ビルボード Hot 100(2017/01/07付) トップ10解説

 
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2017/01/07付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) feat. Daft Punk(ダフト・パンク) – Starboy
ウィークエンドは3曲目、ダフト・パンクは初となる1位獲得。
ストリーミングとラジオはダウンながら、このタイミングでの値下げでセールスが49%アップ。これが決定打となってジャスティン・ビーバーの “Sorry” 以来、8週2位(非連続)の末にようやくトップに立ったこの曲、ダフト・パンクにとってはHOT100デビュー19年目での待望のナンバーワンですが、ソングライターとしては “Harder, Better, Faster, Stronger” がサンプリングされているカニエ・ウェストの “Stronger” で2007年に1位を獲得しています。
【解説・和訳】 Starboy / The Weeknd(ザ・ウィークエンド)


2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Rae Sremmurd (レイ・シュリマー) feat. Gucci Mane(グッチ・メイン) – Black Beatles
僅差でトップの座から陥落。
ビートルズ最後のライブ・パフォーマンスで映画撮影のために行われたルーフトップ(屋上)・コンサートを模したシーンが印象的なビデオの再生回数は2億5千万回を超えおり、マネキン・チャレンジのビデオに負けずオフィシャル・ビデオとしての面目を保っています。
【解説・和訳】 Black Beatles / Rae Sremmurd(レイ・シュリマー)


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
今週もトップ3をキープ。
トランプ次期大統領が歌っている(ように編集してある)バージョンから犬の鳴き声のバージョンまであるこの曲、順位をスコア化したオールタイム・ランキングではついにトップ10入り(ロス・デル・リオの “Macarena” と並び10位)を果たしています。
【解説・和訳】Closer / The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)


4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – 24K Magic
変わらず最高位をキープ。
10週目のトップ10。下ネタもしっかり織り込まれているこのパーティ・ソング、プリ・フックでは『俺のポケットにはお金がたんまり Keep up!(保持している)』『(それをまさぐる)可愛い女の子たちが(俺の)ロケットを立てる Keep up!(立ちっぱなし)』と韻を踏みながら歌われています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10(更新)


5位右上矢印 (先週8位、最高位5位)
Zay Hilfigerrr(ゼイ・ヒルフィガー) feat. Zayion McCall(ゼイオン・マッコール) – Juju On That Beat (TZ Anthem)
3ランクアップで最高位復帰。
トップ5復帰の原動力となったのは(やはり)ストリーミング。”Black Beatles” に次いで2位となる2,830万回(前週比+14%)はリトル・サプライズですが、相変わらずYouTubeによるものが大半のようで、セールスとラジオが伸びなければさらなる上昇は難しいと思われます。


6位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) feat. Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) – Side To Side
再びトップ5から陥落。
アルバム “Dangerous Woman” からのサード・シングルとしてリリースされたこの曲、主要チャートではないもののポップ・ソング(ラジオ)のチャートではアリアナにとっては “Problem” に次いで2曲目、ニッキーにとっては初となる1位を獲得しています(3週目)。ちなみに、リード・シングルの “Dangerous Woman” は同チャートで最高位4位、セカンド・シングルの “Into You” は同7位止まりとなっています。


7位右上矢印 (先週9位、最高位4位)
DJ Snake(DJ・スネーク) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Let Me Love You
再上昇で2ランクアップ。
ゼッドによるリミックス版のリリース効果があったと思われるこの曲、今度はショーン・ポールのリミックス版が12/21にリリースされています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


8位右上矢印 (先週10位、最高位7位)
Maroon 5(マルーン5) feat. Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) – Don’t Wanna Know
こちらも再上昇で2ランクアップ。
ラジオでは1億2400万エアプレイ(前週比マイナス1%)で今週も1位。ビルボード史上45曲目となる最高位7位以下でのトップ10滞在8週となっていますが、最高位更新の可能性はまだ残されていると思います。(値下げや噂されているベスト盤のリリース等)
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト10


9位アップ (先週14位、最高位9位)
Machine Gun Kelly(マシン・ガン・ケリー) X Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Bad Things
トップ10復帰で最高位更新。
19日に突然発表されたカミラ・カベロのフィフス・ハーモニー脱退のニュースを受けてセールス、ラジオ、ストリーミングともに急伸。マシン・ガン・ケリーとカミラ二人そろってのライブ初披露となった “Billboard Women in Music Awards” でも急遽欠席となったメーガン・トレイナーに変わってのサプライズ・パフォーマンスだったことこともあり、先々週のトップ10入りと今回はいずれもサプライズ要因によるものとなっています。


10位アップ (先週12位、最高位10位)
Drake (ドレイク) – Fake Love
7週ぶりのトップ10復帰。
こちらも目立った要因はないもののセールス、ラジオ、ストリーミングともに上昇。”Hotline Bling” と同じ親しみやすさと感染力があると評されてはいるものの、数字的には比較できるレベルではなく、特にYouTubeでの再生回数は10億回超に対して(リリース後1か月ちょっとではあるものの)まだ1千万回未満(トップ10内の曲ではダントツ最下位)。シングル版とは異なる音源が使われておりフェイク(偽物)感があることが影響しているのかもしれません。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20

以上、年が変わって2017年最初のチャートのトップ10でした。

 
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