ビルボード Hot 100(2019/11/16付) トップ10解説

 
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2019/11/16付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
Lewis Capaldi(ルイス・キャパルディ) – Someone You Loved
今週もラジオを制して1位復帰。
この曲が全米でも1位を獲得したことについて、『僕たちは決してビッグな曲を書こうとした訳じゃない。ただ曲を書いて、ありがたいことに、それをみんなが気に入ってくれただけなんだ』とコメントしたルイス・キャパルディ。一方で、『プロレスラーになった気分。星条旗を振りながらリングを歩き回って “U.S.A、U.S.A” と叫びたい』とも語っており、喜びを爆発させています。


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Circles
ワンランクアップで最高位更新。
トップ10滞在はこれで10週目。まだ1位獲得の可能性は十分にあるこの曲、つい先日ワン・ダイレクションのナイル・ホーランがフォスター・ザ・ピープルの “Pumped Up Kicks”(2011年、最高位3位)とのマッシュアップでカヴァーしたことでも注目を集めています。


3位右上矢印 (先週4位、最高位1位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) & Camila Cabello(カミラ・カベロ) – Señorita
こちらもワンランクアップでトップ3復帰。
トップ3はビルボード史上23曲目(15位タイ)の16週、トップ5は同21曲目(15位タイ)の20週となったこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではホイットニー・ヒューストンの “I Will Always Love You”(1992年、最高位1位)と並び59位→45位に上昇しています。
【解説・和訳】 Senorita / ショーン・メンデス&カミラ・カベロ


4位右上矢印 (先週5位、最高位1位)
Lizzo(リゾ) – Truth Hurts
同じくワンランクアップ。
年間チャートでトップ10入りは当確(最高で8位くらいまで?)だと思われるこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではTLCの “Creep”(1995年、最高位1位)など4曲と並んで97位→72位に上昇しています。
【解説・和訳】 Truth Hurts / Lizzo(リゾ)


5位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Selena Gomez(セレーナ・ゴメス) – Lose You To Love Me
1週でトップの座から陥落。
ラジオでは伸び率1位(43%アップ)で41位→26位に急上昇したもののセールスとストリーミングは激減して大きく後退。しかしながら、今月24日に開催されるAmerican Music Awardsでパフォーマンスされることが決まっており、そこでまた息を吹き返すかもしれません。


6位右矢印 (先週6位、最高位6位)
Lizzo(リゾ) – Good As Hell
6位変わらず。
アリアナ・グランデをフィーチャーしたリミックス版のリリース効果で先週急上昇したこの曲、そのリミックス版が占めるチャートポイントの割合は今週もまだ半分以下となっているため、アリアナの名前はクレジットされていません。


7位右上矢印 (先週8位、最高位5位)
Chris Brown(クリス・ブラウン) feat. Drake(ドレイク) – No Guidance
ワンランクアップ。
トップ10滞在はついに20週に到達。これはトップ3入りしていない曲としてはビルボード史上4曲目でアリシア・キーズの “If Ain’t Got You”(2004年、最高位4位)と並び3位タイの記録となっています。
Chris Brown(クリス・ブラウン) – ヒット曲ベスト20
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20


8位右上矢印 (先週9位、最高位5位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) – Panini
こちらもワンランクアップ。
ダベイビーをフィーチャーしたリミックス版はイマイチながら、オリジナル版は今年のベストという評価もあるこの曲のビデオ、再生回数は1億5,000万回を超えましたが週間の増加数は減少傾向となっています。

9位アップ (先週11位、最高位9位)
Maroon 5(マルーン5) – Memories
マルーン5は15曲目のトップ10。
今は亡きマネージャーだったジョーダン・フェルドスタインとの想い出を振り返っている曲。バンドのフロントマンでリード・ヴォーカルのアダム・レヴィーンはこの曲について『喪失を経験した人たちのための曲。言い換えると、すべての人たちのための曲』と語っています。
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト20(更新)


10位アップ (先週12位、最高位4位)
Dan + Shay(ダン+シェイ) & Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – 10,000 Hours
また1週でトップ10復帰。
トップ10に2回以上復帰したのは今年7曲目(通算48曲目)。カントリーのチャートでは5週1位を続けているこの曲、「どんな職業でも一人前になるためには10,000時間かかる」と書かれた本からヒントを得た曲だそうです。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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