ビルボード Hot 100(2017/04/08付) トップ10解説

 
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2017/04/08付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
3週連続主要チャート3冠で9週目の1位。
プリ・フック(”Boy, let’s not talk too much” とそれに続く部分)のリズムや譜割りが、TLCの1999年のナンバーワン・ヒット、”No Scrubs” のフック(”No, I don’t want no scrubs” とそれに続く部分)と似ていると言われていたこの曲、エド・シーランは(その指摘を受けて?)先日、”No Scrubs” のソングライターで元エスケイプのキャンディ・バーラスとタメカ・コトル、それにケヴィン・ブリッグス(プロデューサーでキャンディ・バーラスの元カレ)の3人の名前を “Shape Of You” の作者として追加しています。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
変わらず最高位をキープ。
パーティ・ネクスト・ドアによるリミックス版がリリースされたものの、ブルーノ・マーズの7曲目の1位獲得をアシストするまでには至らず、1位とはかなりの大差がつけられての2位となっています。


3位右上矢印 (先週4位、最高位2位)
ZAYN(ゼイン) & Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)
再上昇でトップ3復帰。
ゼインのヴォーカルには賛否あるこの曲、某音楽誌では『歌詞は中性的(やや女性的?)だがヴォーカル・パフォーマンスはこれまでで最も素晴らしい』と評されており、曲全体としてはB+というランクになっています。
【解説・和訳】I Don’t Wanna Live Forever / ゼイン & テイラー・スウィフト
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20

4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
Migos(ミーゴス) feat. Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート) – Bad And Boujee
12週滞在したトップ3から陥落。
先週は人気司会者ジミー・ファロンのトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」に出演したミーゴス、サラリーマン・スタイルで登場し、オフィス用品による演奏だけでこの曲をパフォーマンスし、視聴者を驚かせています。
【解説・和訳】Bad And Boujee / Migos(ミーゴス)


5位右矢印 (先週5位、最高位5位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) feat. Daft Punk(ダフト・パンク) – I Feel It Coming
変わらずトップ5をキープ。
モデル・女優して活躍されている水原希子さんがビデオに出演しているこの曲、歌詞としては「恋愛を恐れている彼女の不安をセックスで解消してあげる」という内容なのですが、サンスポでは『水原は、妖艶な抱擁シーンなどで切ないバラード曲を盛り上げる。』と紹介されています。 


6位右矢印 (先週6位、最高位6位)
Kodak Black(コダック・ブラック) – Tunnel Vision
こちらも変わらずで最高位キープ。
再生回数は前週比約25%増となっているこの曲のビデオ、トランプ大統領のキャッチ・フレーズ “Make America Great Again” をもじった “Make America Hate Again” と書かれた帽子をかぶり、バツ印になっている星条旗に似たデザインのジージャンを着た白人男性が農場で働く黒人男性と格闘、黒人男性に星条旗で首を絞められていたところ、突然現れた女の子の “Stop!” という言葉で二人とも我に返るという内容ですが、格闘シーンの間には、KKK(クー・クラックス・クラン:白人至上主義者)を十字架に吊るしているシーンが差し込まれており、政治的メッセージ性の強いビデオになっています。


7位右上矢印 (先週8位、最高位5位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) & Coldplay(コールドプレイ) – Something Just Like This
ワンランクアップ。
これで47週連続トップ10に滞在しているチェインスモーカーズ、二人はずっとコールドプレイのクリス・マーチンの大ファンだったそうで、物悲しげだけれども希望にも満ちた、彼独特のヴォーカルを自分たちの曲に取り入れたかったようです。


8位アップ (先週-位、最高位8位)
Drake(ドレイク) – Passionfruit
ドレイクは19曲目のトップ10。
遠距離が原因の失恋ソングで、ジェントルなハウス・ビートが特徴的な曲。パッションフルーツはキリストの十字架上の死、苦難の象徴だそうで、果物ということもあってメロウな(芳醇な)香が漂うサウンドになっています。


9位アップ (先週-位、最高位9位)
Drake(ドレイク) feat. Quavo(クエヴォ) & Travis Scott(トラビス・スコット) – Portland
ドレイクは20曲目、クエヴォとトラビス・スコットは初のトップ10。
自分たちの成功とオリジナリティを歌った曲。ミーゴスのクエヴォがフックで『ヤツらは誰も自分たちの波に乗れない』とラップしています。


10位右下矢印 (先週9位、最高位6位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) – Paris
ワンランクダウン。
“Closer” と同じくリリックビデオを監督したのはローリー・クレイマー。彼はインスタグラムで、ビデオをノスタルジックな感じにしたのは「想い出」や「空想」を表現するためだとコメントしています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
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コメント

  1. モカジャバエイト より:

    コメント失礼します。
    私はNBAファンになって長い者ですが、
    洋楽も好きでこのサイトを度々拝見しております。
    そこで、質問ですが、Drakeがトレイルブレイザーズのファンというのはどこからの情報でしょうか?
    ご存知かと思いますが、彼はカナダ出身です。現在、彼はNBAのチームであります、カナダが本拠地のトロントラプターズの公式チーム大使であります。そして、私は彼がラプターズのホームに何度も足を運ぶ姿を中継で拝見しております。実況では、彼はラプターズのファン、と伝えられておりました。
    私の勘違いでしたら申し訳ありませんが、
    Drakeはラプターズのファンではないでしょうか?
    ちなみに主さんが使われている9位.Portlandの写真はブレイザーズvsラプターズ戦です。この会場はラプターズのホームであるエアカナダセンターです。もちろんカナダにあります。
    海外の記事を読むと、この曲に参加しているTravis ScottがPortlandのことを愛しているそうです。Travis Scottが旅行の際に、Portlandが好きになったと語っております。
    https://www.google.co.jp/amp/amp.oregonlive.com/v1/articles/20352935/drake_song_portland_more_life.amp
    長文失礼致しました。

    • コメント(ご指摘)ありがとうございます。

      ドレイクがカナダ出身であることはもちろん承知していますが、ではその彼がなぜ “Portland” という曲を書いたのか調べていたところ、「ポートランドで行われたコンサートではトレイルブレイザーズの約半数の選手が見に来ていた」、「トレイルブレイザーズの選手とは個人的に仲がよいらしい」などの情報に行き着き、何かしらトレイルブレイザーズとの関係がある可能性が高いと思いました。

      そこで、断言ではなく推測として「ファンのようで」と記載させて頂いたのですが、もともと「ちなみに」として記載していた部分で、彼がNBAのどこのチームのファンであるかということは当該記事の中ではメインではないため、削除させて頂きました。

      ちなみに、添付している写真については “that OREGON life” というサイトで、「Drake Drops New Track Called “Portland”」とタイトルが付けられた記事の中でも使用されています。