【解説・和訳】 Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)

 
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Ed Sheeran(エド・シーラン)の “Shape Of You” を和訳しました。

ビルボード史上27曲目の初登場1位となったこの曲は、もともとエド・シーランがリアーナ(が歌うこと)をイメージして書いたものだそうで、マリンバのようなデジタル・パーカッションのサウンドが特徴的で、バーで出会った女性と恋に堕ちるというラブ・ソングになっています。

結局、エド自身が歌うことになったわけですが、その理由として彼は『(ヴァース1の)ヴァン・モリソン(※エドが影響されたというアイルランドのシンガー)に関する歌詞を彼女が歌うイメージができなかった』と語っており、リアーナ側に断られたわけではく、オファーもしていなかったようです。

『恋人を探すのにクラブはベストな場所じゃないから、バーが僕の行く場所なんだ』という歌い出しは、ワンフレーズで曲全体のイメージがストレートに描れており、(歌詞的には)多くの名曲が持つ要素を備えていると思います。

ちなみに、エド・シーランはこの曲と同時に “Castle On The Hill” を初登場で6位にランクインさせ、ビルボード史上初の同一アーティストによる2曲同時トップ10デビューという快挙を成し遂げています。

【リンク】
エド・シーランのヒット曲
初登場で1位を獲得した曲

【和訳】
[Verse 1]
恋人を探すのにクラブはベストな場所じゃないから
バーが僕の行く場所なんだ
僕と友達はテーブルで
ショットをグッと早く飲んで
そしてゆっくり話す(※ろれつが回らなくなる)
こっちへ来て 僕と話をしようよ
信じて 僕がチャンスをあげる
この手を取って ちょっと待った
ジュークボックスで “Van The Man”(※ヴァン・モリソン)をかけるから
そして僕たちはダンスして
こう歌うんだ

[Pre-Hook]
ガール、僕は君の愛が欲しいんだ
君の愛は 僕みたいなヤツのために手作りされたんだ
さあ 僕のリードについてきて
おかしいかもしれないけど
気にしないで

(※以下はエドが彼女役になってるのでやや裏声)
ねえ、あんまりしゃべりすぎないで
私の腰を掴んで カラダをくっつけて
さあ 私のリードについてきて
さあ、さあ 私のリードについてきて

(※リリック・ビデオではメールで相手側のメッセージになっている)

[Hook]
君の姿に恋してる
僕たちは磁石のように押したり引いたり
(※性格が違うもの同士は引き合うという意味)
(※push and pull にはセックスの意味もあり)
(カラダだけじゃなく)心も堕ちていく
君のカラダに恋してる
昨夜は君がいたから
ベッドシーツは今でも君の匂いがするよ
毎日 新しい発見がある
君のカラダに恋してる
ああ 僕は
君のカラダに恋してる
ああ 僕は
君のカラダに恋してる
ああ 僕は
君のカラダに恋してる
毎日 新しい発見がある
君のカラダに恋してる

[Verse 2]
それから一週間
僕たちは初めてのデートに出かける
二人ともあまりお金は使いたくないから
「食べ放題」が僕らの行く場所なんだ
君の胃袋を満たして お皿も食べ物でいっぱいにする
僕らは何時間でも話していられる
酸いも甘いも(※いいことも悪いことも)
君の家族は元気にしてるとかも
店を出て タクシーに乗って
バックシートでキスをする
ドライバーにラジオをつけてもらって
僕はこう歌うんだ

[Pre-Hook]

[Hook]

[Bridge]
さあ 僕のものになるんだ さあ ×8

[Hook]

【ビルボード Hot 100 トップ10解説より】
2017/09/09付
こちらも変わらずで歴代1位となる33週目のトップ10。
VMAsではリル・ウージー・バートと共演したエド・シーランのこの曲、(今年、チェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer” に並ばれたものの)リアン・ライムスの “How Do I Live” が約20年守ってきたトップ10滞在週の記録をついに更新。しかも初登場で1位を獲得してからのこの記録は深い眠りに入りそうな気がします。

