2016/10/22付 ビルボード Hot 100 トップ10解説
1位 (先週1位、最高位1位)
The Chainsmokers(チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
今週も主要部門3冠で8週目の1位。
2週連続3冠はマーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズの “Uptown Funk!” 以来の快挙となったこの曲、22歳になったばかりのホールジーが本日、ノルウェーのオスロで行われるノーベル平和賞コンサートでパフォーマンスするとみられています。
【解説・和訳】Closer / チェインスモーカーズ feat. ホールジー
2位 (先週3位、最高位2位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) feat. Daft Punk(ダフト・パンク) – Starboy
ワンランクアップ。
先々週の米人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」で新しいヘアスタイルとこの曲をTV初披露した効果もあってチャートポイントは続伸、まだ差はあるものの次の1位候補の筆頭となっています。
3位 (先週2位、最高位2位)
Twenty One Pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ) – Heathens
入れ替わりで3位にダウン。
トゥエンティ・ワン・パイロッツは先週の「サタデー・ナイト・ライブ」に出演、この曲と “Ride” をパフォーマンスしており好評を得ています。ちなみに今月、同番組に出演が予定されているのはレディ・ガガとブルーノ・マーズ。
4位 (先週4位、最高位2位)
Major Lazer(メジャー・レイザー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) & MØ(ムー) – Cold Water
4位変わらず。
“Cold” だけど “Hot” だと言われているこの曲、タイトルに “Cold” が付くトップ10ソングとしてはケイティ・ペリーの “Hot N Cold” 以来6曲目。ちなみに、可能性はほぼなくなっていますが1位獲得となるとポーラ・アブドゥルの “Cold Hearted” 以来2曲目となります。
【解説・和訳】Cold Water / メジャー・レイザー ft. ジャスティン・ビーバー & ムー
5位 (先週5位、最高位4位)
DJ Snake(DJ・スネーク) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Let Me Love You
こちらも変わらずでトップ5をキープ。
iTunesで0.69ドルに値下げされたこの曲、ビデオのリリースが待たれますが、DJ・スネークはTwitter上でファンからの「”Let Me Love You” のビデオは出るの?」という問いかけに対して “Yes!” とツイートしています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20
6位 (先週8位、最高位6位)
D.R.A.M. feat. Lil Yachty(リル・ヤッチー) – Broccoli
2ランクアップで最高位更新。
Rapソングのチャートでは1位を獲得しているこの曲、D.R.A.M.は『ネット上で好意的に受け止められると予想していたものの、まさかTOP40入りするとは思っていなかった』と語っています。
7位 (先週6位、最高位6位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – Treat You Better
ワンランクダウン。
ワン・ダイレクションのナイル・ホーランとコラボするというショーン・メンデス、先々週「ザ・レイト・レイト・ショー」に出演してホスト役のジェームス・コーデンとアカペラ・バトルを行っています。
8位 (先週7位、最高位1位)
Sia(シーア) feat. Sean Paul(ショーン・ポール) – Cheap Thrills
ワンランクダウン。
トップ10入り後は1位になるまで一度のランクダウンもなく、また1位陥落後は一度の再上昇もないこの曲、あと9位と10位になればジャスティン・ビーバーの “Love Yourself” 以来、ビルボード史上5曲目のトップ10すべての順位を経験した曲となります。
【解説・和訳】Cheap Thrills / シーア feat. ショーン・ポール
9位 (先週9位、最高位3位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Daya(デイア) – Don’t Let Me Down
史上32曲目となる23週目のトップ10。最高位3位以下の曲としてはリアル・マッコイの “Another Night” 以来、22年ぶり2曲目となります。
gnash (ナッシュ) feat. Olivia O’Brien(オリヴィア・オブライエン) – I Hate U I Love U
ナッシュとオリヴィア・オブライエンは共に初のトップ10。
オーストラリアでは1位を獲得しているこの曲は、破局後の「後遺症」について歌われており、もともとオリヴィアが書いたものにナッシュが手を加えたもので、彼は『ブリンク-182の “Dammit” に通ずるものがある』と語っています。
トップ10圏外では、アリアナ・グランデ feat. ニッキー・ミナージュの “Side To Side” が19位→12位、キアラの “Gold” が15位→13位、チェインスモーカーズ feat. フィービー・ライアンの “All We Know” が初登場18位、ナイル・ホーランの “This Town” が63位→25位などとなっています。
以上、最新のチャートでした。
コメント
匿名になってますが、私です!しかしビデオの映像の十字架で物を壊すのはどうなんだろう?
壊しているのはプラチナレコードの記念品で、過去の自分との決別を表現しているそうです。
ウィークエンドの新曲、かっこよくていいと思います。