ビルボード Hot 100(2018/09/15付) トップ10解説

 
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2018/09/15付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Drake(ドレイク) – In My Feelings
主要3チャートで無冠ながら辛うじて9週目の1位。
先週、正式にビルボードのソング・オブ・ザ・サマーとなったこの曲、トップ10はまだ10週ながら記録的なストリーミング数に後押しされ、年間チャートではトップ10入りはもちろん、今後の粘り次第では上位も期待できるかもしれません。また、ドレイクはこれで今年28週目の1位で、アッシャーの年間最多週1位記録に並んでいます。
【解説・和訳】In My Feelings / ドレイク
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20(更新)


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Maroon 5(マルーン5) feat. Cardi B(カーディ・B) – Girls Like You
ラジオ、セールスの2冠ながら2位(5週目)変わらず。
YouTubeでソング・オブ・ザ・サマーとなったこの曲、9/9(日)に開催された “Red Pill Blues” ツアーのデンバー公演では、アリアナ・グランデの元カレで9/7(金)に急死したラッパーのマック・ミラーに捧げられた “Lost Stars” などに続いてアンコール曲としてパフォーマンスされています。ちなみに同ツアーの日本公演は来年の2月25日@東京ドーム。
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト20


3位右矢印 (先週3位、最高位1位)
Cardi B(カーディ・B), Bad Bunny(バッド・バニー) & J Balvin(J. バルヴィン) – I Like It
今週も変わらずトップ3をキープ。
MTV Video Music Awardsでソング・オブ・ザ・サマーを受賞しているこの曲、某音楽誌では『バッド・バニーとJ.バルヴィンの二人はカーディ・Bのエネルギーとマッチしており、曲にダイナミズム(力強さ、活力)をプラスしている』として、最もソング・オブ・ザ・サマーにふさわしい曲と評されています。
【解説・和訳】I Like It / カーディ・B, バッド・バニー & J. バルヴィン


4位右上矢印 (先週5位、最高位3位)
6ix9ine(シックスナイン) feat. Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) & Murda Beatz(マーダ・ビーツ) – FEFE
再上昇でワンランクアップ。
一定のリズムで抑揚もなく呪文を唱えるようにエロいフレーズがラップされているこの曲、いきなり『アソコが濡れて滴れている』という決してラジオ・フレンドリーではない歌詞で始まりますが、先週はラジオのチャートでもようやく初登場(49位)を果たしています。


5位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Better Now
ワンランクダウンながらトップ5はキープ。
先日(8/21)の飛行機事故(タイヤが出ないトラブル)に続き今度は車で事故に遭い “God must hate me”(神は俺が嫌いに違いない)とツイートしたポスト・マローンのこの曲、ヴァース1の「ローリン、ローリン、ローリン、ローリン」(MDMA:ドラッグをやるという意味のようです)という部分が印象的ですが、続けて「ジョナス、ジョナスのように俺のブラザーたちと」と歌われており、当のジョーとニックのジョナス・ブラザーズはこれにすぐさま反応してインスタにこの部分を聴いている動画をアップしています。


6位アップ (先週-位、最高位6位)
Eminem(エミネム) feat. Joyner Lucas(ジョイナー・ルーカス) – Lucky You
エミネムは18曲目、ジョイナー・ルーカスは初のトップ10。
今週アルバムチャート初登場1位となった “Kamikaze” のリリース効果でストリーミングを制して初登場6位。ゴーストライターを使った今のラッパーたちを非難している曲で、ヴァース2では『俺は豪邸をいくつか持っている(中略)ヤツらはゴーストライターを何人か抱えている』とラップされています。


7位右下矢印 (先週6位、最高位3位)
Juice WRLD(ジュース・ワールド) – Lucid Dreams
ワンランクダウン。
失恋のショック(およびドラッグ?)からくる幻覚と苦しみが表現されているこの曲、サンプリングされているスティングの “Shape Of My Heart” は勝てないギャンブラーの苦悩がテーマになっており、原因は違えど、自分の苦悩と重なる部分があったことがサンプリングした理由の一つなのかもしれません。


8位アップ (先週-位、最高位8位)
Eminem(エミネム) – The Ringer
エミネムは19曲目のトップ10。
タイトルは「不正を行う者」、「替え玉」のような意味。”Lucky You” 同様、今のラッパーたちを激しく非難している曲で、特に “Ice”(スラングで宝石のこと)というワードを多用しているラッパーに攻撃の矛先が向けられているようです。


9位右下矢印 (先週7位、最高位4位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
2ランクダウン。
トラヴィス・スコットと同郷のアーティストへのトリビュートが至る所に散りばめられているアルバム “Astroworld”(アストロワールド)に収録されているこの曲、ブリッジ部分では2006年にヒューストンで射殺されたラッパー、ビッグ・ホークのヴォーカルがサンプリングされています。


10位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
Tyga(タイガ) feat. Offset(オフセット) – Taste
こちらも2ランクダウン。
最高位8位ながら7週目のトップ10。これはビルボード史上29曲目、アデルの “Send My Love (To Your New Lover)” 以来の記録となっています。ちなみに、最高位8位以下でトップ10滞在週の最長記録はメーガン・トレイナー ft. ジョン・レジェンドの “Like I’m Gonna Lose You” で10週。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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