2017/09/02付
変わらず今週もトップ10をキープ。
これでトップ10滞在は32週となり、リアン・ライムスの “How Do I Live”、チェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer” と並んで歴代1位となっています。

2017/08/26付
変わらず9位でトップ10をキープ。
ニールセン・サウンドスキャン(ビルボードへのデータ供給元)が発表した2017年上半期のランキングで1位、年間でも “Despacito” の猛追をかわして1位が予想されているこの曲、これでトップ10滞在週は31週となり、マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズの “Uptown Funk!” と並びビルボード歴代3位タイとなっています。

2017/08/19付
2ランクダウンながらトップ10はキープ。
トップ10滞在週はついに30週となり、サンタナの “Smooth” と並び歴代4位タイとなっています。

2017/08/12付
今週もワンランクダウン。
7/18にTwitterのアカウントを削除してまたすぐに復活させたエド・シーラン(その後は現在までツイートなし)、この曲のトップ10滞在は29週となりLMFAOの “Party Rock Anthem” と並び歴代5位となっています。

2017/08/05付
初登場1位から28週目にしてついにトップ5から陥落。
日本プロ野球シーズン本塁打記録保持者でヤクルトスワローズに所属しているバレンティン選手の入場曲にもなっているこの曲、トップ10滞在28週は単独で歴代6位となっています。

2017/07/29付
今週もトップ5をキープ。
トップ5の滞在週(27週)がチェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer” と並んで歴代1位タイとなったこの曲、ループペダルを使い音を重ねてバックトラックを作って歌うというスタイルですが、SNSではループペダルを知らない人たちから『ライブであらかじめ録音していた音を使っていた』とエドを批判する投稿が出ているそうです。

2017/07/22付
今週もトップ5をキープ。
トップ10滞在はこれでビルボード史上8曲目となる26週。トップ5の滞在週ではチェインスモーカーズ ft. ホールジーの “Closer” に次いで単独2位、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングでも “Closer” に次いで3位となっています。

2017/07/15付
今週もトップ5をキープ。
トップ10滞在はこれでビルボード史上13曲目となる25週。トップ5の滞在週ではリアン・ライムスの “How Do I Live” (とマーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズの “Uptown Funk!”)と並んで2位タイ、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではサンタナの “Smooth” と並んで3位となっています。

2017/07/08付
ワンランクダウンもトップ5はキープ。
20歳の女性ラッパー “Chika” にアンチ・ボディ・シェイミング(自分の体型を恥じない)のアンセムとしてリメイクされていることでもちょっとした話題になっているこの曲、トップ10滞在はアッシャーの “Yeah!”、ゴティエの “Somebody That I Used To Know”、ジャスティン・ビーバーの “Love Yourself”(以上、すべて年間1位)などと並んでビルボード史上13位タイとなる24週となっています。

2017/07/01付
変わらず4位をキープ。
トップ10滞在はビルボード史上34曲目の23週となったこの曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではトニー・ブラクストンの “Un-Break My Heart”、マライア・キャリーの “We Belong Together”、チャビー・チェッカーの “The Twist” を抜いて5位まで上昇しています。

2017/06/24付
ワンランクアップ。
全週5位以内でトップ10滞在はビルボード史上42曲目の22週となったこの曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングでは単独8位となっています。

2017/06/17付
今週も変わらずトップ5をキープ。
HOT100デビューからのトップ5連続滞在記録を21週に伸ばしたこの曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではアッシャーの “Yeah!”(2004年の年間1位)、ゴティエの “Somebody That I Used To Know”(2012年の年間1位)と並び8位に上昇、トップ10入りしています。

2017/06/10付
ワンランクダウンもトップ5はキープ。
デビューから20週連続でトップ5にランクインというビルボード史上初の記録を作ったこの曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングでは14週1位を獲得したボーイズ・II・メンの “I’ll Make Love To You”、同じく14週1位のブラック・アイド・ピーズの “I Gotta A Feeling” などを抜き12位まで上昇しています。

