

10位アップ (先週12位、最高位10位)
Burl Ives(バール・アイヴス) – A Holly Jolly Christmas
バール・アイヴスは3曲目のトップ10。
同じく1964年にリリースされているクリスマスの定番ソング。バール・アイヴスは約56年7ヶ月ぶりのトップ10で、同一アーティストのブックエンド・ヒット(トップ10ヒットの間隔)としては先週アンディ・ウィリアムスが更新したばかりの47年を大幅に上回る記録となっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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