1977年の今日(12月24日)、1位を獲得した Bee Gees(ビー・ジーズ)の “How Deep Is Your Love”(邦題:愛はきらめきの中に) について解説しました。
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の挿入歌で、シンプルながら含蓄のある歌詞と電子ピアノのサウンドが特徴的なポップ・バラード。
シングル6曲連続No.1というビー・ジーズ快進撃の始まりを告げるこの曲は、彼らが書いた “If I Can’t Have You”(同じく映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の挿入歌、最高位1位)同様、もともとイヴォンヌ・エリマンがレコーディングする予定だったそうです。
結局、自分たちで歌うことになったわけですが、その経緯についてバリー・ギブは、『マネージャーに「自分たちでやるべきだ。誰にも渡すべきじゃない」と勧められた』と語っています。
朝日に映える君の瞳
降りしきる雨の中 僕に触れる君を感じる
君が離れていくその瞬間
僕の腕の中で君をもう一度感じたい
夏のそよ風に乗って
また僕のもとに戻ってくる
暖かい愛で僕を包んで
そして優しく去って行く
僕に愛を示して欲しいんだ
君の愛がどれだけ深いものなのか
君の愛がどれだけ深いものなのか
どうしても知りたいんだ
だって僕らはバカな世界に住んでいて
自分で勝手に落ち込むから
そのバカな世界が
僕らを放っておいてくれるなら
僕たちは君と僕のものなのに
と、お得意のファルセット(裏声)を交えて歌う3兄弟(バリー、双子のロビンとモーリス)の息の合ったハーモニーがとても印象的で、ビルボードでは17週連続トップ10滞在という当時の新記録を樹立、そしてグラミーでは最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ)に輝いています。
ちなみに、1996年にはイギリスのボーイズ・バンド、テイク・ザットがカヴァー、全英で3週1位を獲得しています。
コメント
はじめまして、もっちーと申します。
60~70年代の洋楽を聴くのが好きな30歳の男性です。
How Deep Is Your Loveいい曲ですよね。僕も大好きです。
シングル6曲連続No.1という記録は凄いですね。
私が小6の時モノマネコンビ・ビジーフォーのグッチ裕三が真面目な歌番組にソロで歌手として出演していた時期がありまして、この曲はその番組の中でグッチ裕三がよく歌っていた曲で、彼がきっかけで私はHow Deep Is Your Loveが好きになりました。よく「グッチ裕三=NHKの子供番組に出てるオジサン」とか「グッチ裕三=モノマネ芸人」というイメージをお持ちの方が多いですが、歌手として真面目な歌番組に出演されていた時期も結構長いです。
ビージーズファンクラブのオフ会に出たのが12年前でした。
バリーの活動停止宣言もありこの会をもってファンクラブは解散。
翌年ロビンがソロ来日。旧ファンクラブが教えてくれました。
バリーのニューアルバムが出たそうですね。
12年前まではファンクラブがあったんですね。
バリーのニューアルバム “In The Now” は試聴だけしてみました。
声はまだまだ健在でしたよ。
この後の1位もビー・ジーズとアンディ・ギブが交互に1位になったりしてますね。
この時のビー・ジーズとアンディ・ギブはかなりすごいと思います。
マイケルとジャネットに匹敵する兄弟だと思います。
アンディ・ギブって兄弟なんですね。
知りませんでした・・・w
上の3人と年齢はだいぶ離れていますが、声はそっくりでしたね。
30歳の若さで亡くなったのが残念です。
この時期にトップ10 17週連続滞在はすごいですね。
この曲はStayin’ Aliveと同じくBee Geesを代表する曲ですよね。
日本でも有名でいい曲だと思います。
ビー・ジーズに加入できなかった末弟のアンディ・ギブが “I Just Want To Be Your Everything” で5ヶ月前に作ったばかりの新記録(16週)を破って17週連続滞在というのも因縁めいてます。