ビルボード Hot 100(2019/06/08付) トップ10解説

 
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2019/06/08付 ビルボード Hot 100 トップ10解説


1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Lil Nas X(リル・ナズ・X) feat. Billy Ray Cyrus(ビリー・レイ・サイラス) – Old Town Road
今週もセールスとストリーミングを制して9週目の1位。
リル・ナズ・Xが西部開拓時代から現代へタイムスリップするという内容で(”Lean On” と “Cold Water” の2曲のトップ10ヒットを持つ)メジャー・レイザーのディプロなど有名アーティストやコメディアンもカメオ出演しているこの曲のビデオ、再生回数は早くも1億回を超えており、ストリーミングのポイントを押し上げています。(今週のストリーミング数は歴代5位)


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ) – bad guy
1位とはほぼトリプルスコアの大差ながらワンランクアップで3週連続最高位更新。
重低音のシンセベース&キック・ドラムのサウンドとビリー・アイリッシュのローキーなヴォーカルが妙にマッチしているこの曲、MTVとグラミーで最優秀ビデオを受賞したケンドリック・ラマーの “HUMBLE.” やカミラ・カベロの “Havana”、そして最近ではテイラー・スウィフト ft. ブレンドン・ユーリーの “ME!” も手がけているデーブ・メイヤーズが監督を務めているビデオも好調で、今週も2,000万回以上再生されています。(週間再生回数ランキングでは “Old Town Road” に次いで2位)


3位右上矢印 (先週5位、最高位3位)
Khalid(カリード) – Talk
2ランクアップでトップ3入り。
特にこれと言った要因は見当たらないものの先週から急上昇しているこの曲、ヴァース2では『今、向かってる。遅れないって誓う。5時までには着くよ』と歌われていますが、これは2018年に最高位57位を記録した “OTW”(On The Wayの略)のコールバック(自身の過去の曲のタイトルや歌詞を引用する手法)だそうです。

4位右下矢印 (先週2位、最高位2位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) & Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – I Don’t Care
2ランクダウンでトップ3から陥落。
日本(とロサンゼルス)で撮影されたというこの曲のビデオ、トレイラー(予告用ビデオ)にはパンダの着ぐるみを被って大阪の街に繰り出した様子が収められています。
Ed Sheeran(エド・シーラン) – ヒット曲ベスト10
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


5位右下矢印 (先週4位、最高位1位)
Jonas Brothers(ジョナス・ブラザーズ) – Sucker
今週もラジオは制したもののワンランクダウン。
一時は1位獲得曲のトップ10滞在最短記録(ファンタジアの “I Believe” とテイラー・ヒックスの “Do I Make You Proud” の2週)に並ぶかもという懸念もあったこの曲、これでトップ10滞在は13週となり、初登場1位を獲得した曲の平均トップ10滞在週に達しています。


6位右上矢印 (先週7位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) & Swae Lee(スワエ・リー) – Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)
ワンランクアップ。
トップ10滞在はこれでビルボード史上15曲目の26週となったこの曲、Hot 100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではトラヴィス・スコットの “SICKO MODE”(2018年、最高位1位)と並び25位→20位に上昇しています。


7位右下矢印 (先週6位、最高位2位)
Post Malone(ポスト・マローン) – Wow.
今週もワンランクダウン。
トップ10滞在はついに20週に到達。これは1位を獲得していない曲としてはイマジン・ドラゴンズの “Radioactive”(2013年、最高位3位)、ホジアーの “Take Me To Church”(2014年、最高位2位)など6曲と並ぶ記録となっています。


8位右矢印 (先週8位、最高位7位)
Sam Smith(サム・スミス) & Normani(ノーマニ) – Dancing With A Stranger
8位変わらず。
香水ボトルがジャケ写になっているこの曲、サム・スミスとノーマニのヴォーカル・ブレンディングが歌詞ともマッチして、メランコリーな(もの悲しい)香り(雰囲気)が漂う作品に仕上がっていると思います。

9位アップ (先週14位、最高位9位)
DaBaby(ダベイビー) – Suge
ダベイビーは初のトップ10。
ヒップホップ・レーベル「デス・ロウ・レコード」の設立者でCEO、トゥパックとノトーリアスB.I.G.の殺害事件への関与疑惑、銃撃に遭って重体となるも生還、ひき逃げ死亡事故を起こし殺人容疑で逮捕、など様々な経歴を持つシュグ・ナイトを自分に例えてラップしている曲。


10位右矢印 (先週10位、最高位10位)
Ava Max(エイバ・マックス) – Sweet But Psycho
変わらずトップ10をキープ。
ワーナー・ミュージック・ジャパンのホームページでは「世界中でセンセーションを巻き起こしている新鋭アーティスト」と紹介されているエイバ・マックス。彼女はこの曲について『基本的に自分のすべての側面を見せることを恐れない女の子と、そのすべての側面を愛する男についての曲』と語っています。

トップ10圏外ではヤング・サグ ft. J.コール&トラヴィス・スコットの “The London” が初登場12位、モーガン・ウォレンの “Whiskey Glasses” が26位→17位、ブレイク・シェルトンの “God’s Country” が24位→20位などとなっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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