【解説・和訳】 With Arms Wide Open / クリード

 
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2000年の今日(11月11日)、1位を獲得した Creed(クリード)の “With Arms Wide Open” を解説・和訳しました。

父親になる喜びと感謝を歌った曲で、クラシカルなギターアルペジオと繊細さと力強さを兼ね備えたバリトン(テノールとバスの中間域)のヴォーカルが特徴的なロック・バラード。

バンドのヴォーカリストであるスコット・スタップが父親になることで生まれた希望や変化を歌ったこの曲は、過剰なまでに感傷的でやや商業的に感じてしまうという批判もある一方で、多くのリスナーに深い感動を与えてグラミーでは最優秀ロック・ソングを受賞、クリードの代表曲となっています。

スコット自身はこの曲について、『自分が成長する過程で直面したのと同じ問題を自分の子供に経験させたくないという思いからこの曲を書いた』と語っていますが、息子には厳格で敬虔なキリスト教徒の家庭の出身である自分のように信仰に疑問を持ちながら育ってほしくなかったということのようです。

ちなみに、この曲のタイトルは子供たちと家族を支援するためにスコットによって設立された「ウィズ・アームズ・ワイド・オープン財団」の名前になっており、限定版としてリリースされた曲とハードロック・カフェで発売されているTシャツの収益は同財団に寄付されています。

【和訳】
[Verse 1]
Well I just heard the news today
It seems my life is going to change
I close my eyes, begin to pray
Then tears of joy stream down my face

今日その知らせを聞いたんだ
どうやら俺の人生が変わりそうだ
目を閉じて 祈りを捧げる
そしてうれし涙が頬を伝う

[Hook1 ]
With arms wide open
Under the sunlight
Welcome to this place
I’ll show you everything
With arms wide open
With arms wide open

大きく広げた腕で
陽光の下で
この場所へようこそ
すべてを見せてあげる
大きく広げた腕で
大きく広げた腕で

[Verse 2]
Well I don’t know if I’m ready
To be the man I have to be
I’ll take a breath, I’ll take her by my side
We stand in awe, we’ve created life

自分が準備できているのかどうかは分からない
ならなければならないその男に
深呼吸をして 彼女を傍らに連れて行く
俺たちは畏れ多く立っていて 生命を創り出した

[Hook 2]
With arms wide open
Under the sunlight
Welcome to this place
I’ll show you everything
With arms wide open
Now everything has changed
I’ll show you love
I’ll show you everything
With arms wide open, wide open

大きく広げた腕で
陽光の下で
この場所へようこそ
すべてを見せてあげる
大きく広げた腕で
今 すべてが変わった
愛を見せてあげる
すべてを見せてあげる
大きく広げた腕で 大きく広げた

[Bridge]
If I had just one wish
Only one demand
I hope he’s not like me
I hope he understands

俺がたったひとつ願えるのなら
たったひとつ要求できるなら
彼が俺みたいでないことを願う
彼が理解してくれることを願う

That he can take this life
And hold it by the hand
And he can greet the world
With arms wide open

彼がこの命を受け入れ
手をとって大切にすることができるように
そして彼が世界に挨拶できるように
大きく広げた腕で

[Hook 2]

【リンク】
当時(2000/11/11)のチャート

クリードの全ヒット曲

 
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