ビルボード Hot 100(2018/01/27付) トップ10解説

 
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2018/01/27付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
Camila Cabello(カミラ・カベロ) feat. Young Thug(ヤング・サグ) – Havana
カミラ・カベロ、ヤング・サグともに初のNo.1。
カミラのデビュー・アルバム “Camila”(アルバム・チャートで初登場1位)のリリース効果でストリーミングが5位→1位(34%増)、セールスではこのタイミングで値下げして4位→2位(57%増)、ラジオでも2位をキープ(5%減)しての1位獲得。彼女はこのアルバムについて、『フィフス・ハーモニーを離れたとき人間関係に打ちのめされていたので悲しい曲ばかりになると思っていた。でも1年経って幸せと思えるようになり、いいバランスになった』と語っています。
【解説・和訳】Havana / カミラ・カベロ feat. ヤング・サグ


7週(非連続)2位の後の1位獲得は、8週2位の後に1位を獲得したアウトキャストの “The Way You Move”、ジャスティン・ビーバーの “Sorry” に次ぐ記録。
また、Hot 100ランクイン後23週目での1位獲得は女性ソロアーティストとしては最長タイで、シーアが “Cheap Thrills” で1位を獲得して以来のスロー記録。
さらに、シングルとアルバムの同時1位獲得はソロリストとしてはビヨンセ以来(シングルが “Crazy In Love”、アルバムが “Dangerously in Love”)、約15年ぶりとなっています。




2位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Perfect
今週もセールスとラジオを制したものの僅差で7週目の1位ならず。
1/20(土)に幼なじみの恋人チェリー・シーボーンさんとの婚約を発表したエド・シーラン、この曲はそのチェリーさんのために書かれた曲で『僕らが恋に落ちたとき、まだ子供だったからそれが恋だということもわからなかった』と歌われています。


3位右上矢印 (先週4位、最高位1位)
Post Malone(ポスト・マローン) feat. 21 Savage(21サヴェージ) – rockstar
ワンランクアップでトップ3復帰。
頭20秒でハートを掴むすべを知っているストリーミング世代の申し子と呼ばれている21サヴェージがフィーチャーされているこの曲、HOT100(10位以内)の順位をもとにスコア化したオールタイム・チャートではロビン・シック feat. T.I. & ファレルの “Blurred Lines” と並び35位に上昇しています。
【解説・和訳】Rockstar / ポスト・マローン ft. 21サヴェージ


4位右下矢印 (先週3位、最高位3位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) & Cardi B(カーディ・B) – Finesse
ワンランクダウンで1週でトップ3から陥落。
ストリーミングが15%減で1位→4位、セールスは55%減で2位→4位となったもののラジオは63%増で14位→10位。90年代の人気コメディTV番組「イン・リビング・カラー」のオマージュになっているというビデオも好調で再生回数は早くも1億回を突破しています。


5位右上矢印 (先週7位、最高位5位)
Halsey(ホールジー) – Bad At Love
2ランクアップでトップ5入り。
性差別や性的暴行の実態とそれに伴い被害者たちが世界中で声を上げ始めた「#MeToo」や「Time’s Up運動」などが大きな原動力となり、昨年に続いて開催された平和的デモ「ウィメンズ・マーチ」の集会に参加したホールジー、恋愛下手がテーマになっているこの曲との関連を示唆するかのように、自身の性的暴行の体験をスピーチしています。


6位右矢印 (先週6位、最高位4位)
Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ) – Thunder
6位変わらず。
来日公演では作り込んだ映像をバックに力強い演奏でパフォーマンスされたこの曲、これで最高位4位以下の曲としてはDJキャレド feat. ジャスティン・ビーバーの “Let Me Love You”(2016年、最高位4位、トップ10滞在17週)以来、ビルボード史上18曲目となる16週目のトップ10となっています。


7位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
G-Eazy(ジー・イージー) feat. A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー) & Cardi B(カーディ・B) – No Limit
2ランクダウン。
アパレルメーカーH&Mと契約していたジー・イージー、この曲では『オレと一緒にカネを稼ごうぜ』とラップしていますが、黒人の男の子のモデルに「ジャングルで一番カッコいいサル」という文字が入った服を着せた同社の広告が問題となり、H&Mとのパートナーシップを解消しています。

8位アップ (先週11位、最高位8位)
Dua Lipa(デュア・リパ) – New Rules
デュア・リパは初のトップ10。
酷い男と別れるために必要なことを歌っている曲。電話には出ちゃダメ(酔っぱらって寂しいだけだから)、家に入れちゃダメ(また追い出すのは目に見えているから)と歌われています。


9位右下矢印 (先週8位、最高位4位)
Sam Smith(サム・スミス) – Too Good at Goodbyes
今週もワンランクダウン。
今週6位の “Thunder” 同様、最高位4位ながら16週目のトップ10。ちなみに、トップ3に入れなかった曲のトップ10最長滞在記録はニッキー・ミナージュの “Starships”(2012年、最高位5位)とアヴィーチーの “Wake Me Up!”(2013年、最高位4位)の21週。


10位右矢印 (先週10位、最高位6位)
Migos(ミーゴス), Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) & Cardi B(カーディ・B) – MotorSport
今週も変わらずトップ10をキープ。
カーディ・Bはこれでトップ10に3曲ランクインが4週目となり、女性アーティストとしての同記録を更新。ちなみにトップ10に3曲以上をランクインさせた週数の最長はフィフティ・セントの15週。また、2曲以上ランクインの記録もフィフティ・セントで55週。

トップ10圏外ではシックスナインの “Gummo” が19位→13位、NFの “Let You Down” が15位→14位、ビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ラインの “Meant to Be” が18位→17位、そしてテイラー・スウィフト feat. エド・シーラン&フューチャーの “End Game” が36位→18位などとなっています。

以上、最新のトップ10紹介でした。

 
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