1991年の今日(7月27日)、1位を獲得した Bryan Adams(ブライアン・アダムス)の “(Everything I Do) I Do It For YOu” について解説しました。
ケヴィン・コスナー主演映画「ロビン・フッド」の主題歌で、「君のためならなんでもやる」と歌われているソフト・ロック。
7週連続1位を獲得してこの年の年間1位となったこの曲は、中世イングランドの伝説的英雄ロビン・フッドを描いた映画の主題歌用にオーダーメイドされたものですが(ソングライターはブライアン自身、マイケル・ケイメン、マット・ランジ)、そのイングランド(UKチャート)では史上最長となる16週連続1位を記録、カナダ人のブライアン・アダムスがまさに伝説的英雄になっています。
フックでは、
やる価値はないなんて言わないでくれ
命をかけるほどのことじゃないなんて言わせない
本当なんだ
僕がやることはすべて 君のためなんだ
と歌われていますが、その後も “All For Love”(映画「三銃士」の主題歌)、”Have You Ever Really Loved A Woman?”(映画「ドンファン」の主題歌)で1位を獲得したこともあり、「ブライアンがやることはすべて映画会社のためなんだ」という声も聞こえてきそうです。(実際に映画の主題歌を連発し、バラードばかりになったブライアンに昔からのファンはやや失望したようです。)
コメント
UKで連続1位としては歴代最長の16週間連続1位取っているこの曲ですが、この記録も危ないですね。ドレイクに抜かれそうです。ただこのような素晴らしい曲と比較されるとちょっと…
この曲のUKでの連続1位記録はまた深い眠りに入りそうですね。ドレイクの “One Dance” は15週連続で止まったので。