【解説】 Invisible Touch / ジェネシス

 
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1986年の今日(7月19日)、1位を獲得した Genesis(ジェネシス)の “Invisible Touch” について解説しました。

脱退したピーター・ガブリエルからヴォーカルがフィル・コリンズに代わったことでプログレ・ロックからポップス色を強めたジェネシスの代表曲で、意外にも彼ら唯一のナンバーワン・ヒット。

マイク・ラザフォードのギターのリフとそれに合わせて歌うフィルの “She seem to have an invisible touch, yeah!” というフレーズが(ビデオの最後で彼らも言っているとおり)ファンタスティックな曲ですが、フックとそれを引き立てるプリフックのコンビネーションも良く、

でも 僕はこう思うんだ
彼女には持って生まれた才能があるって
見たものすべてを虜にしてしまうんだ
それで僕も彼女にハマってしまうのさ

彼女にはきっと見えない手があるんだ
それを伸ばして 男の心をグッと掴んでしまう
彼女にはきっと見えない手があるんだ
それを使って ゆっくりと男を惑わせるんだ

と歌われています。

ちなみに、この週の2位はジェネシスを脱退したピーター・ガブリエルの “Sledgehammer” で、翌週は1位を獲得することになるのですが、フィル・コリンズはこのことをつい最近(2014年)まで知らなかったそうで、『当時知っていたら、たぶん「おめでとう ― 脱退者」って祝電を送ったと思う』と冗談っぽく語っています。

【リンク】
当時(1986/07/19)のチャート
ジェネシスのヒット曲

InvisibleTouch

 
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