2017/06/03付
4位変わらず。
ビルボード Hot 100の順位をもとにスコア化した2017年の上半期TOP20では1位となったこの曲、既に昨年の年間1位(ジャスティン・ビーバーの “Love Yourself”)と同等のチャートポイントを獲得しているようで、2017年の年間1位も当確と言えるかもしれません。

2017/05/27付
再上昇でワンランクアップ。
ビデオの再生回数が10億回を超えたこの曲、トップ10での順位をスコア化したオールタイム・ランキングではファレルの “Happy” と並び26位まで上昇しています。

2017/05/20付
3ランクダウン。
トップ10滞在17週目にして初めて3位以下となったこの曲、トップ10での順位をスコア化したオールタイム・ランキングではテイラー・スウィフトの “Shake It Off”、ウィズ・カリファ ft. チャーリー・プースの “See You Again” など6曲と並び37位まで上昇しています。

2017/05/13付
今週もラジオを制して2位をキープ。
オーストラリアでは1位獲得週を15に伸ばし、これまでの最高記録(クーリオの “Gangsta’s Paradise” で13週)を更新しているこの曲、トップ10での順位をスコア化したオールタイム・ランキングではアッシャーの “U Got It Bad” と並び48位まで上昇しています。

2017/05/06付
12週(非連続)でトップの座から陥落。
今週もラジオは圧倒的な数字(1億8400万)で制しているこの曲、トップ10での順位をスコア化したオールタイム・ランキングではケイティ・ペリー ft. カニエ・ウェストの “E.T.” などと並び71位まで上昇しています。

2017/04/29付
今週もラジオを制して12週目の1位。
横綱相撲で他を寄せ付けないこの曲、いまだに週1000万回以上再生されているビデオのラストではエドがスモウ・レスラーに扮していますが、相手役は力士最重量記録(200kg)を持ち、前頭9枚目まで上がったものの八百長問題に関与して引退した山本山。

2017/04/22付
セールスとストリーミングはトップ陥落ながら11週目の1位。
今のところ2017年のベストセラー(158.4万セールス)になっているこの曲、ストリーミングでも今年の2位(3,789億回)、そしてラジオでも週間最多記録並みのオンエア回数が数週続いており、早くも年間1位の有力候補と言えるレベルになっています。

2017/04/15付
今週も主要チャート3冠で10週目の1位。
圧倒的な強さでトップに君臨しているこの曲、現在に近い形で集計が始まった約25年前から今までで、2位にダブルスコア以上の差をつけて1位を獲得した曲はアデルの “Hello” 以来18曲目。ちなみに、初はホイットニー・ヒューストンの “I Will Always Love You”。また、2位に最も大差をつけたのはエルトン・ジョンの “Candle In The Wind 1997” で17倍。

2017/04/08付
3週連続主要チャート3冠で9週目の1位。
プリ・フック(”Boy, let’s not talk too much” とそれに続く部分)のリズムや譜割りが、TLCの1999年のナンバーワン・ヒット、”No Scrubs” のフック(”No, I don’t want no scrubs” とそれに続く部分)と似ていると言われていたこの曲、エド・シーランは(その指摘を受けて?)先日、”No Scrubs” のソングライターで元エスケイプのキャンディ・バーラスとタメカ・コトル、それにケヴィン・ブリッグス(プロデューサーでキャンディ・バーラスの元カレ)の3人の名前を “Shape Of You” の作者として追加しています。

2017/04/01付
今週も主要チャート3冠で8週目の1位。
ビデオで『シャツを脱ぐというのは僕のアイデアじゃなかった』、『最初は凄く嫌だったけど、最終的にはクールなことだと思った』と語っているエド・シーラン、そのビデオは一日平均1000万回以上再生されており、他の曲を圧倒しています。

