ビルボード Hot 100(2020/08/22付) トップ10解説

 
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2020/08/22付 ビルボード Hot 100 トップ10解説

1位アップ (先週-位、最高位1位)
Cardi B(カーディ・B) feat. Megan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン) – WAP
カーディ・Bは4曲目、ミーガン・ジー・スタリオンは2曲目の1位。
セールスとストリーミングを制し、ビルボード史上最高レベル(セールスは直近1年で最高、ストリーミングはリリース初週としては過去最高)のポイントを獲得して今年7曲目となる初登場1位。タイトルは “Wet Ass Pussy”(濡れたオシリとアソコ)の略で、二人のラップ・クイーンが競い合うように繰り広げるエロ・ラップ。「わいせつ物」として規制されたツー・ライブ・クルー(フロー・ライダーも参加していた下ネタばかりをラップするという独特のスタイルで活動していたグループ)も顔負けのエロい歌詞になっています。


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
DaBaby(ダベイビー) feat. Roddy Ricch(ロディ・リッチ) – ROCKSTAR
今週も2位変わらず。
先週は1位と今年一番の僅差で2位、そして今週は1位と今年一番の大差で2位となったこの曲、”WAP” は来週も1位安泰だと思われ、2度目の1位返り咲きは厳しそうですが、勢いは落ちていません。
【解説・和訳】 ROCKSTAR / ダベイビー ft. ロディ・リッチ


3位右上矢印 (先週4位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Blinding Lights
ワンランクアップでトップ3復帰。
ラジオではグー・グー・ドールズの “Iris” を抜いて1990年に発足した同チャートの新記録となる19週1位。トップ5はこれでビルボード史上12曲目(8位タイ)の23週、そしてHot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではエド・シーラン duet with ビヨンセの “Perfect”(2017年、最高位1位)など7曲を抜いて24位→17位に上昇、トップ20入りしています。
【解説・和訳】 Blinding Lights / ザ・ウィークエンド
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – ヒット曲ベスト20
マックス・マーティン – 1位獲得曲ベスト20+α


4位右下矢印 (先週3位、最高位2位)
Jack Harlow(ジャック・ハーロウ) feat. DaBaby(ダベイビー), Tory Lanez(トリー・レーンズ) & Lil Wayne(リル・ウェイン) – WHATS POPPIN
ワンランクダウンでトップ3から陥落。
恋人のミーガン・ジー・スタリオンとの問題を抱えているトリー・レーンズと、ジェイ・Zの “99 Problems”(2004年、最高位30位)の歌詞を引用して『俺は99の問題を抱えているが、女問題はねえ』とラップしているリル・ウェインがフィーチャーされているこの曲、そのリル・ウェインのヒット曲ランキングでは(デスティニーズ・チャイルドにフィーチャーされている)”Soldier”(2005年、最高位3位)を抜いて4位に上昇しています。
Lil Wayne(リル・ウェイン) – ヒット曲ベスト20(更新)


5位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Harry Styles(ハリー・スタイルズ) – Watermelon Sugar
4ランクダウンで1位陥落。
抱き合わせ販売(CDやレコードの物理媒体とダウンロードのセット販売)によるセールスの集計方法が変更される直前、かつ「すいかの日」にあわせたプロモーションが見事にはまり1週ながら見事に1位を奪取したこの曲、2つの技あり(合わせて一本)で技能賞のナンバーワン・ソングと言えるかもしれません。

6位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
SAINt JHN(セント・ジョン) – Roses(Imanbek Remix)
ワンランクダウンで3度目のトップ5陥落。
“Black Lives Matter” ムーブメントに賛同して制作予算の12万5千ドルを寄付したためビデオは無しと言われていたこの曲、先月(7/20)突然、フューチャーがフィーチャーされたリミックス版のビデオが公開されましたが、人気の “Imanbek Remix” ではなかったため期待外れのサプライズだったと言われているようです。


7位右矢印 (先週7位、最高位7位)
Jawsh(ジョシュ685) × Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ) – Savage Love (Laxed – Siren Beat)
7位変わらず。
イギリスでは1位を獲得しているものの、こちらのチャートでの1位獲得はかなり厳しいと思われるこの曲、ジェイソン・デルーロのヒット曲ランキングでは “Ridin’ Solo”(2010年、最高位9位)を抜いて6位に上昇しています。
Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ) – ヒット曲ベスト10(更新)

8位アップ (先週-位、最高位8位)
Juice WRLD(ジュース・ワールド) & The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Smile
ジュース・ワールドは9曲目、ザ・ウィークエンドは11曲目のトップ10。
先月リリースされたアルバム “Legends Never Die” に急遽追加&ビデオも公開されて初登場。ジュース・ワールドが自分の内部に潜むデーモンと闘うために、彼女の「笑顔」が必要という曲。


9位右矢印 (先週9位、最高位9位)
Chris Brown(クリス・ブラウン) & Young Thug(ヤング・サグ) – Go Crazy
9位変わらず。
タイトルに “Go Crazy” が付く曲としては、ポール・デイビスの “I Go Crazy”(1978年、最高位7位)、プリンスの “Let’s Go Crazy”(1984年、最高位1位)に次いで3曲目のトップ10ヒットとなったこの曲、クリス・ブラウンのヒット曲ランキングでは “Loyal”(2014年、最高位9位)を抜いて11位に上昇しています。
Chris Brown(クリス・ブラウン) – ヒット曲ベスト20(更新)

10位アップ (先週11位、最高位10位)
Lewis Capaldi(ルイス・キャパルディ) – Before You Go
ルイス・キャパルディは2曲目のトップ10。
イギリスでは1位を獲得している、身近な人の自殺がテーマになっている重たい曲。『時間が癒やしてくれるっていうけど、これは無理。君が逝ってしまう前に僕が言ってあげられることは何かあったかな』と歌われています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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