ビルボード Hot 100(2018/12/22付) トップ10解説

 
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2018/12/22付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – thank u, next
今週もストリーミングを制して5週目の1位。
1位復帰の原動力になったこの曲のビデオ、インスパイアされたという映画「キューティ・ブロンド」からはジェニファー・クーリッジ、同じく映画「ミーン・ガールズ」からはジョナサン・ベネットとステファニー・ドラモンドがカメオ出演していますが、他にもキム・カーダシアン(カニエ・ウエストの妻)の母親でタレントのクリス・ジェンナーが、(出演を嫌がったというアリアナの実の母親の代わって)母親役で出演しています。


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
引き続きセールスを制して最高位更新。
ブリッジ部分で使用されているジャスティン・ティンバーレイクの “Cry Me A River”(2003年、最高位3位)の最高位を抜いたこの曲、そのブリッジでは『あなたがしたことを言う必要はないわ。わかってるから。全部調べに行ったの。だから教えて、どんな気分なのか?』と歌われています。


3位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
今週もワンランクダウン。
R&B/ヒップホップとラップのチャートでは8週トップに立っているこの曲、来年2月10日に開催されるグラミー賞では、ベスト・ラップ・パフォーマンスとベスト・ラップ・ソングにノミネートされており、前者はドレイクの “Nice For What”、後者もドレイクの “God’s Plan” がライバルになっていますが、どちらか(あるいは両方とも)受賞する可能性は十分にあると思います。
【解説・和訳】 SICKO MODE / トラヴィス・スコット


4位右矢印 (先週4位、最高位3位)
Marshmello(マシュメロ) feat. Bastille(バスティル) – Happier
変わらず4位。
プロモーション活動も精力的に行っているマシュメロ。先週(12/11)は人気TV番組『エレン・デジェネレス・ショー』にバスティルと共に出演し、この曲をパフォーマンスしています。


5位右矢印 (先週5位、最高位5位)
Panic! At The Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ) – High Hopes
こちらも変わらずでトップ5をキープ。
パニック・アット・ザ・ディスコにとってはキャリア・ハイとなったこの曲、タイトルに “High” が付く曲としては、トップ3入りすればトーヴ・ローの “Habits (Stay High)”(2014年、最高位3位)以来、そして1位獲得すればトニー・ブラクストンの “You’re Makin’ Me High”(1996年、最高位1位)以来となりますが、1位獲得のほうは今のところちょっと厳しいかもしれません。

6位右上矢印 (先週7位、最高位6位)
Mariah Carey(マライア・キャリー) – All I Want For Christmas Is You
ワンランクアップで最高位更新。
この曲の印税だけで6,000万ドル(約67億円)稼いでいると言われているマライアの最大のヒット曲。マライアの当時の夫で音楽プロデューサーのトミー・モトラがサンタ役で出演しているビデオはこの1週間で約2,000万回再生され、まもなく5億回に達しようとしています。ちなみに、2011年にはジャスティン・ティンバーとのデュエット・バージョンがリリースされていますが、そちらの再生回数は約1億7,000万回となっています。


7位アップ (先週17位、最高位7位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
10ランクアップで7週ぶりにトップ10復帰。
急上昇の要因は挿入歌として使用されているアニメ映画「スパイダーマン」が12月14日に公開されたため。この曲について映画の製作および配給元となっているソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのトップは、『勇ましくてかつエモーショナルな曲で、この映画のストーリーに絶対に必要』とコメントしています。


8位右上矢印 (先週9位、最高位4位)
Lil Baby(リル・ベイビー) & Gunna(ガンナ) – Drip Too Hard
ワンランクアップで10週目のトップ10。
普段は単に “Swag”(イケてる)の意味で “Drip” というワードを使っているというガンナ。この曲では “Drip too hard, caution on the floor”『ドリップしすぎで床に注意』とラップされています。(アイス=ジュエリーがホット・バー=ウィットに富んだラップで溶けて床が濡れている、ということ)


9位右下矢印 (先週8位、最高位2位)
Kodak Black(コダック・ブラック) feat. Travis Scott(トラヴィス・スコット) & Offset(オフセット) – ZEZE
今週もワンランクダウン。
今年8月、強盗や性的暴行などの罪で約8ヶ月の服役の末に釈放されたコダック・ブラックのこの曲、彼のパートでは「デーモン(悪魔)」と「ゴッド(神)」をペアリングして、”Pull up in a Demon on God” とラップされていますが、これは『マジで(神に誓って)デーモン(ダッジ・デーモン=高級車)を(強盗目的で?)停車させる』という意味だと思います。


10位アップ (先週11位、最高位1位)
Maroon 5(マルーン5) feat. Cardi B(カーディ・B) – Girls Like You
ワンランクアップでトップ10復帰。
年間チャートでは10位に滑り込んだこの曲、これでトップ10滞在はエド・シーランの “Perfect” と並び、ビルボード史上9曲目の27週となっています。また、HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートでは今年の年間1位となったドレイクの “God’s Plan” と並び8位となっています。
【解説・和訳】 Girls Like You / マルーン5 feat. カーディ・B
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト20

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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