2017/03/25付
主要チャート3冠で7週目の1位。
アルバムもリリース(初登場1位、シングルとの同時制覇はドレイク以来)されて首位固め。UKチャートではこの曲が9週目の1位をキープしつつ、上位15曲のうち14曲がエド・シーランという史上初の快挙を達成しています。(ちなみにエド以外の曲は7位にランクインしているチェインスモーカーズ&コールドプレイの “Something Just Like This”)

2017/03/18付
今週も主要チャート2冠で6週目の1位。
カリビアン・ミュージックっぽいとも言われているこの曲、SPIN誌(アメリカの音楽雑誌)では、『バーで出会った女性と関係を持ったということをもっともらしく語っている曲』と評されています。

2017/03/11付
今週も主要チャート2冠で5週目の1位。
オーストラリアのチャートでは1位~3位を独占して話題になっているエド・シーラン、先週水曜日(2/22)に開催されたブリット賞(イギリス版グラミー)では、グライム(ハウス系クラブミュージックにラップやレゲエの要素を加えた音楽ジャンル)の新生と言われているストームジーとのサプライズ共演でこの曲をパフォーマンスしており、こちらでも大きな注目を集めています。

2017/03/04付
グラミーでのパフォーマンス効果もあり、ラジオとセールスを制して4週目の1位。
26歳の誕生日(2/17)はオーストリアでビールと揚げ物に囲まれて過ごしたというエドのこの曲、プリフックの後半はやや裏声になっており、リリック・ビデオでもこの部分はメール相手のメッセージになっていることから、女性側の立場で歌われているのだと思います。

2017/02/25付
ラジオを制して3週目の1位。
2/12(日)に開催されたグラミー賞ではこの曲をパフォーマンスしたエド・シーラン。ビルボードは『ギターがパーカッションのようにかき鳴らされていて、新曲が(早くも)改善されたのかもしれない』とコメント、全19パフォーマンス中で7位という評価になっています。(ちなみに1位はブルーノ・マーズがプリンスのトリビュートとしてパフォーマンスした “Let’s Go Crazy”)

2017/02/18付
主要3チャートでは無冠ながら返り咲きで2週目の1位。
『恋人を探すのにクラブはベストな場所じゃないから、バーが僕の行く場所なんだ』という歌い出しで始まるこの曲、これは「バーで出会った女性と恋に堕ちる」という曲全体のイメージがワンフレーズでストレートに描かれており、「掴み」としてはなかなかいい歌詞だと思います。

2017/02/11付
今週も1位とは僅差の2位。
昨日(1/30)リリースされたばかりのこの曲のビデオ、エドがボクサーに扮してロッキー風にトレーニングするという内容になっており、歌詞とミスマッチのような気もしますが、『バーが僕の行く場所なんだ』(ヴァース1)、『食べ放題が僕らの行く場所なんだ』(ヴァース2)と歌われているとおり、実際にエドは一年の休養期間をバーでビールを飲んだり食べ放題に行ったりして過ごしたそうで、その結果20キロ以上増えた体重をもとに戻すためにトレーニングした、そしてこの曲のタイトルが “Shape Of You” (あなたの身体の形=あなたの体型)ということで、こういう内容になっているようです。

2017/02/04付
1週でトップの座から陥落。
もともとリアーナ(が歌うこと)をイメージして書いたというエド・シーランのこの曲、マルーン5の “Don’t Wanna Know” と同じくマリンバ(実際はおそらくデジタル・パーカッション)のリフが印象的で、ブリッジ部分を除き終始このサウンドが鳴り響いています。

2017/01/28付
エド・シーランは4曲目のトップ10で初の1位獲得。
ビルボード史上27曲目となる初登場でのナンバーワンとなったこの曲は、バーで出会った女性と恋に堕ちるというラブソング。『君の姿に恋してる … 君のカラダに恋してるんだ』と歌われています。

 
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コメント

  1. はろ より:

    派手な曲では無いけど、じわじわくる。うわうわというところが印象的。リアーナが歌えばかなり変わりそう?

    • エドが書いたジャスティン・ビーバーの “Love Yourself” もそうですが、地味だけどジワジワきますね。
      リアーナだったらだいぶアレンジしそう…