ビルボード Hot 100(2016/10/08付) トップ10解説

 
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2016/10/08付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
The Chainsmokers(チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
今週も主要部門2冠で6週目の1位。
ラジオでも2位に上昇し、アメリカでは5分毎に放送されている(という計算になる)この曲、首位固めとばかりにリミックス版がリリースされています。
【解説・和訳】Closer / チェインスモーカーズ feat. ホールジー


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Twenty One Pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ) – Heathens
1位とは今週も大差ながら2位は死守。
混沌としていてオーガナイズされていない、ありとあらゆるところに飛んで行ってしまうという意味で、自らの音楽ジャンルをスキソイド(総合失調症)・ポップと呼んでいるトゥエンティ・ワン・パイロッツ、この曲もまさにその典型と言われています。


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Major Lazer(メジャー・レイザー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) & MØ(ムー) – Cold Water
こちらも変わらずトップ3をキープ。
ダンスビデオのリリース効果はあったものの、iTunesでの値下げ期間が終わってデジタルが40%減と失速。これで「奥の手」も尽きて1位獲得の可能性はほとんどなくなったようです。
【解説・和訳】Cold Water / メジャー・レイザー ft. ジャスティン・ビーバー & ムー
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


4位右上矢印 (先週6位、最高位4位)
DJ Snake(DJ・スネーク) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Let Me Love You
2ランクアップでトップ5入り。
ヴァース1で『煙と鏡が僕たちに奇跡を待ち続けさせる』と歌われているこの曲、煙と鏡とは「不明瞭な現実」のメタファー(隠喩)だそうで、つまり、ウソによって取りつくろっている関係を正常な状態に戻すには奇跡が必要という意味だと思います。


5位右下矢印 (先週4位、最高位1位)
Sia(シーア) feat. Sean Paul(ショーン・ポール) – Cheap Thrills
ラジオでは8週目の1位ながら一歩後退。
ジャスティン・ビーバー(の”Sorry” や “Let Me Love You”)やリアーナ(の “Work”)など、ダンスホール・ミュージックを今風にアレンジしてヒットさせているアーティストたちについて苦々しく思っているという「プリンス・オブ・ダンスホール」ことショーン・ポール。この曲に関しては、バウンシー(跳ねるような)エレクトロ・ポップに彼が長年培ってきた(決して今風ではない)ダンスホールとレゲエのテイストが加えられていると思います。
【解説・和訳】Cheap Thrills / シーア feat. ショーン・ポール


6位右上矢印 (先週8位、最高位6位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – Treat You Better
2ランクアップで最高位更新。
ソングライターとしてはショーン自身とチェインスモーカーズの “Don’t Let Me Down” なども書いているスコット・ハリス、新世代のビリー・ジョエルと言われているテディ・ガイガーの3名がクレジットされているこの曲、(シーアの名前はありませんが)”Cheap Thrills” とのマッシュアップが多数YouTubeにアップされており、特にイントロ部分の類似性を指摘する声が多く挙がっています。


7位右下矢印 (先週5位、最高位3位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Daya(デイア) – Don’t Let Me Down
2ランクダウン。
先週は iHeartVillage(iHeartRadio主催のミュージック・フェスティバル)でパフォーマンスされたこの曲、これでトップ10滞在はビルボード史上57曲目となる21週。リアル・マッコイの “Another Night” が記録した最高位3位以下でのトップ10最長滞在記録23週にあと2週と迫っています。

8位アップ (先週12位、最高位8位)
D.R.A.M. feat. Lil Yachty(リル・ヤッチー) – Broccoli
D.R.A.M.、リル・ヤッチー共に初のトップ10。
ヴァースはリル・ヤッチー、フックとブリッジはD.R.A.M.(Does Real Ass Musicの略)が担当しているこの曲、タイトルの「ブロッコリー」とはマリファナのスラングで、フックでは『パーティの最中だけど一人にさせてくれ、ブロッコリーを巻いて一服したいんだ』と歌われています。また、楽曲的にはピアノとドラムのループがベースですが、フック部分で使用されているのはフルートだそうです。


9位アップ (先週13位、最高位9位)
Charlie Puth(チャーリー・プース) feat. Selena Gomez(セレーナ・ゴメス) – We Don’t Talk Anymore
トップ10復帰で最高位更新。
現在はループスという持病の治療に専念するため活動を休止しているセレーナ・ゴメス、彼女と共演することになったきっかけについてチャーリー・プースは『(VMAsのアフター・パーティで知り合った)彼女に聞かせたら即興で合わせて歌ってくれて、その時、僕らの声は互いに補完するって感じたから頼んだんだ』と語っています。


10位右下矢印 (先週7位、最高位3位)
Calvin Harris(カルヴィン・ハリス) feat. Rihanna(リアーナ) – This Is What You Came For
3ランクダウン。
2009年にイギリスの人気オーディション番組「Xファクター」で出演者のヘアスタイルをパイナップルみたいだとバカにして出入り禁止になっていたものの、ニコール・シャージンガー(元プッシーキャット・ドールズ)チームのメンターとして同番組に復帰することになったカルヴィン・ハリス、この曲のタイトルと掛けて、サイモン・コーウェルのお許しが出たことが「あなたが(戻って)来た理由」と言われています。
リアーナ – ヒット曲ベスト20 (更新)

主要部門3冠が狙える “Closer” の7週目の1位はほぼ安泰と思われる来週は、木曜日にリリースされたばかりにも関わらず(集計の締めは金曜日)今週40位デビューのザ・ウィークエンド feat. ダフト・パンクの “Starboy” に注目が集まっているようです。

以上、最新のチャートでした。

 
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コメント

  1. あいうえお より:

    チャート見やすくなっていいですね。