ビルボード Hot 100(2017/03/18付) トップ10解説

 
ビッグバナー広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

2017/03/18付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
今週も主要チャート2冠で6週目の1位。
カリビアン・ミュージックっぽいとも言われているこの曲、SPIN誌(アメリカの音楽雑誌)では、『バーで出会った女性と関係を持ったということをもっともらしく語っている曲』と評されています。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Migos(ミーゴス) feat. Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート) – Bad And Boujee
ほぼストリーミングのポイントだけで2位変わらず。
タイトルに “Bad” が付く1位獲得曲としてはテイラー・スウィフトの “Bad Blood” 以来、ビルボード史上10曲目のこの曲、歌詞的には「ドラッグと機関銃」中心の内容になっており、ある意味「最もバッドな曲」と言えるかもしれません。
【解説・和訳】Bad And Boujee / Migos(ミーゴス)


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
ZAYN(ゼイン) & Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)
セールスが大きくダウンながらトップ3はキープ。
“We Are Young” のナンバーワン・ヒットで知られ、この曲のプロデューサーであり共同ソングライターでもある fun.(ファン)のギタリスト、ジャック・アントノフによると、『テイラーは僕の自宅でレコーディングしてゼインは自分のパートをL.A.から送ってきた。』そうで、『基本的に1週間で仕上げた。こんなに早くやったことは今までにない』という即席ソング。
【解説・和訳】I Don’t Wanna Live Forever / ゼイン & テイラー・スウィフト
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20

4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
チャートポイントアップも4位変わらず。
3/1にリリースされたばかりのこの曲のビデオ、ビルボード誌では『ブルーノのナチュラルな魅力で観る人を笑顔にしてくれる、リプレイボタンを押させるビデオ』と好意的に評されています。

5位アップ (先週56位、最高位5位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) & Coldplay(コールドプレイ) – Something Just Like This
チェインスモーカーズは5曲目、コールドプレイは4曲目のトップ10。
恋愛するのにスーパーヒーローになる必要はないという曲で、神話好きの(?)コールドプレイらしくアキレスとヘラクレスといった人物とともにスパイダーマン、バットマンなどのコミックヒーローの名前を挙げて、(女性目線で)彼女は『そんな人は求めていない』『ただキス(kiss)ができる誰か、だだ恋しい(miss)誰か、求めているのはただそんなこと(something just like this)』と歌われています。


6位右上矢印 (先週7位、最高位6位)
Rihanna(リアーナ) – Love On The Brain
ワンランクアップで最高位更新。
昨年8月のMTV VMAsで “Stay”、”Diamonds” に続いてメドレーで披露された時にはあまり話題にならなかったこの曲、しかしながら、エイミー・ワインハウス風と言われているリアーナのヴォーカルは評論家の間ではもともと高く評価されていたようです。


7位右下矢印 (先週6位、最高位6位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) – Paris
ワンランクダウン。
チェインスモーカーズの二人が見上げている空に浮かんだ家の窓から、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルでモデルのマーサ・ハントが飛び降り、最後はベッドに着地するという内容になっているこの曲のビデオ、再生回数は2/16のリリースから現在まで2500万回(1日平均約110万回)となっており、”Closer” 同様、リリック・ビデオ(約1億6000万回、1日平均約300万回)のほうが人気があるようです。

8位アップ (先週27位、最高位8位)
Kodak Black(コダック・ブラック) – Tunnel Vision
コダック・ブラックは初のトップ10。
性的暴行の罪で起訴され、仮釈放中(?)の19歳のラッパー、コダック・ブラックが欲しい女は手に入る(だからレイプする必要はない)とラップしている曲。”Tunnel Vision” とはトンネルを通して見るように極端に視野が狭いことですが、ここでは一つのことに集中するという意味で使われていて、曲全体としては誘惑(違法なこと)に負けず、今は自分のアーティストとしてのキャリアに集中するんだ、という内容になっています。


9位右矢印 (先週9位、最高位6位)
Big Sean(ビッグ・ショーン) – Bounce Back
9位変わらず。
フックで “Knew that ass was real when I hit, it bounce back” と歌われている部分がありますが、これは『オシリを叩いたら、その跳ね返りで本物だと分かった』という意味で、テレビドラマ「glee/グリー」でサンタナ役を演じていたショーンの元婚約者、ナヤ・リヴェラのオシリ整形疑惑と関連している歌詞だと思います。


10位右下矢印 (先週5位、最高位1位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
5ランクダウンながら史上2位タイとなる31週目のトップ10。
いまだにリリック・ビデオは1日400万回以上再生されているこの曲、カラオケで人気があることとも関係がありそうですが、このこともトップ10長期滞在の下支えになっているようです。
【解説・和訳】Closer / The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)


※チェインスモーカーズはデュオ(またはグループ)としてはビートルズ、ビージーズ以来、3組目となるトップ10に3曲をランクインさせるという快挙を達成。(全アーティストの中ではジャスティン・ビーバー以来、15組目の記録)

トップ10圏外ではジャスティン・ティンバーレイクの “Can’t Stop The Feeling!” が29位→13位、カイル feat. リル・ヤッチーの “iSpy” が20位→14位、ショーン・メンデスの “Mercy” が18位→17位、サム・ハントの “Body Like A Back Road” が22位→20位などとなっています。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. ヘイユー より:

    ワガママで申し訳ないんですが、
    Top10に3曲入りした全アーティストを教えていただけないでしょうか?
    気になったのでお願いします

    • 以下のとおりです。カッコ内は初達成の日付
      ※Elvis PresleyはTOP100時代、以降はHOT100

      1:(1956/12/15) Elvis Presley
      2:(1964/02/29) Beatles
      3:(1978/02/25) Bee Gees
      4:(2002/03/30) Ashanti
      5:(2003/05/31) 50 Cent
      6:(2004/06/05) Usher
      7:(2007/05/05) Akon
      8:(2007/11/03) T-Pain
      9:(2008/04/05) Chris Brown
      10:(2008/09/27) Lil Wayne
      11:(2012/03/03) Adele
      12:(2014/08/30) Iggy Azalea
      13:(2014/08/30) Ariana Grande
      14:(2015/12/05) Justin Bieber
      15:(2017/03/18) Chainsmokers