ビルボード Hot 100(2017/03/11付) トップ10解説

 
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2017/03/11付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
今週も主要チャート2冠で5週目の1位。
オーストラリアのチャートでは1位~3位を独占して話題になっているエド・シーラン、先週水曜日(2/22)に開催されたブリット賞(イギリス版グラミー)では、グライム(ハウス系クラブミュージックにラップやレゲエの要素を加えた音楽ジャンル)の新生と言われているストームジーとのサプライズ共演でこの曲をパフォーマンスしており、こちらでも大きな注目を集めています。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)


2位右上矢印 (先週3位、最高位1位)
Migos(ミーゴス) feat. Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート) – Bad And Boujee
再上昇でワンランクアップ。
日本での知名度はまだまだのミーゴスのこの曲、ビルボード・ジャパンのソング・レビューでは『独特なリズムの刻み方、吐息や叫声を交えた彼らのラップは、中毒性抜群。サウンドは(中略)トラップ・ミュージックが使われている。』と紹介されており、歌詞の内容については触れられていません。ちなみに、先週、”Beautiful Girls” のナンバーワン・ヒットで知られるショーン・キングストンと口論の末に発砲事件に発展した(発砲したのは逮捕されたキングストン側の男)ことは日本のYahooニュースでも報じられています。
【解説・和訳】Bad And Boujee / Migos(ミーゴス)


3位右下矢印 (先週3位、最高位2位)
ZAYN(ゼイン) & Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)
セールスが落ちて一歩後退。
SNSでの拡散に有利と言われているワンワード・タイトルの曲が目立つ中(昨年1位獲得10曲中5曲がワンワード)、珍しく長いタイトルが付けられているこの曲、25文字以上(スペース、アポストロフィ、カンマ含む、サブタイトルは除く)のトップ10入りした曲としてはセレーナ・ゴメスの “The Heart Wants What It Wants”(2014年、最高位6位)以来となっています。
【解説・和訳】I Don’t Wanna Live Forever / ゼイン & テイラー・スウィフト
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20


4位右上矢印 (先週7位、最高位4位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
3ランクアップで最高位更新。
ブリット賞ではインパクトのある衣装でこの曲をパフォーマンスしたブルーノ・マーズ、曲よりもそのファッションに注目が集まったようで、Twitter上では「フレッシュ・プリンス(ウィル・スミス)だ」とか「バルセロナFCのユニフォームみたい」というコメントがたくさん投稿されています。


5位右矢印 (先週5位、最高位1位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
今週もトップ5をキープ。
トップ10はこれで30週目。トップ5滞在週、デビューからの連続トップ10滞在週の二つの記録も更新して、いよいよオールタイム(TOP10滞在中の順位をスコア化したランキング)での1位が視野に入ってきています。
【解説・和訳】Closer / The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)


6位アップ (先週11位、最高位6位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) – Paris
トップ10再復帰で最高位更新。
従来のサウンドと変わり映えがしないという厳しい評価もあるこの曲、某雑誌では『”Closer” のようなのんびりしたキーボードと “Don’t Let Me Down” のようなギターのループがすぐに見つけられる』とコメントされています。


7位右上矢印 (先週8位、最高位7位)
Rihanna(リアーナ) – Love On The Brain
ワンランクアップで最高位更新。
歌い出しは高音でスウィート、次に唸(うな)るような低い声のパートに移行、そしてパワフルなベルティング(高音域を地声のまま伸びやかに歌うスタイル)にファルセット(裏声)。多才なリアーナの多彩なヴォーカルがこの曲の最大の特徴だと思います。


8位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Katy Perry(ケイティ・ペリー) feat. Skip Marley(スキップ・マーリー) – Chained To The Rhythm
一旦(?)4ランクダウン。
“Shape Of You”、”That’s What I Like” と同じくグラミー賞に次いでブリット賞でもパフォーマンスされたこの曲、リリース直後は(鎖につながれたorイヤホンをつないだ)ディスコ・ボールを#ChainedToTheRhythmのハッシュタグ付きで投稿すると世界一のフォロワー数(約9600万人)を誇るケイティがリツイートしてくれるというプロモーションが行われていましたが、そちらは残念ながら成功とは言えない結果に終わったようです。


9位右上矢印 (先週10位、最高位6位)
Big Sean(ビッグ・ショーン) – Bounce Back
再上昇でワンランクアップ。
カニエ・ウェストとジェレマイのヴォーカルも加えられているこの曲、曲名の正式表記にはありませんが、”Take No L’s”(もう失敗(損)はしない)というサブタイトルが付けられており、「(以前より)パワーアップして戻って来る」という意味のタイトルの補足になっています。


10位右下矢印 (先週6位、最高位4位)
Machine Gun Kelly(マシン・ガン・ケリー) X Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Bad Things
4ランクダウン。
ビルボード誌のインタビューで、『テイラー・スウィフトに影響されてフィフス・ハーモニーに居た頃から曲を書いていた』と語っているカミラ・カベロ、自分で書いた曲を歌えないことが脱退の一因だったようですが、この曲で彼女が歌っているパートはファーストボールの “Out Of My Head” のリメイクになっています。

トップ10圏外ではカイゴ ft. セレーナ・ゴメスの “It Ain’t Me” が93位→12位、注目されていたエド・シーランの “How Would You Feel (Paean)” は41位デビュー、同じくチェインスモーカーズとコールドプレイのコラボ曲 “Something Just Like This” は56位デビューとなっています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
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