【解説】Father Figure / ジョージ・マイケル

 
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1988年の今日(2月27日)、1位を獲得した George Michael(ジョージ・マイケル) の “Father Figure” について解説しました。

フュージョン・ジャズっぽい幻想的なサウンドとジョージの甘ったるいヴォーカルが特徴的なポップ・バラード。

タイトルの “Father Figure” とは「父親代わり」という意味ですが、認知するとか里親になるということではなく、結婚してたかもしれない男女の別れの曲だと思います。

サビでは、

僕が君の父親代わりになろう
君の小さな手を僕に預けてくれ
僕が君の先生になるよ
君が思い描く すべてのものに
僕が君の父親代わりになろう
僕は過ちを繰り返してきた
僕は君をずっと愛するよ
最後の最後まで

と歌われていますが、結婚もできないし友達にも戻れない、ならば「僕は君の心の中で理想化される父親的存在になろう」という思いが込められているような気がします。

ゲイであることを自覚してきたジョージが自分自身と向き合い、彼女との別れを決意したことがこの曲の背景になっているのかもしれません。
(※私の勝手な深読みです)

【リンク】
当時(1988/02/27)のチャート
ジョージ・マイケルのヒット曲

 
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