ビルボード Hot 100(2017/06/03付) トップ10解説

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2017/06/03付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Luis Fonsi(ルイス・フォンシ) & Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Despacito
今週もセールスとストリーミングを制して2週目の1位。
YouTubeの再生回数ではアデルの “Hello” に次ぐスピード記録で10億回に達した(現在は15億回超)この曲、タイトルは「ゆっくりと」という意味で、『ゆっくりと、キスして君を脱がせたい』、『ゆっくりと、プエルトリコのビーチでやろう』とセクシャルに歌われています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
今週もラジオを制して2位をキープ。
ヴァース2では『プエルトリコ旅行の話をしてるから実際に行こう』と歌っているブルーノ・マーズ、彼の父親はプエルトリコ人とアシュケナジム(ドイツ語圏に定住したユダヤ系の人)のハーフだそうです。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
DJ Khaled(DJキャレド) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー), Quavo(クエヴォ), Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー) & Lil Wayne(リル・ウェイン) – I’m The One
ラジオが伸びて(トップ10入り)3位をキープ。
2週前にこの曲でヒップホップ系としてはエミネムの “Not Afraid” 以来の初登場1位を獲得したパレスチナ系アメリカ人でイスラム教徒のDJキャレド、Twitterでは普段から頻繁にお祈りと感謝の言葉をツイートしていますが、この時はさらに多くの感謝の言葉をツイートしています。


4位右矢印 (先週4位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
4位変わらず。
ビルボード Hot 100の順位をもとにスコア化した2017年の上半期TOP20では1位となったこの曲、既に昨年の年間1位(ジャスティン・ビーバーの “Love Yourself”)と同等のチャートポイントを獲得しているようで、2017年の年間1位も当確と言えるかもしれません。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) – Humble.
こちらも変わらずでトップ5をキープ。
『ヒップホップで人々をよりよいところへ導こうと真剣に考えている』、『人とより深くかかわり、共感してもらうためにはどれだけリアルにラップすればいいかを考えた』と語っているケンドリック・ラマー、ただこの曲の「謙虚になりなさい」というラップについては敵対するラッパーに向けたもののようです。


6位右上矢印 (先週7位、最高位3位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) & Coldplay(コールドプレイ) – Something Just Like This
再上昇でワンランクアップ。
トップ10入りした曲としては恐らくファー・イースト・ムーブメント ft. キャタラクス(& デヴ)の “Like A G6″(2010年、最高位1位)以来のグループ同士のコラボとなったこの曲、ダンス/エレクトロニックのチャートでは10週目の1位を獲得。そしてチェインスモーカーズは連続トップ10滞在記録を55週に伸ばしています。


7位右下矢印 (先週6位、最高位5位)
Future(フューチャー) – Mask Off
チェインスモーカーズと入れ替わりで一歩後退。
「パーコセット(中毒性のある鎮痛剤)、モーリー(MDMA、いわゆる危険ドラッグ)、パーコセット」の連呼が印象的なこの曲、そのイヤー・ワームな(耳に残る)フレーズの後にラップされている “Chase a check”(カネは追っかける)、”never chase a bitch”(女は追っかけない)の “bitch” の部分は “check” と韻を踏んで “chick”(女)のほうがラジオフレンドリーでベターだったと思います。


8位右矢印 (先週8位、最高位8位)
Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート) – XO TOUR Llif3
変わらず最高位をキープ。
トップ10はこれで6週目。最高位8位以下でトップに6週以上滞在した曲はドレイクの “Fake Love” に次いで今年2曲目。ちなみに昨年はDNCEの “Cake By The Ocean”(最高位9位、トップ10滞在7週)、ケント・ジョーンズの “Don’t Mind”(同8位、同6週)、アデルの “Send My Love”(同8位、同8週)の3曲のみ。また、ビルボード史上では50曲目。


9位右矢印 (先週11位、最高位7位)
Zedd(ゼッド) feat. Alessia Cara(アレッシア・カラ) – Stay
こちらも変わらず。
多くの音楽ファンからバンクスの “Poltergeist”(ポルターガイスト)との類似性が指摘されているこの曲、当のバンクスは『大いに気になっている』とコメントしています。

10位アップ (先週64位、最高位10位)
Miley Cyrus(マイリー・サイラス) – Malibu
マイリー・サイラスは約3年半ぶり9曲目のトップ10。
5/21(日)のBBMA(Billboard Music Awards)で初めてTVパフォーマンスされたこの曲、マリブとはマイリーが再婚約したカレと同棲しているカリフォルニアの都市名。『時々、自分のことが理解できなくなることが凄く怖くなる』『でも私はここにいる あなたのとなりに』と歌われています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加