ビルボード Hot 100(2018/11/24付) トップ10解説

 
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2018/11/24付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) – Thank U, Next
セールス、ストリーミングの2冠で2週目の1位。
「自分の意思を持ったアーティストでガッツがあり、素晴らしい曲を作る。若い女性のお手本」という理由でビルボードのウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたアリアナ・グランデのこの曲、失恋ソングは失恋ソングでもテイラー・スウィフトやアデルのそれとは対照的で、ディスることもなければ怨念もこもっておらず(ただ、この方が商業的でウケはいいかも?)、過去の恋人を実名で歌い感謝を伝えるというアリアナの人間性と寛大な心が垣間見える曲になっています。


2位右上矢印 (先週3位、最高位2位)
Travis Scott(トラヴィス・スコット) – SICKO MODE
値下げ効果による再上昇で最高位復帰。
ジャンバ・ジュース(フルーツと野菜をミックスしたスムージー)が大好きで、人気司会者ジミー・ファロンのTV番組「ザ・トゥナイト・ショー」で「ジャンバ・ジュース・チャレンジ」と題したフレーバー当てで全問正解したトラヴィス・スコット。この曲では『チェース・B(プロデューサー)がこのポップをジャンバ・ジュースのようにミックスしてくれた』とラップしています。
【解説・和訳】 SICKO MODE / トラヴィス・スコット


3位右上矢印 (先週4位、最高位3位)
Marshmello(マシュメロ) feat. Bastille(バスティル) – Happier
こちらはラジオを制して最高位復帰。
他の(意外な)アーティストとのコラボ、そして他のジャンルとの融合がヒットの条件のようになっている最近のEDM。この曲では前者のコラボはクリア、後者の融合には当てはまらないものの、「幸福感」と「もの悲しさ」が同居している曲に仕上げられています。


4位右上矢印 (先週6位、最高位4位)
Halsey(ホールジー) – Without Me
2ランクアップでこちらも最高位更新。
12月2日に放映される(11/8に開催済み)ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーにゲスト出演したホールジー。ザ・ウィークエンドの恋人、ベラ・ハディッドと手をつないでこの曲を披露しています。


5位右下矢印 (先週2位、最高位1位)
Maroon 5(マルーン5) feat. Cardi B(カーディ・B) – Girls Like You
3ランクダウン。
ラジオで16週続いた1位(マライア・キャリーの “We Belong Together”、ノー・ダウトの “Don’t Speak” と並び、グー・グー・ドールズの “Iris” に次いで2位タイの記録)からもついに陥落したこの曲、トップ10滞在はビルボード史上25曲目の24週、そしてHOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではポスト・マローン ft. 21サヴェージの “rockstar” と並び12位→9位に上昇、トップ10入りしています。
【解説・和訳】 Girls Like You / マルーン5 feat. カーディ・B
Maroon 5(マルーン5) – ヒット曲ベスト20


6位右下矢印 (先週5位、最高位2位)
Juice WRLD(ジュース・ワールド) – Lucid Dreams
ワンランクダウンでトップ5から陥落。
サンプリングしているスティングの “Shape Of My Heart” について、原曲は知らず、ナズの “The Message” という曲に使われていることでその存在を知ったというジュース・ワールド、来日の際のインタビューで『スティングの曲だと知った後に曲作りの意欲が湧いてきて書き上げた』と語っています。一発ヒットランキングでは、ホジアーの “Take Me To Church”(2014年、最高位2位)など3曲を抜いて5位となっています。


7位右上矢印 (先週9位、最高位7位)
Sheck Wes(シェック・ウェス) – Mo Bamba
2ランクアップで最高位更新。
不気味な感じのビートに音を外したヴォーカルを乗せたこの曲、ヒットの理由がわからないという人も多そうですが、プロデューサーも『録音中にパソコンがフリーズした』とジョークっぽく語っています。

8位アップ (先週12位、最高位8位)
Panic! At The Disco(パニック・アット・ザ・ディスコ) – High Hopes
パニック・アット・ザ・ディスコは2曲目のトップ10。
「常に志は高く持て、失敗を恐れて適当なところで満足するな」という曲。ビデオではビルを上っているシーンが印象的ですが、CGは使われておらず、ハーネスを着けて最初の25mを上ったところまでは実写、あとは合成したものだそうです。


9位右下矢印 (先週8位、最高位2位)
Kodak Black(コダック・ブラック) feat. Travis Scott(トラヴィス・スコット) & Offset(オフセット) – ZEZE
ワンランクダウン。
“SICKO MODE” ではクレジットされていないドレイクに主役を奪われているトラヴィス・スコットがフックを担当しているこの曲、そのフックでは『アイス(宝石)ウォーターがアトランティック(大西洋)に変わる』とイマイチ意味不明ですが、レコード・レーベル名(アトランティック)と絡めてラップされています。


10位右矢印 (先週10位、最高位4位)
Lil Baby(リル・ベイビー) & Gunna(ガンナ) – Drip Too Hard
変わらずで今週もトップ10をキープ。
“2018 BET Hip Hop Awards” でのパフォーマンスがブレイクの一因となったこの曲、その後は目立ったプロモーション活動もなく尻すぼみで、来週のトップ10キープは難しいかもしれません。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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