ビルボード Hot 100(2016/12/10付) トップ10解説

 
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2016/12/10付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Rae Sremmurd (レイ・シュリマー) feat. Gucci Mane(グッチ・メイン) – Black Beatles
今週も主要チャート2冠で3週目の1位。
ビートルズにちなんだフレーズが数多く散りばめられているこの曲、冒頭の『ブラック・ビートルズが街に戻ってきて ただちにカネを没収する』という部分は、富裕層に課されていた95%という税率を皮肉ったジョージ・ハリスン作の “Taxman” を想起させる歌詞になっています。ちなみに今日(11/29)はジョージ・ハリスンの15回目の命日。
【解説・和訳】 Black Beatles / Rae Sremmurd(レイ・シュリマー)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
AMAでのパフォーマンス効果もあって2位キープ。
Googleの動画検索で “Chainsmokers Closer” と検索して1ページ目に表示されないこの曲のオフィシャル・ビデオ、その影響もあってか再生回数はまだ約7千万回(リリック・ビデオの10分の1程度)。ちなみに、日本語字幕付きビデオ(チェインスモーカーズのVEVOのアカウントからリリースされています)のほうは1ページ目に表示されていて再生回数は約14万回。
【解説・和訳】Closer / The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) feat. Daft Punk(ダフト・パンク) – Starboy
変わらずトップ3をキープ。
シングルの値下げ終了でセールスが落ちたものの来週はアルバムのリリース効果が期待できるこの曲、歌詞にはたくさんの高級車が登場しますが、最後は『100(マイル)でブッ飛ばして 神に近づくぜ 愛には祈らない 車に祈る』というフレーズで締めくくられています。
【解説・和訳】 Starboy / The Weeknd(ザ・ウィークエンド)


4位右上矢印 (先週6位、最高位4位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – 24K Magic
AMAでのパフォーマンスとアルバムリリースのダブル効果で2ランクアップ。
トップ10滞在のトータルが183週となり、ホイットニー・ヒューストンと並んで10位タイとなったブルーノ・マーズ、この曲と同名でリリースされたばかりのアルバム “24K Magic” は、ブルーノが子供の頃から大好きなR&Bを自分なりに再構築するのがテーマだったそうです。


5位右上矢印 (先週8位、最高位5位)
Zay Hilfigerrr(ゼイ・ヒルフィガー) feat. Zayion McCall(ゼイオン・マッコール) – Juju On That Beat (TZ Anthem)
3ランクアップでトップ5入り。
増え続けている “TZアンセム・チャレンジ” と呼ばれているダンスビデオに使用されている影響でストリーミングが30万超えの2位となったこの曲、サブタイトルにもなっている “TZ Anthem” の意味は不明ですが、Zay と Zayion の二人によるアンセムで “Tow Z’s Anthem”、略して “TZ Anthem” ということかもしれません。


6位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) feat. Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) – Side To Side
チャートポイント大幅増ながら2ランクダウン。
キーボード、ギター、ベース、パーカッションも担当しているマックス・マーティンがメインのソングライター兼プロデューサーとなっているこの曲、1位獲得すればソングライターとしては23曲目、プロデューサーとしては21曲目で、アリアナとニッキーにとっては共に初ですが、かなり厳しいようです。


7位右下矢印 (先週5位、最高位2位)
Twenty One Pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ) – Heathens
AMA効果でセールス増ながら2ランクダウンでトップ5から陥落。
“Stressed Out” の大ヒットで増えた「にわかファン」と昔からのファンとの確執がテーマになっていると解釈されているこの曲、最高位はその “Stressed Out” と同じ2位でトップ10滞在週では上回っていますが、セールスは4分の1程度。まだ彼らの代表曲になったとは言えないようです。


8位右下矢印 (先週7位、最高位4位)
DJ Snake(DJ・スネーク) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Let Me Love You
こちらもAMA効果はあったもののワンランクダウン。
先日(11/17)、スイスが舞台となった “Purpose World Tour” でジャスティンと初めて共演して『初めてのパフォーマンス “Let Me Love You” 忘れられない瞬間 @justinbieber』とツイートしていたDJ・スネーク、先週はEDMブームを生み出したDJ界の巨匠、ティエストのリミックス版がリリースされたことをツイートしています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


9位右矢印 (先週9位、最高位5位)
D.R.A.M. feat. Lil Yachty(リル・ヤッチー) – Broccoli
変わらず9位。
これでトップ10滞在は10週目。ビデオの再生回数も節目の1億回を超えています。


10位右矢印 (先週10位、最高位9位)
Maroon 5(マルーン5) feat. Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) – Don’t Wanna Know
AMA効果でセールス64%増ながら10位変わらず。
ケンドリック・ラマーがフィーチャーされているこの曲、しかしながらシングルバージョンでの出番はわずか19秒、オフィシャル・ビデオではカットされ、ライブパフォーマンスでも共演はないようで、不要論が出そうなほどその存在感は薄くなっています。

トップ10圏外ではヘイリー・スタインフェルド & グレイ ft. ゼッドの “Starving” が値下げ効果で15位→13位、アレッシア・カーラの “Scars to Your Beautiful” が17位→15位、Xアンバサダーズの “Unsteady” が21位→20位などとなっています。

以上、最新のチャートでした。

 
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